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【人生のほんの1日】20231130 2023年12月の初見練習楽曲まとめ



2023年導入の朝練ルーティン、初見練習

2023年年明けから毎日のピアノ朝練に、2〜3ページ程度(長い曲は数日に分けて読む)のボリュームの初見練習を加えました。
12月も末となり、毎日の初見練習も無事1年継続することができました。

先日、この1年の初見練習楽曲をまとめてみましたが、この1年で、かなり難しい曲や大曲も含めて250曲以上の曲に目を通すことができました(弾けたという意味ではない😅)。ガッツリ弾くのではなく初見するだけと負荷を軽くすることで、買っただけで開いたこともなかったような憧れの難曲にも向かい合うことができたのはとても良かったと思います。

毎日の初見練習といっても、それほど自分に義務を課しているような精神的なキツさはなく、特に意識しなくても息をするように初見演奏するのが毎朝のルーティンとして定着しました。

最近では、練習というよりは「憧れの曲に目を通すお楽しみタイム」になっていて毎朝の練習時間の中でも、どの曲も難しいけど夢や憧れに向かって楽しくチャレンジをするひとときになっています。

初見練習をごく簡単なレベルからはじめたいけれど、何からはじめたらよいか分からない方には、私が最初に取り組んでとてもよいなと思った下記の本をオススメします。

とても簡単な曲から始まりますが、古典から現代曲まで幅広いジャンルを網羅し、弾いていて大人の感性でも美しいと思える曲が選ばれていて、まず、弾いていて楽しいので最後まで続けやすいです。

最後にはサン・サーンスの「白鳥」の伴奏まで行けるので、短期間で初見演奏を学習できる教材としてとても優れていると思います。

私が初見練習をはじめて、毎日新規の楽譜を読むことで譜読みも少しずつ速くなっていると思いますし、譜読みに対する体力がつくというか、抵抗なく新曲にも取り組めるようになりました。

また、買ったけど手をつけていない楽譜にとてもたくさん目を通すことができて、楽譜という資産を眠らせずに運用できていいこと尽くめと思います。

では私が2023年12月に初見した楽曲をまとめてみますね。
※初見をする練習なので、技術的に弾けてるかどうかは重視していません。

実は私は、40代から初心者でピアノを習い始めたこともあり、ピアノ特有の2段譜の譜読みがとても苦手です😅 なので新曲の導入に長い期間がかかり、それがストレスでもありコンプレックスでもありました。

自分が好きな曲の初見譜読みを毎日の練習を取り入れることで、好きな曲を弾きながら譜読みが激遅というコンプレックスも少しずつでも克服でき、私にとってはとても良い問題解決法と思っています。

私の場合、弾きたい憧れが強すぎて楽譜だけはたくさん持っているので、初見練習の材料に事欠くことはたぶん一生ありません😅

2023年12月は、買っただけで手がついていなかった、ペダリングの教本に掲載されていた名曲を中心にいろいろ弾きました。

今月は、仕事の面でいろいろ滅入ることがあったりやピアノコンクール本選決勝への準備への焦りなどもあり、結構、精神的に疲労困憊の日々が続いた割には、めげずに初見もやり通し、我ながらよく頑張ったなと思います。


【ドビュッシー ベルガマスク組曲 第2曲 「メヌエット」】


【ショパン 前奏曲 op.28-7】


【スカルラッティ ソナタ K.11】


【ドビュッシー 「ピアノのために」 サラバンド】


【ヘンデル=ケンプ編  メヌエット ト短調】


【ベートーヴェン ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13 「悲愴」 第2楽章】


【モーツァルト 幻想曲 kv.397】


【プロコフィエフ 10の小品 op.12より「行進曲」、「ガヴォット」】


【ダスティン・オハロラン 「opus.7」】


【坂本龍一 「chanson」】


【ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」 op31-2 1〜3楽章】


【メンデルスゾーン 「ベネチアのゴンドラの歌」】


【チャイコフスキー 「朝の祈り」】


【ショパン 前奏曲ロ短調 op.28-6】


【シューマン 装飾的コラール op.68-42】


【ヘンデル パッサカリア HWV432 N0.7】



【シューマン 「トロイメライ」】


【チャイコフスキー 「四季」より「舟歌」】


【ショパン ワルツ イ短調 op.34-2】


【初見練習 シューベルト 即興曲 op.90-2】


【ドビュッシー 「亜麻色の髪の乙女」】


【ラヴェル ソナチネ 第2楽章】

昨年手がけた曲ですが、ソステヌートペダルの練習用に教本掲載されていたので改めて読みました


【ベートーヴェン ピアノソナタ第31番 第3楽章 抜粋】

ソステヌートペダルの練習用に本楽章のラストの方が教本掲載されていたので読みました


【坂本龍一 FLOWER IS NOT FLOWER】

長年手付かずで、いまや超絶高値になっている坂本龍一さんの「/04」「/05」の楽譜からも今年はたくさん弾けて、初見練習を取り入れてとてもよかったと思います。

私の誕生日4月2日に坂本さんのご逝去の報道がされ、大好きなアーティストとの今生でのお別れのショックも受けましたが、坂本さんが遺してくださったたくさんの素敵な曲たちをこれからも大切に弾いていきたいなと思いました。


そんなこんなで、今月は名曲多めで29曲読めました。
難易度よりは自身の癒しになるような曲が多かったかもですね。

またピアノ愛好家あるあるの「買ったけど弾いていない楽譜がたくさんある問題」が解消できるので、私的には精神的にも喜ばしく、毎日ちょっとずつ初見してみるのは結構いい習慣だなと思っています😊

2024年も引き続き、楽しくがんばります!

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