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秋田県人の端くれの私が、秋田県について本気で考えた件

私にとって当たり前の風景。
私は秋田県人の端くれ。
それが私にとって一番大切なことだ。


1>超妄想コンテスト【星降る夜に】

2020年の6月頃だった。
エブリスタさんの超妄想コンで、【星降る夜に】というお題が来た。
ちょうど別のweb小説サイトでも、【日常の謎】ミステリーコンテストがあった。
何となく思ったのは、私の地元である秋田県
空の純度は高く、星空が見える。ネタとしては、単発的な考えだった。

昔作った秋田出身のキャラクターいないっけ。
設定を書いたもの探すと、方言を喋る女の子がいた。
この娘が秋田の謎を探すの?
設定が弱い。
例えば、女エルフの探偵が秋田の日常の謎を探す。
その助手として秋田っ娘が、かかわるのはどうかな。

設定を組むけど、全く自信がなかった。
3話で1エピソード。時間がない人にも、秋田県の謎を解き明かすお話を知ってもらう。
私にとって普通過ぎたし、それはマイナス面の暴露大会にならないだろうか。
それが不安だったのだ。

秋田県は総人口100万人を割った。今では、千葉市(97万人)より少ない。
県民アピールも上手でなく、何となくこじんまりしている。

外へ向けて何を売るんですか?

そんな時、思い出したのは、中学3年生のときの恩師の話だ。

2>恩師曰く、他人の良いところを探す

私が思う弱点(コンプレックス)は、他人にとって強みである。
それを実感することがあった。

中学3年生の僕たちに、恩師は言った。
他人の良いところを探して、紙に書きましょう

自己評価が低いと見つけられない。ただ他人の目はよく私を見ているものだなぁ、と思った。
私は視野が狭い男だった。
でも、他人から見ると同じ事に一生懸命になれる熱血野郎だった。

2020年に、話は戻る。
私の見える世界は、他人にとって全く違うように見えるかもしれない
確証がなかったので、秋田の短編小説で、まずお伝えしようか。

【短編版】秋田へようこそ、探偵エルフさん!【星降る夜に】 

エブリスタ(改稿版)カクヨム(改稿版)ブログ版(きもりの創作屋さん)
NOVELDAYS版(改稿版)

超妄想コンとは相性が良かった
文字数をしぼって、内容に合わせて書くので、書きやすかったのだ。
また別のwebサイトでも反応が良いようだった。

作者として、ちょっと本気になってきた
秋田県のことを書いた本や資料を見る。

出典:あきたをおしえて!! こばやしたけし著 2012年4月 くまがい書房 44~45ページ 「秋田なんて何も無い」って謙遜するけど、ホントにそう思ってる?

秋田県民性というのを こばやしたけしさんの本で知った。
自分で「秋田に何もない」と言っておきながら、他人に言われると激しく怒る。
口下手、奥手、頑固
3つそろった性格で、私は秋田県のことを本気で知ろうとしなかった。
私は、秋田県の上澄み情報だけを知っていて、深いことを見ず考えずだったのだ。
秋田の良いところあるべーと思ったわけです。

3>秋田は良いところ、来てたんせー

春夏秋冬+その他で、良いところ一覧を作った。
春の桜、夏の星空、秋の紅葉、冬の雪原
うん、私が1年を通して日常的に、ふつうに眺めている景色だ。
これが小さな幸せと気づく。

どんどん項目を書き出して行った。
秋田弁、久保田藩の3つの城跡、秋田犬、きりたんぽ、温泉、なまはげ、曲げわっぱ……etc.

めっちゃたくさん良いところあるじゃないの!( ゚∀ ゚)

私は、2021年の上半期までの執筆で、秋田の日常の謎を春夏秋冬、探偵エルフさんと秋田っ娘に調査させてみた。

大切なことは、日常の風景にある小さな幸せ。
大切なことは、自分の弱みが他人にとって強みであることがある事実。

秋田県内外の人にとって、私にとっても、秋田県は神秘的なエルフの森であった。

個人ブログで、秋田へようこそ、探偵エルフさん(ブログ小説)
書いています!

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