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【植栽家の日常】20221230 私のweb連載最新記事「冬枯れ姿も美しい宿根草」が公開されました

庭や植物からはじまる心豊かな生活スタイルを提案する情報ポータルサイトgardenstoryに数年前から連載記事「ACID NATURE 乙庭 Style」という連載記事を書かせていただいております😊✨

本日 2022年12月30日、年内最後の連載記事が公開されました。冬の庭でも枯れてドライになった姿をオーナメンタルに楽しめる宿根草を8種紹介しています。
結構通好みでかつとても現代的なテーマの記事と思います。

宿根草やグラス類(イネ科やカヤツリグサ科の植物)の枯れ姿をそのまま残して冬の庭でもその造形美やシルエットの美しさを眺める観賞スタイルは、さまざまな分野でサスティナビリティの視点が求められる現代において、注目度が高まっています。

その中でもオーナメンタルグラス類については、ひとつの植物カテゴリーとして認知されつつあり、日本国内でも秋の穂の姿などの情報が比較的充実してきていますが、春〜秋にかけて美しい花を咲かせ、かつ晩秋以降の枯れた花殻の姿が美しい宿根草については、図鑑や写真情報が非常に少ないのが実情といえるでしょう。

洋書や海外のサイトなどで美しい冬枯れの宿根草ガーデンの写真を見て、魅了されたのだけれども、その植栽を構成している植物が分からず、ヤキモキされている園芸家の方も多いと思います。

メジャーな植物でどんな花かはよく知っていても、その植物が晩秋以降どんな姿に枯れていくかを意識して覚えている人は結構少ないのではないでしょうか。

そこで今回の私の連載記事では、洋書などでも秋冬の庭で美しい枯れ姿を見ることができるメジャーどころの宿根草を8種セレクトしてご紹介しています。

グラス類だけだと軽く柔らかいテクスチャーばかりでアクセントがつきにくい冬枯れドライ庭にいろいろなボリューム感や形状でバラエティを盛り込むことができるお役立ちプランツですよ。

もちろん春〜秋の花も美しく楽しめ、冬の庭ではまた全く異なる魅力を発揮してくれるのでとても面白い素材群と思います。 ^^

そして! 実は、連載記事では有名どころの8種類の宿根草を紹介していますが、それ以外の面白秘蔵ネタをいくつか取っておいてあり、枯れ姿が注目に値する残りの宿根草数種については、こちらnoteの記事でご紹介したいと思っています。

現在note増補版も執筆中ですのでそちらの記事もぜひ楽しみにお待ちください!


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