【植栽家の日常】20240318 大規模植栽案件の工事初日
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【今日は大規模な植栽工事初日でした】
今日からから、1年以上かけてコンセプトメイキングから設計までの準備を進めてきた大規模案件の植栽工事に入りました。現場が遠隔地なので今朝は朝5:00am以前の出発で現地に向かいました。
とても規模の大きい案件で、グランドカバーと低木類だけでも職人さんのトラック2台に満載して植物搬入するのでも全然足りず、生産者から現場に直送も手配していたのですが、（植栽現場あるあるです）うまい具合に全ては届かず、届いて手元にある植物だけをまず植え場所に配置するという作業に今日は徹しました。
たいへん頭脳を使う作業でたいへんな工程なのですが、今日1日で職人さんが追いつかないくらいたくさんの植物を先行で配置できたので、私的にはとても頑張れたし、量も質もよい仕事ができたと思います😊
今夜は現場近くのホテル泊で、明日いっぱい全力で作業し、明後日の祝日はピアノの本番を控えております。ピアノのラフマニノフ「楽興の時 第3、4番」の舞台初戦は、練習不足で上手くいきそうもありませんが、死力を尽くしたいと思います。
【今日のピアノ練習覚え書き】
なんと！今日は早朝から群馬を離れてしまったので、半年に1度あるかないかの「全くピアノに触れない1日でした」。
【今日の読書】
現場での昼休み文庫本読書。
「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」というアレですね。
中学〜大学時代の頃、大好きで読んでいた三島由紀夫、安部公房、芥川龍之介の著作をちょいちょい読み返したいと思っています😊
最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売（本記事執筆時点では発売前）のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。
私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。
私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。
noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨
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