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【人生のほんの1日】20230113 社内勉強会とかピアノレッスンdayなど

今日は朝イチから昨日の記事に書いた社屋の照明器具付け替えの件で電気工事業者と現調打ち合わせ。

予算と擦り合わせながら厳密に工事内容を決めていくことができました。


打ち合わせ後に社内勉強会。絶版の園芸書「モウズイカのガーデニング狂時代」の続き。

今回は初夏の項を深掘りして、2000年前後と現在のガーデニング観やガーデニングを取り巻く環境などの共通点と相違点について考えたり、ガーデニングだけでなく、芸術性や審美的表現が求められる分野において、時代が変わっても普遍的に感動を呼び起こすクリエイティビティの本質とは何なのかということなどを議論しました。

私からは、次のようなことを述べました。

美的分野では、予測が立てやすかったり、因果関係が分かりやす過ぎることに対しては、たとえそれが美しく仕上げられていても、人はあまり感動しない。かといって、なんらかの意図や法則性も見出せないほど難解だったり前衛的だったりしても感動以前に観賞者の繋がりにくい。人々を感動させるものは、大体は理解の範囲におさまっていて、だけどそのどこかに独特さや新しさを兼ね備えているものだと思う。十分に理解可能な部分を備えながら、どこかに独創性や斬新さを包含させるバランス感覚が大切ということです。

太田敦雄 語録


午後はピアノレッスン。
2023年から、大人初心者である私が正式にレッスンで習ったことがない基礎練習がレッスンメニューに加わりました。

スケール&アルペジオ、ツェルニー30番、バッハ インベンションの3本立て。
これまでは、レッスンでこういった基礎を学ぶ機会がなく、自身の練習時間で独学でこれらの基礎練をしていたので、自分の弾き方で正しいのかはっきり分かっていなかったんですね。

先生に見てもらってアドバイス・ご指導をいただき、基礎力を底上げすることで、楽曲演奏のクオリティ向上にも還流的に役立つのではないかと思います。


今日のレッスン楽曲は以下の通りでした。

バッハ 平均律クラヴィーア曲集1巻2番ハ短調
昨年からバロックの苦手克服と指の運動系エチュードの代わりに弾いてきた楽曲ですが、いったんキチンと仕上げましょうということで、プレリュード・フーガともに暗譜で音楽性も伴って弾けるようにレッスン内容のステージをあげました。



ラフマニノフ 楽興の時 第3番
昨年から3・4番を練習してきましたが、仕上げは期間を区切って1曲づつしましょうということで、1~2月で3番を音楽的に弾くレベルまで仕上げる予定です。


パスカル・ヒメノ リズムエチュード1-1
昨年秋から取り組んでいて、リズムが弱い&ジャズ系の曲を弾いたことがない私にはかなり未知のチャレンジ要素が強い楽曲でしたが、毎日地道に練習することで、ゆっくり通せるようになってきました。
完成形の演奏速度は相当速くてまだまだ完成まで先が長そうですが、これからはスピードアップを意識しながらの弾き込み段階に入ります。



ドビュッシー グラナダの夕べ、ピアノのために

「グラナダの夕べ」は「版画」全曲演奏に向けての再仕上げ。
「ピアノのために」のプレリュード・サラバンドは通しで弾けるようになってきたので弾き込み段階です。4月くらいまでにプレリュード・サラバンドを仕上げて終曲のトッカータに入りたいと思っています。



ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲
2023年からの新曲で今回が初レッスン。テーマから第8変奏までを見てもらいました。久しぶりに手がけるベートーヴェン。やはり気分が滾りますね。



ショパン バラード第2番
こちらも2023年からの新曲で今回が初レッスン。最初の3ページ程度を見てもらいました。ピアノを習い始めた頃は、ショパンの大曲は死ぬまで弾けないだろうなと思っていたので、なんだか夢のような、意外とすんなりたどり着いてしまったような、ちょっと不思議な気分。とにかくすごく素敵な曲ですね。4曲のバラードの中では一番好きかも。

今日もめっちゃ内容充実のレッスンでした😊

ちなみに今朝の初見練習は、坂本龍一さんのBefore longでした。
坂本龍一さんが近年ご自身のオフィシャルサイトで販売している作曲者本人の手によるオリジナルのピアノアレンジ楽譜を使用しています。坂本さんの人気曲などは楽譜出版社サイドでアレンジをしていることがあるので、やはり原典版で弾きたいところですよね。

私はPDFデータ版で購入していますが、美しいデザインの紙印刷版のピースはまさにコレクターズアイテムですよね。


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