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テレビをつけてみませんか?東京MX

春が来ましたね!
近所の桜は満開、街には”新”大学生らしき子供たちが増えたような気がします。私自身大学進学を機に、地方から上京してきたので、なんだか懐かしい気持ちになりました。

街には「新番組」の広告が溢れているけれど。

4月はテレビの改変期ということもあって、各局新番組の告知をじゃんじゃん打っていますよね。先日、久々に会社に行こうと(今はほとんど在宅)思い、渋谷駅を通ったのですが、NHKのお膝元ということもあってか大々的に交通広告の展開をしていました。(山Pドラマ、気になります!)

そもそもテレビを見る人が少なくなってるから、テレビ内で新番組の告知するよりも、こういう交通広告のほうが効果あるな、とか色々思いました。

大きい写真でドーンで出ている交通広告を見ると、結構テンションあがりますよね。

そうそう。そもそもテレビ自体、今なかなか観ないですよね?


私はまだ全然テレビ観ますけど、観ない人、今本当に多いですよね。好きな人は観てるんでしょうけど、そうでもない人は観ない。私だって、面白い番組は見るけど、そうでもないなと思ったら、ネトフリとかユーチューブにいっちゃいます。ザッピングの対象がテレビ以外にも波及している感じです。

雑誌もそう。一部のファッションが好きな人は読んでるけど(でも楽天マガジンとか)、そうでもない人は全然読んでない。

もう当たり前じゃないんです。今まではテレビをみんなが観ている前提で、番組を告知するところからスタートしていたけれど、今は「テレビをつけてみませんか?」という【そのもの】の需要喚起をしなくちゃいけなくなってきている。マイナースポーツが「まず知ってもらおう」と色々発信しているのと同じように、テレビもそういう立場になってきているような気がします。

クライアントさんからも「そもそも、今テレビって観られてるんでしたっけ?」ってよく聞かれるようになりました。

東京MX社内の会議。「そもそもさ、テレビをつけてもらうことからお願いしないとダメじゃない?だって、みんなテレビつけないんだから。」


東京MXの中吊広告をみたときに、こんな会議風景が勝手に浮かびました。

同時に、まだまだテレビは面白い。さ、春を楽しみましょう!


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