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ケネス・ワプニック博士の語録

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『A Course in Miracles』をもっとも理解していたその第一人者であるケネス・ワプニック博士の言葉を引用したnoteコラム
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#実相世界

「与えることは受け取ること」「教えることは学ぶこと」を体現していく

「与えることは受け取ること」「教えることは学ぶこと」を体現していく

偉大なる神の教師は偉大なる生徒になっていくワプニック博士は私たちにこう注意を促しています。

「実相世界にいるフリをしないように」と。

ようするに、目覚めたフリ、悟ったフリをしないように、ということです。

というのも、私たちは、つい、そういうことをしてしまうからです。

霊性(スピリチュアリティ)すらも私たちは自我の隠れ蓑にするということです。

もしそうしてしまうならば、もはや、それ以上学ぶ

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ワンネス体験や愛の体験について

ワンネス体験や愛の体験について


ここでは訓練や修得すべきことがあるワンネス体験や見性体験といった一瞥体験のことを、コースでは「啓示」というふうに呼んでいます。

あくまでも、それは一時的な経験であり、コースの学びのゴールとするものではないということは知っておくべきです。

そういった体験は疑念と恐れの一時的な停止の体験であって、疑念や恐れが消滅したわけではないということです。

ですから、たとえ一時的には神の愛や、神の平安に触

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霊的体験にまつわる自惚れや驕りなどに警戒しましょう

霊的体験にまつわる自惚れや驕りなどに警戒しましょう


スピリチュアルな探究の旅を振り返って振り返れば、私にとって、このスピリチュアル探究の旅ももうかれこれ30年以上になります。

ずいぶん長い旅をしてきたと感じています。

この旅は、もはや時間という幻想を超えて、今この瞬間へと戻っていく旅となってきています。

そもそもスピリチュアル探究のはじまりとなったのが、仏教でいうところの「悟り」「解脱」というものを知ったというところからでした。

それは私

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このコースは愛の意味を教えることを目指してはいない

このコースは愛の意味を教えることを目指してはいない


すべてを包含する平安コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びと実践によってもたらされる成果とは何か?

というなら、「平安」だと言うことができるでしょう。

しかも、その「平安」とは、「すべてを包含する平安」です。

コースでは、それを「神の平安」と呼んでいます。
(正確には、「神の平安の反映」なわけですが)

その平安(神の平安)は、絶対なる平安と言うことができます。

なぜなら、その

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