大いなる自己(Self)と個人的な自己(self)が出会う場所、それは「今」
絶対性と相対性の統合
世界(客体)=自分(主体)
ということに気づいている自己(大文字のSelf)を、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)では「夢を見ている者」という言い方をします。
※その自己(Self)こそが私たちが思い出すべき真のアイデンティティーです。
一方、通常の私たちは「夢の主人公」(個の自分/小文字のself)と同一化してしまって、自分が誰なのか?をすっかり忘れている状態になっています。
でも、コースの学びと実践をしていくならば、「夢を見ている者」の自己(Self)を自覚するようになっていきます。
そして、やがてコース学習者は「自と他の共通の利害」を生きるようになります。
というのも、「夢を見ている者」の自己(Self)から見るならば、すべてが自分であり、すべては自分とは別々に離れていないと見えているからです。
要は、それが、「神の教師」の生き方、在り方です。
selfの自分は、時空間の夢の主人公です。
一方、
Selfの自分は、時空の外側からこの世界の夢を夢見ている者です。
つまり、神の教師たちの学びは、self と Self との間を行ったり来たりしながら、コースの赦しの実践を通して、毎回毎回、Selfの自己を自覚していく訓練となっていきます。
そして、その学びと実践はさらにその先へと進んでいくことになります。
それは、
「Self」と「self」との統合がはじまることを意味します。
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