【植栽家の日常】20240326 植栽工事6日め最終日
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【遠隔地出張の植栽工事最終日でした】
トップ写真は現場に行く途中の路上植栽観察で見つけた見事な更紗咲き大輪のボケです😊
今日は遠隔地での大規模な植栽工事6日目でした。
私が実施担当の植栽パートは今日が最終日。
昨日から雨が降り続いていて、地面がぬかるんだりして植栽作業がとてもやりにくいお天気でしたが、意志と集中力を高くキープして作業に臨みました。
昨日は本案件の植栽全体のコンセプトの中核になるアート志向の強い植栽オブジェ本体を完成させ、今日はまずオブジェの周辺をオブジェに合わせた仕様で仕上げました。
その後、これまたとても難度が高くセンスが要求される作業が残っており、朝から強い雨の1日でしたが休憩なしの全集中で頑張りきりました！
私の植栽をいつもお手伝いいただいているしみづ農園の細井さんに、たいへん植栽難度が高かった今回の現場も、多大なるご協力をいただき、心より感謝感謝です。
正直、今回の現場は非常に遠いこともあり、とても大変でしたが、本案件を通して、私自身、とても多くのことを学び、成長することができたと思います。
私チームの作業を終え、道具を片付けて施主さまご夫妻にご挨拶と感謝をお伝えして帰路に付きました。
帰りの電車はグリーン車にして、執筆仕事を進めました。明日からまた平常モードで仕事やピアノの遅れ取り戻したいと思います😊
それにつけても、今回の超絶技巧植栽の工程では、細いピンを硬い隙間に押し込むような作業が多かったので、とにかく両手の指の節々が痛いです😅
最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売（本記事執筆時点では発売前）のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。
私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。
私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。
noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨
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