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【植栽家の日常】20230314 執筆と現地調査と店舗業務と😅


東京都練馬区の鶴岡邸にて打ち合わせの様子
(建築設計: 武田清明建築設計事務所)

今朝は早起きして、昨日の東京での打ち合わせ内容を反映して、雑誌原稿の執筆作業。〆切まであまり日数がないので、今朝はピアノ朝練ナシで執筆に集中しました。

鶴岡邸にて

朝9時から隣の高崎市で進行中の植栽設計案件の現地調査があるため、キリのいい所まで仕上げて編集者に送り、急いで現場へ(綱渡りスケジュール)😅

鶴岡邸にて


高崎の現場も建築家案件で、こちらは新築ではなくリノベーション。リノベーション案件は既にあるものを活用しつつ、一部を作り変えることで既存のイメージを刷新しなくてはなりません。

明快なコンセプト力とセンスが問われます。
今回の案件は昭和的な母屋にキッチリ刈り込まれた和風庭園つきの民家で、祖父母が残した家を孫世代の若いご一家が引き継ぐプロジェクトです。

本プロジェクトでは、リソースとして既にあるクロマツやツゲやツツジなどの和風庭園素材をフル活用しなくてはならないので、私的には、普段あまり使わない語法で解かなくてはならないのでたいへん難しい案件です。

今日は植木職人さんといっしょに庭の全ての樹木を一本一本、樹種や樹高を確認しながら図面に記入していきました。

上写真のような大変アナログな作業なのですが、この作業を通して、庭全体の雰囲気やスケールを体感でき、作業を進めながらいろいろアイデアが降りてきます。

何気にクリエイティブな思考が進むひとときです。
今日も現場を後にする時点で、大まかなコンセプトと方向性は私の中でかたまりました😊✨

店に戻って、繁忙期の発送作業と植え替え作業のヘルプと今日分の執筆作業をして仕事終了。


夕方からピアノ練習。
ドビュッシー 「グラナダの夕べ」「雨の庭」
来週のピティナステップに向けて、先生と繋いでリモートレッスン。

初見練習
プロコフィエフ 「束の間の幻影」第1番

ラヴェル ソナチネ 全楽章
レパートリーメンテで暗譜確認通し

バッハ 平均律 1巻2番、6番
ミスしないで慎重に通す練習

スクリャービン     エチュード op.2-1
ラフマニノフ 楽興の時 3、4番
音楽性を慎重に吟味しながら通す練習

ショパン バラード 第2番
コーダの部分を片手ずつ練習

昨日は取材疲れで少ししか練習出来なかったのと、来週にはピティナステップの本番があるので、今日の練習は本番で演奏予定のドビュッシーに特に重点をおいて。

あと、直近の本番に夢中になるとレパートリーの暗譜が危うくなるので、ラヴェルのソナチネも暗譜メンテ。

最近は練習の質を向上させたくて、全ての曲において本番気分の緊張度と気安く間違えないことを意識して弾くように意識しています。


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