Hardstyleのアーティストについて語っていくよ

こんにちは、むかわです。夏休み暇だな~。せや、Hardstyleの布教記事でも書くか~とふと思い書き始めたらアーティストについてだけで2万字突破してました。これで単位認定してくれへんかな。

Hardstyleって何?って方は詳しい解説がnoteに転がってるんでそちらを参照してください(他力本願)そのうち僕も解説記事書くかもしれないです。
あまりにも長すぎるので、音楽はメロディを楽しみたい!って人はEuphoricの項目から、とにかくブチ上がれる音楽を聴きてえ!バカ騒ぎしてえ!って人はRawの項目から読んでいくといいと思います。よく分かんないよ~って人はINTERNET YAMEROのどのパートが好きかで最初に読む項目を決めるといいと思います。最初のドロップが好きならRaw、サビのドロップが好きならRawphoricあたりですかね?あの楽曲が好きならRawやRawphoricがハマるはず!
オタクあるある:前置きから長い

今回この記事で取り上げた楽曲は下のSpotifyのプレイリストにまとめてあるのでぜひ聴いてみてください。合計で400曲あります。一日費やしても聴き終わりません、嘘やろ?俺的には100曲くらいしか入れてないと思ったのに。オタクの悪い所が出てしまった…。でもメジャーなところは網羅出来てると思うのでシャッフルして聴いてみて。

目次長すぎるだろ。でもこのあたりのアーティストを押さえておけば知ったかぶりできます。


Euphoric系

Headhunterz

Hardstyle界の神とも言うべき存在。彼の曲を通らずにHardstyleは語れない。彼なしには今のHardstyleは存在しなかった。そういう意味で、彼は神です。主な楽曲としては、2007年にリリースされた名曲Rock Civilization、2012年にリリースされたDragonborn、2018年リリースのDestinyなどがあります。ちなみに一時期Hardstyleを辞め、EDMを専門に作っていた時期がありました。一部の過激派ファンからは叩かれていたみたいです。激しいのはキックだけにしてくれ。

Brennan Heart

Hardstyle界の王とも言うべき存在。20年以上に渡りHardstyleを専門的にリリースしてきたアーティストで、数々のヒット曲を生み出してきました。主な楽曲としては2009年リリースのJust As Easy、2011年リリースのアンセムLose My Mind、2013年リリースのImaginaryなどがあります。大体2011年のLose My Mind以降はエモい感じの楽曲にシフトした印象がありますね。またEDM界隈とのつながりも深く、Dimitri Vegas & Like MikeやArmin van Buurenとのコラボやその他EDMアーティストの公式リミックスもしていたりします。

Wildstylez

近年はリリースが少ないですがHardstyle界の大御所です。Lose My MindはBrennan Heartとの合作だったりします。また、大親友HeadhunterzとProject Oneというグループを組んでいたりします。EDM界隈との繋がりもあり、HardwellやArmin van Buurenとコラボしていたり、公式リミックスを手がけたりしています。

Noisecontrollers

こちらも近年はリリースが少ないですが、Euphoric Hardstyle界の皇帝的存在です。元々二人だったみたいですが、現在では一人で活動しています。複数形のsが付いているのに一人のアーティストあるある:昔はもう一人いた。
主な楽曲としては、So highやGimme LoveやSprit of Hardstyleなどがあります。

Wasted Penguinz

Euphoric Hardstyle界の神のような存在。崇めたい。とにかく綺麗な、そして時に哀愁の漂うメロディのEuphoric Hardstyleを専門にしている。多くのアーティストがRawに寄りつつある中で絶対にEuphoricを貫き通す男。俺は彼を崇めたい。2019年頃までは二人で活動していました。主な楽曲は全部。強いてあげるとすれば、2011年リリースのMelancholia、2013年リリースのRaindropz、I Miss You、2014年リリースのWait For You、2016年リリースのアルバムClarity、2018年リリースのアルバムElysianなどでしょうか。他にもAdrenalizeとのコラボ曲、ScandinaviaやThis Is The Oneも個人的に推したいですね。執筆時点での最新曲、2023年リリースのWild LoveはまさにEuphoricと言うべき名曲です。

Code Black

オーストラリア出身の、オーストラリアのHardstyleの王というべき存在。最近までEuphoric系一筋でした。主な楽曲としてはPandora、Acceralate、Starting Over、Unleash The Beast、Dragonblood、One In A Million、Kyotoなど。とにかくメロディックで多幸感に包まれるような曲調が特徴的ですね。

Coone

Euphoricではないかもしれないけど、今回の区分ではEuphoricに該当するかな?例えるならオールラウンダータイプ。Dirty Workzの創設者だったりします。主な楽曲としてはBeat On My Drum、Words From The Gang、Here I Come、Superman、Fight For Somethingなどでしょうか。Da TweekazやHard DriverとThe Eliteというグループを組んでいます。またEDM界隈とのつながりも深く、Dimitri Vegas & Like MikeやBlasterjaxx、Steve AokiやUmmet Ozcanなどとコラボしたことがあります。

Da Tweekaz

これもEuphoricではないかも。どちらかというと「これこそHardstyleだよね!」って感じ。Hardstyleの規範文法みたいな。とにかくノリがいい、楽しい、ハッピーな楽曲しかない。全部聴け。強いて挙げるとすればTequila、Komon、Jagermeisterなどがあります。また、モアナで話題になったHow Far I'll GoやAllan Walkerの公式リミックスも手掛けています(著作権にうるさいネズミに消されてないので少なくとも公認です)。

Sound Rush

これもどちらかといえばEuphoric枠、オールラウンダーかな?双子の兄弟で区別付きません。どっちがどっちやねん。ノリノリな楽曲ばかりです。主な楽曲としてはFroz3n、One、Take It Allなどなど…。全部聴いて。最近ではAtmozfearsと2^1というユニットを組んでいます。Cascadaの名曲、Everytime We Touchの公式リミックスやInnaの名曲、Hotの公式リミックス、2^1としてCountry RoadsやYour Love、タイタニックのMy Heart Will Go Onなどのリミックスも手掛けています。

Atmozfears

近年(というより早い段階で)、Rawphoricになっている気がしますが、今回はEuphoric枠で紹介します。ノリノリ枠というよりはメロディック枠、とにかく綺麗な楽曲が多いですね。主な楽曲としてはRelease、Reawakening、Equilibrium、What About Us、Keep Me Awake、Yesterday、Breath、my storyなどでしょうか。どれも綺麗なメロディなんですが、Euphoric系のアーティストでも割と早くからRaw系のキックを取り入れていたりと前衛的な側面もあります。HateやLeave It All Behindなどがこれに該当しますね。しかし、現在に至ってもEuphoricな楽曲づくりは止めておらず、EuphoriaやLost、The SoulなどはAtmozfearsらしいメロディックな曲に仕上がっています。前述のようにSound Rushと2^1というユニットを組んでいます。

Audiotricz

綺麗なメロディのEuphoric枠。複数形でちゃんと二人組です。方向性の違いが生まれないのすごいな。片方がギター弾けるようで、DJ中におもむろにギターを弾き始めたりします。主な楽曲としてはAtmozfearsとのコラボ、ReawakeningやWhat About Us、Brennan HeartとのコラボであるComing Home、そしてWorld Is Mine、Shamed、Don't Say Goodbye、Thriller、Wildest Dreamsなどでしょうか。直近では同じくEuphoric系の楽曲を手掛けるEcstaticと共にProgressive Hardstyleというプロジェクトを立ち上げました。現在主流となっているRaw系の音と距離を置き、メロディに主軸を置いたEuphoric系の音作りが特徴的です。おそらくProgressive House/TranceをもじってProgressive Hardstyleにしたのでしょうが、Progressiveとは進歩的なという意味があります。彼らのプロジェクトは進歩的というより、保守的なのでは...?という気がしないでもない。しかしProgressive House/Tranceはメロディックなジャンルであるからそこからの類推でしょう、多分。

Adrenalize

爽やかでメロディックなEuphoricを手掛けているデンマーク出身のアーティスト。僕個人の感想なんですけど、Houseの影響がありそう。導入がHardstyleというよりむしろHouseっぽいんですよね。そこから自然にHardstyleのドロップに持っていく。でもそのドロップのパートでもシンセの音が個性的なんですよね。Hardstyleっぽくないのに上手くマッチしてる。ここまで個性的なシンセを使ってるのはHardstyle界隈だとAdrenalizeだけだと思う。ちなみにHardstyle界隈でも屈指のイケメン(だと僕は勝手に思ってる)。主な楽曲としてはGet Up、Whenever The Light Ends、Tomorrow、Epic Sax Songなど。あとB-front(後述)とのコラボ曲、Elektronic SymphonyやAbove HeavenはAdrenalizeの特徴的なシンセとB-frontの荘厳なキックとメロディの調和が凄まじい。ところで自称Adrenalizeオタクの俺はGroove Right Now、Feelin' Fly、AAA、Side By Side辺りも好きですね。EDM(特にHouse)や爽やかな音楽(オタクだから良い例が浮かばないけどfuturecoreとか?)が好きな人には是非聴いてほしい。もっと評価されてほしい。

Frontliner

This is Hardstyleというレーベルのオーナー。自分でこれがHardstyle言うちゃっとる。主な楽曲としてはI'm The Melodyman、Halos、Symbols、Loudなどでしょうか。非公式ですが、初音ミクを一躍有名にした名曲、千本桜のリミックスをYoutubeに挙げていたりします。また最近ではRawstyleの楽曲をAlter Egoというエイリアスでリリースしています。

Bass Modulators

最近一人になりました。グループでの活動って難しいね。主な楽曲としてはOxygenやImagineなどがあります。度々Armin van Buurenの楽曲の公式リミックスもしていました。あと最近リリースされたConquerors良かったな。みんなもぜひ聴いてみて~。

Refuzion

爽やかシンセが特徴的なノルウェーのアーティスト。北欧勢。音が良いんだよな~音が!主な楽曲としてはWithout You、Don't Care、Another World、Miracles、Back In Timeなどなど。Around the WorldやDrift Away(Numa Numa Yay)(恋のマイアヒ)などのリミックスも良いんだよな~。Refuzionは良いんだよな~おじさんになってしまった。現在もメロディックな音作りは健在です。良いんだよな~。

Primeshock

Da Tweekazの良いところを抽出して独自解釈したみたいなノリノリな音が特徴の二人組。とにかくノリがいい。またRaw的な要素が薄く、Reverse Bassを多用している点も特徴的。主な楽曲としてはFitness Mode、Worldwide、Everybody Dance Now、Addicted To The Nightなど。ちなみにGlitchfistという楽曲でDa Tweekazとコラボしている。個人的にはGet ItとIn The Cloudsを推したい。

Demi Kanon

圧倒的俺の推しです。Rawphoricかもしれない。メロディが好きなのでここに挙げました(私情)。主な楽曲としてはSupersonic、Come Together、Closer、Another Day、Move Ma body、などでしょうか。個人的にはRenegade、Watching Me、Walk Away、Wings To Freedom、Imaginary World、Hide Awayが好きですね。挙げすぎやろ。

The Pitcher

厳密にはEuphoricとは呼ばないかもしれない(まだEuphoric Hardstyleが確立する以前のスタイルを現在でもベースにしているので)。ゴーストライターがいるらしいです。主な楽曲としてはI Just Can't Stop、This Is Who We Are、Keep It Up、Together As Oneなどでしょうか。キックは現代的なものに変わってはいますが、曲のスタイルとしては2000年代に確立したもののままな感じがします。

Max Enforcer

暫く新曲をリリースしていませんがHardstyle史に名を残すアーティストとして紹介します。彼のリリースしたLost In ParadiseはHardstyle界の義務教育とでも言うべきアンセムです。ここまで多幸感に包まれるメロディなんて永遠に生まれないんじゃないかってレベルにアンセム。また2010年にリリースされたGoldや2011年にリリースされたSound Intense Cityもガチでアンセムなので一緒に聴いてみてください。

Psyko Punkz

Euphoricではないかも。2010年代に一時代を築いたアーティストです。二人いたのが一人になったらしいです。主な楽曲としてはBassBoom、Psyko Foundation、Dirty Soundz(Ra-Ta-Ta)、Victoriousなどでしょうか。また日本のHardstyleアーティスト、Massive New Krewとコラボし、Ninjaという楽曲をリリースしたこともあります。僕は全然聴かないので分からないですね…。

Firelite

本当は省略しようと思ったんですけど、俺が個人的に好きすぎるので是非紹介させてください。いいよ。
オーストラリア出身のアーティスト。以前は完全にEuphoric系だったけどだんだんRaw寄りのサウンドになっていきました。まあ俺はFireliteの音全部好きだけどね!俺が唯一実際に会ったことのあるアーティストだったりします。ホンマにガチの大ファンなんで今でもTwitterの本垢のヘッダーにしてる。いやブレすぎ。去年(2022年)Fireliteが来日するぞ!ってTLに流れてきたときはガチでビビったね。だってHardstyle界でも比較的マイナーな方だぜ。出演料とかなんか諸々あって大物は呼べないにしても、まさかそこで俺の大好きなアーティストが来るとは思わないやん!勿論俺は即チケットをとった。ガチで良かったな。好きな曲を浴びまくって最高だった。日本で一番Fireliteの来日を喜んだ人間だったかもしれない。また来てね~。
主な楽曲…というよりか俺的にオススメの曲を挙げていく。まずはWorld Of Magic。2017年とリリースから時間は経つが、色褪せない名曲。次にIn The Dark Now。哀愁を感じるメロディドロップが好きすぎるんだよな。Raver's Fantasy、Manianの名曲のリミックス、これもいいな。Riot Shiftとの合作、Out of Time。この時期のFireliteにしては珍しいRaw系の楽曲だけど、Fireliteらしさがある。Fire In The Sun、Firelite初のDirty Workzソロ曲…。Anywhere、これめっちゃ好きやねんな。Tear The Walls Down、DEEZLとのコラボ曲でこれは打って変わって力強いRaw、これも大好きやねんな~。Dance Generation、これはガチのアンセム、Fireliteの楽曲の中でも指折りのアンセムやと俺は思ってる。一番好きや。Delirium(Firelite Remix)、Clockartzの曲のリミックスやねんけどこれもええんよな~。Oasis、この辺りから完全にRaw寄りのサウンドが決定的になったと思う。Never Give Up、Imperatorzとのコラボでガチアンセム、あと最近リリースされたNothing To Lose、これも今流行りのRawサウンドを存分に取り入れたガチアンセムやね。後はDimatikとのコラボ曲、Live For The Night、これも聴いてほしい。
語りすぎや。

その他Euphoric系アーティスト(○○が入ってないぞ!ってのがあったら教えてください)

Toneshifterz
Crystal Lake(同名のバンドが日本にいるがそれとは別物)
Cyber
Jay Reeve
Galactixx
Rebourne
Solstice
Ecstatic
DJ Thera
Sephyx
Envine
Clockartz
Avi8
Sickdellz

Rawphoric系

元々はRawのキックとEuphoric的なメロディを組み合わせたものを特に示していたが、スタイルの変化でほとんどの楽曲がRawphoricに移行したように感じる。

Ran-D

スキンヘッドがトレードマークでRawphoricを得意とするアーティスト(スキンヘッドのアーティストがもう一人存在するので、Hardstyle早押しクイズの時には注意しないといけない)。Rawphoric界の覇王とでも言うべき存在。主な楽曲としてはThe Cranberriesの名曲をリミックスしたZombieあるいはHurricane、Living For The Momentなど。もしかしたら、Hardstyleというジャンルを知らなくても楽曲を聴いたことはある人がいるかもしれない。「どんぐりころころどんぶりこ~♪おいけにはまって MOT#RFUC!N' HURRICANE!」ってMADが好きでした。あまりにも天才的すぎる。

Sub Zero Project

近年最も勢いのある2人組Hardstyleアーティスト。音数が少なく高いキックを主体とするドロップ(Psytranceに影響を受けている?)を多用している。Rawphoic的なメロディックな音が特徴的だったが、徐々にRawに移行していった典型例でもある。たまに顔をピエロのように白塗りにしている。主な楽曲としてはMeltdown、Our Church、Darkest Hour(The Clock)、Rave Into Space、HALO、Trip To Mars、Path Of The Warriorなどがある。また、Timmy TrumpetやW&W、Hardwell、Vini viciといったEDM界隈の大物とのコラボ楽曲もリリースしている。

D-Block & S-te-Fan

Rawphoricかと言われると違うかもしれないが、近年の傾向としてはRawphoricだと思う。D-BlockとS-te-Fanの二人で構成されている。分かりやすい。割と歴史のあるグループで根強い人気がある。主な楽曲としてはKingdom、Music Made Addict、Rebel、Built This City、Alive、Angel & Demons、Feel It!、Harder Generation、Feel Insideなどだろうか。全部聴いて。またGhost Storiesというエイリアスでダークな楽曲をリリースしている。こっちも全部聴いてほしい。またDbstfというエイリアスでメロディックなEDMをリリースしていたこともある。Dbstf名義ではBlasterjaxx、Sick Indivisuals、Dash Berlinなどとコラボしたこともある。

D-Sturb

キックという点から見ると極めてRaw的ではあるが、メロディもしっかりと作りこまれている。主な楽曲としてはLegacy、High Power、Party At My Place、Synchronised、Feel It!、そしてAct of Rageとのコラボ楽曲、Let The Games BeginとMagnetismなどだろうか。個人的にはMidnight ParadiseやParty Starterを推したいね。

Adaro

2010年というRawstyleの初期から活動しているアーティスト。スキンヘッドでお馴染みのRan-Dと共にGunz For Hireというお面を被ったグループで活動している(というかAdaroという名義よりも人気がある気がする)。Adaro名義の主な楽曲としてはCircus Of Insanity、The Sky Is The Limit、Touch A Star、I'm Alive、Battleborn、Dynamite、Strongなどだろうか。同じレーベルに所属する他のアーティストとのコラボが多いのが特徴的である。

Phuture Noise

めちゃくちゃにメロディックなシンセが特徴のアーティスト。キックも強いものを使っているのでRawphoric枠です。Black Mirror Societyという個人レーベルを持っている。独自のクセつよつよな一貫した世界観を持っており、思わず引き込まれること間違いなしである。主な楽曲としてはThe Temple、Fire、Black Mirror Society、Silver Bullet、My Beautiful Fantasy、Masquerade、A Fantastic Vibration、pretty poison.などだろうか(選曲が完全に俺の好みすぎるな、ちなみに俺はBlack Mirror Societyが一番好きです)。あと最近リリースされたthru the smokeもいいね。一貫したメロディックなシンセがやみつきになるだろう。アルバムとしてのリリースがメインなのでぜひアルバムで聴いてみよう。ついでにCDも買え!俺の分も含めて!

Hard Driver

Dirty Workzに所属している。どの楽曲も完成度が高く、かつトレンドを意識したサウンド。Hardstyleアーティストの中で一番音楽家が相応しいと思う。ちなみにDriverとあるが、全く(車の)Driver要素はない。最初期にはドライバーを意識していたのか、ロゴにヘルメットがあしらわれていたり、楽曲のPVにドライバーが登場していたりするが、最近ではそういった要素は全くない。なんやねん。Jumpstyleという別ジャンルの出身でCooneとは同郷だったりする。主な楽曲は直近ではChemistryやNRG、Rise Againなどだろうか。とにかく聴き漁って自分だけのHard Driverを見つけてほしい(?)。ちなみに僕の好きなHard DriverはBlow Da Club DownとRun This Townです。またCooneの項で前述したThe Eliteの一員だったり、MANDYというアーティストのゴーストライターをやっていたこともある。

Rejecta

クセになるメロディとキックが特徴のアーティスト。言葉で形容しがたいけど、クセになる。Rejectaという名義での初リリース曲、Followedからもう完璧。Act of Rageとのコラボ曲、REJECTAOFRAGEやHomicideもとにかく最高。

The Prophet

Hardstyleの最初期から活動している、まさに神からHardstyleの普及を託された預言者的存在。Scantraxxのオーナー。昔(23年以上前)はHardcore(Gabber)のDJだった。最近引退を発表した。現在の作風はおおむねRawphoricで固まっている印象がある。彼を語る上で外せないのは2019年にリリースされたWanna Playだろう。この楽曲はTiktokで盛んに楽曲が用いられましたね。もしかしたら聴いたことがある人も多いかもしれません。Hardstyle/Hardcoreの楽曲としてはかなり異例だと思います。キモ・オタクとしては是非Hardstyleに沼ってほしいですね。その他にもWake Up!、Make Me Stay、Listen To Your Heartなどが主な楽曲として挙げられます。

Devin Wild

最近はなかなかクセのあるRaw~Rawphoric楽曲を作っているので今回はRawphoricの項目で取り上げます。メロディックなシンセと攻撃力のあるキックを使ったRawphoricを得意としているんですが、たまに無機質なテクノサウンドの個性的なHardstyleも作っているんですよね。またSub Zero Projectと仲が良く、MeltdownやTrinity Till Infinityなどのコラボ曲もリリースしています。あとAtmozfearsやKELTEKとも仲が良く、たまにコラボしてる。主な楽曲としてはThe Innergame、Shapeshifting、Acid、Exhale、MINDTRAVEL(Psychonaut)などでしょうか。

Frequencerz

これぞRaw!これぞRawphoric!って感じの音作りを10年くらい続けている二人組のアーティスト。Rough Stateの一員。主な楽曲としてはBitch、Attention、Burning、Wolfpack、Renegades、Victory Foreverなどだろうか。SEIKINが踊ってそう。

B-Front

Rawphoric界の絶対的存在みたいなアーティスト。メロディに全振りしているのにRawのキックで荘厳さも演出してるやべえ奴。音作りや世界観が似ているPhuture Noiseとたびたびコラボしている。この二人のコラボは全部最強すぎるんだよな。その他のアーティストともよくコラボしていたりする。主な楽曲としてはLost、The Paradox、Touch A Star、My Beautiful Fantasyなどだろうか。FrequencerzとB-freqzというグループを組んでいた。

Zatox

イタリア人。2022年頃までDirty Workzにいたが最近になってScantraxxに移籍し、Italian Hardstyleというサブレーベルを復活させた。音作りとしてはメロディも重視したRawphoricなのだが、ベースが重く攻撃力高めなのが昔からの特徴である。RawphoricだけでなくたまにTechnoっぽい音の楽曲もリリースしたりしている。主な楽曲としてはPoltergeist、Unite、Rumble In The Jungle、For Ever、Wolvesなどが挙げられる。

Degos & Re-Done

マイナーだけど俺が推しているので紹介させろください。DegosとRe-Doneの二人から構成されているグループです。D-Block&S-te-Fanと同じ命名の仕方ですね。作風としては典型的なRawphoricという感じですね。なんていうか古い作風を現代的にしている感じ。Robert Milesの名曲、Childrenの公式リミックスを手がけたこともある、ほんまにガチで良すぎるリミックス。主な楽曲としてはDie Slowly、I Am Lost、Take Me Back、Timebomb、Step Your Game Upなどだろうか。

KELTEK

俺はあんま聴かないので詳しいオタクがいたら教えてほしい。荘厳な音作りをしているイメージがある。主な楽曲としてはDown To Earth、Through The Night、Arriba、One Tribeとか?

Jebroer

オランダのヒップホップ?アーティスト。なぜかHardstyleの楽曲をリリースしており、オランダでは根強い人気があると思われる。ちなみに歌詞はオランダ語なので何言ってるか分からん。全体的にダークで力強いRawphoricをリリースしている。でもおそらくコラボしているアーティストが作曲してます。ゴーストライターいます。主な楽曲としてはMe Gabber、Kind van de Duivel、Engeltje、Child of the Devilなどでしょうか?

Outsiders

Hardstyleの本場、オランダのアーティスト。力強いRawphoricやHardcoreをリリースしている。主要なレーベルからはリリースしてないから日本だと影が薄そう…。主な楽曲としてはJebroerとのコラボであるFritsmeister(Hardcoreだけど…)やHarris & FordとのコラボIrrenhausやBass ChaserzとのコラボであるPopcornなどが挙げられるだろうか。俺はPopcornがめちゃくちゃ好き。

その他

MYST
Crypsis
Aftershock
Sub Sonic
MANDY(Hardstyleでは珍しい女性のアーティスト、Rawphoricではないかも)
Deetox
Endymion
Digital Punk
Neroz
JNXD
Voidax
Alpha²
Kronos
RVAGE
Rough RecruitsやScantraxxのアーティストでRawphoricを得意とするアーティストは多い

Raw系

Rooler

イタリア出身のアーティスト。Raw特有のダークさは薄く、むしろ広く大衆ウケするようなポップなパーティトラックが多い。Rawとしては聴きやすい部類かも。それもあってか非常に人気がある。とりあえずRoolerを聴け。Gearboxから独立し、Agressive Recordsを立ち上げた。主な楽曲としてはYES、DISCOTEK、TOO HOT、TOO COLD、CLUB BANGERなど。

Sickmode

Malice(後述)から独立したアーティスト。Roolerと同じ系統の、ポップなRawを得意としており、人気が高い。とりあえずRoolerとSickmodeを聴いておけば間違いない。主な楽曲としてはKlaplongen、TOO HOT、One And Only、TOO COLD、GO STUPIDなど。どれも聴いてて踊り出したくなる音だね。

Rebelion

スコットランド出身の二人組。Rawの中でも非常に人気が高いグループの一つ。Rawの中でも激しく先鋭化したXtra Rawの部類に属すると思うが、Hardstyle界でもかなり受容されている。みんな激しい音を求めているのかもしれん。最近はZaag kickという、キックを多用している。オランダ語でzaagは鋸とかチェンソーを意味するらしい。どぅぅどぅぅーんって感じの音、ほんまにチェンソーみたいやね。最早ここまで先鋭化するとノイズミュージックやろ。ただRebelionはメロディックな楽曲も多く作成している。Gearbox→Scantraxxと鞍替えしたが、2022年にDirty Workzに移籍、サブレーベルとしてAcid Reignを設立した。主な楽曲としてはBring It On、The Edge、Never Back Down、Outta Control、Sinner's Paradice、City Lightsなど。EndymionのDie GladiatorのremixやSub Zero ProjectのBass Trainのremixもブチ上がるので聴くべき。あ、あと今年リリースされたLinkin Parkの名曲、NumbのRebelionとVertileによるリミックスは最高でしたね。いい意味で原曲をぶっ壊してると思う。他のアーティストもNumbのリミックスをしてるけどRebelionとVertileのリミックスが一番ええわ。

Vertile

ここ数年でHardstyleの覇権を握ったガチでやべえ奴(褒め言葉)。とにかく激しくてイカついキックドロップに美しいシンセのメロディドロップで締め括る、メリハリのついたサウンドが特徴的。そしてロック/パンク系のボーカルもよくマッチしているが、なんとボーカルはVertile本人らしい。一人で歌って作曲できるのすごい。とりあえず全部聴いてほしいけど、主な楽曲を挙げるとすれば、Stronger、Change This Place、On My Own、Simulation、No Sleepあたりかな。これもう空前絶後のアンセムやろって思ったらさらにそれを超える曲を出してくるの、ガチでバケモノすぎるんだよな。ほんまにヤバい。あ、ちなみに俺の好きな曲は、どれも好きなんだけど、特にDemi Kanonとのコラボ曲、How I Do Itかな。いやVertileが歌ってない曲やないか。

Warface

表に出てきているのは一人だけですが、どうやら二人組らしいです。説明するのが難しいんですが、とにかく楽しくノれるタイプのポップなRawを得意としています。跳ねたくなる感じの音っていうか。とりあえずアルバム、Vergance、Forgotten Future、Rest In Piecesを聴きましょう。

Act of Rage

和訳すると激おこぷんぷん丸。キレ芸でフロアを沸かせている。Hardstyle界でも根強い人気のあるアーティスト。説明とかいらんからとりあえず聴こう。とりあえずアルバム、Outrageousから聴いてみよう。あとRoad Rageとか。

Radical Redemption

Rawstyleの中では結構変わった尖り方をしているアーティスト。荘厳なメロディに体感的に遅めなキックを組み合わせた、ある種rawphoricによった特徴的な音。あと兵士を思わせる衣装なのも特徴的。主な楽曲としてはStronger & Better、America、Brutalシリーズかな。

Malice

元々は二人組だったが、片方がSickmodeとして独立したので今は一人で活動している。ただ同じレーベルに所属しているから多分円満離婚。激しめrawを得意としている。(日本のアニメやゲームの)オタクらしい。主な楽曲としてはWatch Your Back、Drop 'Em Down、Fear、Stronger、Another Dayなど。俺はCreature Of The NightとWonderlandが好きだな。Wonderlandは「怪物妖怪魔法使い~トリックオアトリートでも飴ちょうだい~」っていう謎の日本語の声ネタが入ってて大好き。

The Purge

イタリア出身のDJ。最近ノリにのっているアーティスト。Spoontechというレーベルから独立し、Savage Squadというレーベルを立ち上げた。元々はダークな曲調だったが、現在ではポップでキャッチーな曲調に変化している。ベース?リード?とキックが非常に特徴的ですね。主な楽曲としてはENERGY、RIGHT NOW、ENDGAME、BLACK MOON、VENDETTA、PLANET CIRCUS、SOMEBODY TO LOVEなど。

Adjuzt

最近非常にノリにのっているアーティスト。The Purgeと同じSavage Squadに所属している。The Purgeと同じポップでキャッチーな曲調だと思う(主観)。主な楽曲としてはTake Me Away、ECHOES、LOVESICK、Summer Secrets、LEVITATE、Dopamineなど。

Krowdexx

イタリア出身のマスクを被った二人組。アノニマス?Rawって感じの音。特徴がないわけじゃないんだけど、言葉で説明するのは難しいな...。とりあえず聴け!主な楽曲としてはMoshpit、Say My Name、Rawstars、PU$H、How You Feel It、ICONSなど。

Mutilator

Gearboxが誇る最強のアーティスト。激しくダークでデカいキックと単純ながらもやみつきになるメロディの組み合わさが最高なんだよな。俺の特に推してるアーティスト。とりあえず聴いてくれ!ハマる人にはハマる音だと思うから。主な楽曲としてはOnslaught、Hypnosis、HOT SAUCE、Lost My Way、Smoked、F#ck The Haters、Twin Turboなど。OnslaughtとかSmokedとかはかなりダークで重めな曲なんだけど、逆にLost My Wayは哀愁も感じるメロディに仕上げているのほんまに好きすぎる。個人的にはViolatedとかPsychedelicsみたいな、重いキックのドロップと好戦的でダークなメロディの組み合わせが一番好きすぎる。結婚式と葬式で流してほしいくらい好き。Anderex(後述)と共にNeon Futureというライブアクトを組んでいる。Mutilatorもちょっとサイバー系の血が入ってると思う。

Anderex

唯一無二のサイバー系の楽曲を作るガチヤバアーティスト。Cyber(Hyper Trance/Acid/Breakcore)/y2kのサウンド/世界観をRawstyleと混ぜることで唯一無二の独特なサウンドに仕上がっている。徐々にXtra raw的な激しさを持つようになってきてはいるが、それでもキックとベースにサイバーっぽさが出ているし、メロディも完全にサイバー。ガチでヤバい。MutilatorとNeon Futureというライブアクトを組んでいる。ガチサイバーや。好きすぎる。マトリックスみたいなSF好き、あるいはサイバー系が好きな人、あとはVirtual Selfが好きな人でハードな音を求めている人はまずAnderex聴いてほしい!多分ハマるはず。主な楽曲としてはDeathray、Go Insane、ACID TECH、Break Ya Neck、Simulation、Digital Dystopia、A New Worldなど。Mutilatorとのコラボ曲、HOT SAUCE、Twin Turbo、Cyberselfもいいね。個人的にはDEEZLとのコラボ曲、ERA404も好き。あとはText To Speechの特徴的なキックドロップも好き。

Fraw

クセつよつよ揃いのGearboxでは比較的まともなRawstyleの人。いや、かなり激しいキック使いまくってるわ。全然まともな音ちゃう。Gearboxはみんな個性が強すぎるだけや。Frawはなんていうか、「大将、とにかく激しくて思わず踊りたくなるキック!」Fraw「へいお待ち!」みたいな感じかな。どんな感じ?お前はまたそうやって俺を喜ばせる!って感じでもある。とりあえず説明するより聴かせた方が早いな。主な楽曲としてはOmega、Techno Music、Smoked、Bounce B#tchとか。あ、あとBloodlustのImma BossのFraw remixも外せないね。Mutilatorとの合作、Can You Feel It?!はキックの音が高すぎて最初ビビったな。コラボ曲も多いんだけど、個人曲、例えばRunning On Emptyとかも音がイカつくて好きだな、俺的には。

Gunz For Hire

Ran-DとAdaroによるユニット。見た目が特徴的で、仮面を被り、スーツを着ている。2010年くらいから長きにわたりRaw系の楽曲を作り続けている。Hardstyleの歴史について書くとしたら絶対外せないアーティストの一人ですね。主な楽曲としてはBolivia、No Mercy、Plata O Plomoなど。また、Bella Ciaoのリミックスも手掛けました。Bella Ciaoはイタリアのパルチザンによって歌われた非常に有名な歌ですね。

Regain

Hardstyle界隈では珍しいポーランド出身のアーティスト。もう一人のスキンヘッドの人。唯一無二の無機質で力強い特徴的なサウンド。ベースが特に特徴的かな。主な楽曲としてはThis Is Regainとか?自分でこれがRegainや言うとるし()あとはBroken、Xorcism、Cocaineなどなど。個人的にはBloodlustとのコラボ、Get Up、Get Downが大好きすぎるんだよな。キックとベースが融合してて聴いてて気持ちいい、思わず踊ってしまう。

Bloodlust

日本語で「血を求む」と書かれたハチマキを巻いている。Bloodlustの直訳?最近勢いのあるアーティストの一人。音の説明は難しいからとりあえず聴いてくれ!主な楽曲としてはImma Boss、The Light、Samurave、Ghetto Bass、あとは2022年にリリースされたアルバム、In Blood We Trust。どうでもいいけどSamuraveってサムライ+Raveやんけ。もしかして日本のこと好きなのかな…()俺はいつでも待ってます。あと2023年ダンスミュージック界最大のヒットソング、Calvin HarrisのMiracleのリミックスも激アツすぎるんだよな。個人的にはE-forceとの合作、Deathblowが大好きだ...。

Riot Shift

おれが今めちゃくちゃ推してるアーティストです。
メタル/パンクバンドみたいな最高にイカした格好をしている二人組。メタルやパンクのサウンドとRawstyleのサウンドを融合させた独特なサウンドをウリにしていて、めちゃくちゃクセになる。元々普通のDJといった感じの見た目(どんな見た目?)だったが、徐々にストリート寄りになっていき、今では完全にメタルとかパンクバンドにいそうな見た目になってしまった。世界観が完成されてていいね。ちなみに楽曲のボーカルも自分たちでやってるらしい。もうドラムとギターも集めてバンドやろうぜ、バンド。俺たちで世界初、唯一無二のHardstyle Metalバンド組んで世界ツアーしようぜ。お前は何様?主な楽曲としてはDark Matter、LASER BEAMS、SAME AGAIN、DYSTOPIA、BREAK THE FALLなど。俺はMUTATION,
ENTOROPYも好きだな。おおむねSAME AGAINの前まではLaser kickという特徴的なキックを多用しつつ、時にパンク/メタルライクな曲をリリースするといった感じだったが、SAME AGAIN以後は完全にパンク/メタルライクな路線に完全に切り替えた感じである。俺はどっちも好きやで。

Delete

Rawstyleの黎明期からRawstyleを作り続けてきた神のような存在。ダークで無機質なメロディとキックが特徴的。2010年、Vazardというアーティストと共にSpoontechというレーベルを立ち上げた。現在でもSpoontechは存続しており、The Purgeなどがこのレーベル出身だったりする。代表曲としてはAlone、Payback、Take It Back、Lunaticなどだろうか。ただ残念なことに2022年に急逝してしまった。早すぎるよ...。

E-force

黎明期から活躍しているアーティストの一人。2014年にリリースされたSevenはHardstyle史に名を残す名曲で、当時はHardstyleの中でも最もハードな曲だった(おそらく)。近年の主な楽曲としてはMove OnやHere Comes The Boomなど。個人的にはJudgement Day、Kill The Noise、Gremlin、B-frontとのコラボ、May God Have Mercyとか好きだな...。全体的にキックドロップもメロディドロップもE-forceにしか作れない音で好きなんだよな...。ちなみにWarfaceとWar forceというグループで活動していたこともある。

So Juice

俺は前からインスタをフォローして追っていたんだが?!(キモ・オタク並感)Gearboxの人。ダークで攻撃的な音が特徴的ですね。楽曲のアートワークもアングラな感じでめっちゃいいっすよね。Anderexのサイバー系にやや近いようで全く違うアングラな文化をベースにしている感じがあります。主な楽曲としてはYou Don't Know、Nowadays Music、Juiceなどでしょうか。他アーティストとのコラボ楽曲もいいですね。Mutilatorとのコラボ曲、Full Throttle、Anderexとのコラボ曲、Take Control、Frawとのコラボ曲、Die To Feel Alive、Riot Shiftとのコラボ曲、666、どれもいいんだな。そういえばAnderexとコラボしてたな。世界観が違うようで絶妙にマッチしてますね。あとはDEEZLとのコラボですかね。DEEZLもサイバー系な音作りするんですけど。CYBERGOREはガチでヤバイ。キックがあまりにも攻撃的すぎる。俺はRawstyleを嗜んでいるから致命傷で済んだけど、最後のメロディドロップでトドメさされた。これクラブとかフェスで流れたら暴れ出す自信がある。ほんまにヤバい。あとDEEZLのDoomsdayのSo Juice remix、これもヤバい。原曲が既に破滅的なヤバさなんだけど、So Juiceにリミックスされてさらにヤバくなってる。こんなんクラブとかフェスで流れたらみんな暴れ出して乱闘始まるで。

Dual Damage

2023年最も勢いのある2人組のアーティスト。一気にヒットした感じがある。PVC kickというキックを多用した個性的な音作りをしている。ダークで攻撃的というより、激しくもポップな音。本当に聴いてて楽しいんだよな。とりあえずYoutubeでDual Damage live setで検索してみよう。主な曲としてはHiding、Bladesなど。あと音雲(SoundCloud)に上がってるWarface & Delete - Game Over (Dual Damage Edit)は是非聴いてほしい。マリオの1-1のBGMをキックで再現してるのが面白すぎるんだよな。
ちなみに片方はBackfireという名義でも活動しており、Dual Damageと同じ特徴的なドロップを多用している。

Unresolved

正直、私Unresolvedについては詳しくないのよね...。魔理沙、解説してくれるかしら?あいにく私もそこまで詳しくないんだぜ。レーベルとしてはRSLVD Recordsに所属しているみたいだな。楽曲は全体的に思わずノリたくなるようなパーティートラックが多いな。私にわかるのはここまでなんだぜ。もしUnresolvedのガチファンがいたら教えてほしいのだぜ。

Aversion

Activationの人。Hardwellが自身のライブでActivationを繰り返し流しているらしい。最初の、𝘼𝙘𝙩𝙞𝙫𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣_____ダッダッピポパポってところほんまに好きすぎるし、𝘼𝙘𝙩𝙞𝙫𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣のあとにどんどん違うドロップが来るん聴いてて楽しい。
「でも私AversionについてはActivation以外はあまり知らないのよね...。魔理沙、解説してくれるかしら?」
「分かったのぜ。AversionはDJ Theraの主宰するTC Recordsのアーティストだぜ。主な楽曲としてはWithout Me、Unleashed、Face of Chaosなんかがあるな。Unresolvedとのコラボ曲、DarksideやImperatorzとのコラボ曲、Valhallaなんかも代表曲だな。」
「あら、DarksideやValhallaは聴いたことがあるわ。クラブで流れてきたとき、あまりに盛り上がりすぎて勢い余って周りの人間を全員蹴散らしてしまったわ。」
「はは霊夢はお茶目だな。Rawとは言えど激しすぎず、メロディドロップもあるようなパーティートラックがAversionの作風だと言えるな。」
おれ何書いてるの?

その他

Killshot
Mish
Cryex:A.P.E.X.というレーベル(ゲームではない)を主宰している。人気があるアーティストだけど僕はよく知らない。
Vasto
Scarra
DEEZL:サイバー系の音を得意とする、Gearbox所属のアーティスト。
Ncrypta
Luminite
Imperetorz
Thyron
The Straikerz
Caine
ELEMENT
Kruelty
Backfire

その他のアーティスト

上の3分類に当てはまらないアーティストと、Hardstyleと関わりの深いアーティストをピックアップして紹介します。

TNT

イタリア出身のTechnoboyとTuneboyから構成されるアーティスト。ぐゎんぐわんと鳴るReverse Bassを多用しているのが特徴です。全体の作風も周流のHardstyleと比べるとかなり異なりますね。また2000年代頃までThe KGB's、The Hose、Hardstyle Masterzなどと非常に多くのエイリアスでリリースしていました。多すぎやろ。主な楽曲は名義ごとに分けて紹介します。Technoboyとしての代表曲はTi SentoやNext Dimensional Worldなどが挙げられます。Ti Sentoはイタリアのヒット曲か何かでTechnoboyがリミックスした感じですね。The KGB'sとしての代表曲はTechno Gymなんかがありますね。The HoseはI Survivedが主な楽曲として挙げられますね。名曲。Hardstyle MasterzはRumbo Is A Pussyが主な楽曲です。TNTの主な楽曲はDouble Doutch Darkies、Countdown、Ctrl、Digital Nation、Power Hour、Teknogym 2k19、Gung、DLMD、Rave Now、Reverse The Bass、OMGなどがありますね。TNT(その他TechnoboyやTuneboyのエイリアスを含む)の曲はどれもMelbourne shuffleとかJumpstyleに向いてると思うから是非踊ってほしい(他力本願)。

DJ Isaac

Hardcore(Gabber)出身のアーティストでHardstyleの初期から活動している。メロディックな楽曲も多いが、主流のHardstyleと比べると個性的なので独自枠に区分しました。系統的にはTechnoboyに近いと思う。そのためかTechnoboy(TNT)とのコラボも多いですね。Ctrl、Digital Nation、Power Hour、The Realm、Rave Nowとか。あとはD-Block & S-te-Fanとのコラボも多いです。代表曲としてはBitches、Burn、I Want You、Party Peopleあたりですかね。BitchesはLyricで延々と「俺はビ〇チ全員好きだぜ~!」って言うとる。Hardstyleの楽曲の中で一番下品でくだらないlyricだと思う。これ以上にふざけた楽曲があるか??????あとはDash BerlinのHeavenのリミックスも外せないですね。Heavenの原曲はDJ Sammyの同名の楽曲ですね、ジャケットが日本人風の女の子のやつ。リミックスのリミックスってことになりますね。DJ Sammyの原曲はガチでエモいですけど、Hardstyleになってもその良さが残ってます。Bitchesとかいうふざけた楽曲とは大違いや。

Zany

Hardstyleの初期から活動しているアーティスト。最近はオランダにフォーカスした楽曲が多い。Fusion Recordsを主宰していた。Fusion Recordsからは現在も活動している数々のアーティストを輩出しました。あんま詳しくないんで一曲だけ紹介します。Pornです。喘ぎ声が曲の中で使われてて面白いです。20年前に既にこの手法を編み出していたのが天才的すぎますね。真面目に紹介するとメタリカのNothing Else Mattersのリミックスですかね。

Mark With A K

読み方は「まーくうぃずえーけー」なのか「まーくうぃずあけー」なのか分からん。おれは後者だと思う。Hardstyleと近しいが出自の異なるJumpstyleのアーティストだが、近年はHardstyleと遜色のない音になっている。ただドロップの作り方にはまだJumpstyleの特徴が濃く残っているように思う。主な楽曲としてはOasis、Fear Of The Dark、Somebody Like Me、Radioactive、Warriorなど。

Darren Styles

イギリス出身。約30年近くに渡りイギリスのHardcoreシーンを牽引してきた、UK Hardcoreの王のような存在。Hardcoreをベースとしつつ、2000年代にはユーロダンス系も手掛る程度で、Hardstyleとはほぼ無縁だった。ここ10年くらいでHardstyle界隈に急接近し、ほぼHardstyleの人になっている。しかし今でも作風はhardcoreがベースにある。Code BlackやDa Tweekaz(Tweekacore)とたまにコラボしている。Da Tweekaz と共に、Dirty WorkzにHappy Hardcore専門のサブレーベル、Electric foxを立ち上げた。
ちなみに俺が一番好きなアーティストです。

Showtek

現在はEDMのアーティストだが、元々はHardstyleの出身。今でもHardstyle時代の彼らの楽曲は人気だったりする。The Colour Of The Harder StylesやFTSなどが代表曲。

Harris & Ford

ドイツのEDMアーティスト。頻繁にHardstyle系の楽曲を作っている。メロディックで思わず踊りたくなる音で俺はめちゃくちゃ好き。なあ、Harris&Ford、Hardstyleに来ないか?Hardstyleはいいぞ。どんなに激しいキックを使っても叩かれない。だってみんなHardstyleだもん。
主な楽曲としてはFur Immer JungとかAddicted to the bassとか?

Scooter

ドイツのダンスミュージックバンド。ボーカルのH. P. Baxxterを中心に1990年代から活動している。グループとしてはHardcoreと謳っているが、実態としてはHardstyleやユーロダンスの楽曲がメイン。定期的にボーカル以外が入れ替わっており、直近では2022年に変わってしまった。Hardstyle界との繋がりでは人気となったHardstyle楽曲のカバーが挙げられる。パクリ?主なHardstyle楽曲としては、Technoboyの名曲、Ti SentoのカバーやThe Pitcherの名曲I Just Can't StopをカバーしたJ'adore Hardcore(ハードコアちゃうやろ)、Headhunterzの神曲Rock CivilizationをカバーしたJumping All Over The Worldなどが挙げられる。近年ではFCK 2020やGod Save The Raveなんかも主な楽曲として挙げられるだろう。

Timmy Trumpet

オーストラリアのEDMアーティスト。EDM界隈でもトップレベルに有名なアーティストだからどこかで曲を聴いたことはあるかもしれない。度々Hardstyle系のアーティストとコラボしている。コラボしたアーティストとしてはSub Zero Project、TNT、Jebroerなどがいる。なあ、Timmy、Hardstyleに来ないか?


ここまで読んでいただきありがとうございました!これで君も立派なHardstylerだ!
何か誤りがあったら教えてください。

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