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地獄の花園が面白すぎて独立記事になってしまった

ほんとは6月見たモノリストで書いてたんだが長すぎるのでやめた。ひとまず単独で感想記事とする。

地獄の花園
脚本:バカリズム
監督:関和亮

めちゃくちゃ面白かった。さすがバカリズムの一言。
エンタメとしての出来が最高。泣けるとかキュンとかそういうのに全く興味の持てない人間にはぴったり。ただただ気持ちよかった。

とにかくキャラが異常に濃い。その中で人畜無害キャラ薄めな永野芽郁の意図が明確に分かった瞬間のテンションの上がりようといったらここ最近で一番なのでは。滾った。
これはネタバレなしで観るべき。というか頭真っ白で観て振り回されることに意味がある。

といいつつここからネタバレ含む感想。敬称略。

川栄李奈がめちゃくちゃかわいい。小さい慎重を盛ろうとしてヒール履いたり髪盛ったりしてるのときめきでしかない。でも菜々緖でかいからすげえ見上げる形になってるのほほえましい。
あとトムスン勢の絵面の強さがもはや笑えるレベル。ゴリゴリのおっさんじゃねーか!!と思ったものの、「強くなりすぎて男性化してしまった」らしい。まあ確かにゴリラみたいな強キャラ出てきがちではあるよな…んで、遠藤憲一の美脚に目が行きがちだが丸山智己のスタイルの良さが異常。立ち姿美しすぎてホワァ…てなった。あとやけに胸あるなと思ったら勝村政信本人の提案だったらしい。草。
伝説コーナークソ面白かったな…急に変なコーナー始めるなよ笑わないようにするのキツかったぞ…あとツイスタータイマン見たすぎだろ気になる…中ボスwwはおいといて、小池栄子がクッソ美しかった…上着脱いでからの肩からデコルテの美しさたるや……ガン見しましたあ…アクションシーンめちゃ気持ちよかった……
「次元が違う」「これ幻覚だな」そうだね。ワイヤーアクションするとは思わなかったよマジで。ていうか永野芽郁、アクションすごい上手いんだなあと…キャラとはいえ動きに無駄が無いというか強さがすごかった。喧嘩は才能。

会話シーンはいつものバカリズム感でフフッてなった。「ルミネ寄っていい?」「いいよ」(略)「ルミネの前にこっち(喧嘩売られた)寄っていい?」「いいよ、ルミネ間に合うかな」「大丈夫」みたいな訳分からん会話が成り立ってしまう世界観。強い。
三冨士幹部が給湯室で話し合うシーンも、一人で乗り込むと息巻いて缶握りつぶして去った広瀬アリスに対して「大丈夫かな…」「大丈夫だろ」「いや、手べたべたしてるよなって…」「そんなの途中で洗うだろ」そこかよ。「後缶燃えないゴミに入れてたよね」「私も気になった」そこかよ。うん。そういうとこが好き。
とにかく「日常の中の非日常」が何の破綻も無く成り立っていてさすがだなあという感じ。見た目完全にギャグのそれなんだけど、その感覚はだんだん薄れてただ見入ってしまった。

そこでラストシーンのアレである。やっぱおかしいよねそうだよねwwww

殺意の道程観たときも思ったけど、そういう異質なモノが日常に溶け込んでる話がうまいのだろうかバカリズムは。普通ではない何かが普通に成り立つ世界観。好き。
どの演者を見ても振り切れてて気持ちよかったし、バカリズム的世界観も最高だったし、とにかくエンタメとしての出来が最高。(2回目)
金ローあたりでやってみんなでツイッター実況したらめちゃくちゃ楽しそうだな…おとなしく見てるの辛かったわあ……

もう公開終了のとこも多そうだけど非常に良かったので機会があれば是非。
最高です。ばかりん天才。

あ。見る際はくれぐれも(公式含め)ネタバレ見ないようにね!
あしべさんとの約束だぞ★

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