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短く、凝縮して、吐き書きだす。

書いては消して、また書いて、消して、7割ぐらいのところでピタリと止まる。そうして生まれた文字の羅列を、ぽんと下書きフォルダへ投げ入れた。


相変わらず起床時間が一定にならない。おとといは7時、昨日は10時、今朝は8時半。こんなんで社会復帰できるのかーなんて不安はとりあえず、一杯の水で体の奥へ流しこんだ。冷蔵庫を開ける。彼と違って、私は何か胃に入れないとスイッチが入らない。のに、何もない。ありゃ、失敗した。先日の買い出し予定日、雨に阻まれて諦めたことを忘れていた。

ざっくりとした無地のパーカーワンピースを羽織る。ユニクロ最高。右手に携帯、左手に鍵、顔にはもうおなじみのマスク。コンビニまで30秒間のお散歩。脳が糖分をよこせと騒いでいるので、視界の端に飛び込んできたフルーツサンドをひとつ。レジの不愛想なお姉さんに携帯を提示、キャッシュレス。便利な世の中。あ、お姉さんコーヒーも一つお願いします。二度手間、ごめんなさい。

またも30秒の散歩を終えて帰宅、あ。忘れてたわ洗濯回さなきゃ。狭い脱衣所でひとり、襲い掛かってくる衣類と格闘。量が多くて一度の回転で倒しきれなかったので、今日は私の負け。くそぅ。

むぐむぐと頬張るフルーツサンドに糖分補給を任せ、小さな座卓の4分の1ものスペースを占領している相棒の前に座る。隣に買ってきた眠気覚ましを設置。もうすぐキリのいい時刻ってところで、ざっと今日の流れを脳内で復唱。赤い表紙を眺めてやる気アップしないかなーと思いながら、手帳で確認。こことここはちょっと予定切り替えていこ。臨機応変、大事よね。朝起きれなかった私のことは、ごめんけど少し棚に上げさせてもらうね。

まっさらな画面に、書きたかったことをカタカタと入力。文字を並べて、様子を見る。イマイチ。少し足して味を見る。うんにゃ、やっぱりここ減らそう。もう一度、様子を見る。なんとなく、ピンとこない。文章ってきっと理屈で合格点は出せるようになるのだと思う、けど。根っからの感覚派な私としては「なんとなく違う」ものは、やっぱり違うのだ。この辺の価値観の違いで、彼にはご迷惑をかけている。理論派の恋人さんよ、いつもすまんな。

「なんか違う」がぬぐえなくて、またも予定を変更。こういう日もね、あるよね。資格取得に向けて、インプットスイッチへバチンと切り替える。法律、栄養素、社会福祉、心理、歴史、etc。興味の有り無しであまりにも違う私の吸収力よ。残念ながらすべてにおいて合格点をたたき出さなければならないのだ。頼むから苦手なジャンルにも柔らかく対応できる頭になってくれ。また糖分買ってきてあげるから。

長時間のインプットで、なんとなく脳が疲れてきた(気がする)が、実際「脳が疲れる」という現象は起きないとかなんとか。本当に疲れる前に、「疲れたことにしようぜ!」って信号を送っちゃうんだとかなんとか。怠け者かよ私の脳。勉強に愛想をつかしたというのなら、先程書きあげられなかったnoteへ浮気してやることにする。

書いては消して、また書いて、消して、7割ぐらいのところでピタリと止まる。そうして生まれた文字の羅列を、ぽんと下書きフォルダへ投げ入れた。



最優先事項が「試験勉強」である今、noteに費やす時間を、1日の中で計1時間程度におさめようとしている。もっと時間をかければ書きあげられそうだな、という記事も、1時間で吐き出しきれないのであれば一旦下書きへと投げている。「完璧じゃなくていいから書きあげる」ことを大切にしたいのだけど、その書きあげるまでにどうしても時間がかかる。

「時間をかけてでもいい文章を書く」というのも、ひとつの目標だ。試験が終わって優先順位を変える余裕ができたら、挑戦したい目標。でも今は、置かれた環境がそうではないのと、優先したい目標が違うから。

「毎日」「短い時間で、一気に書き上げる」ことを特訓している。


ちなみに、溜まっていく下書きに関して。

こんな決断をしたこともあったけど。

今回は、見捨てない。書きあげてやろう、と思っている。

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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。