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学年ビリのヤンキーが1年で偏差値60になったお話し

こんにちは!植松大悟です。

私は、アチハピ(家庭教師センター)代表 兼 講師をしております。

私は大学入学後、すぐに家庭教師のバイトを開始いたしました。

たくさんのバイトがある中で、私がどうして「家庭教師」を選んだのか。
そして、どうして「アチハピ」を作ろうと思ったのか。

今回はそんな私の人生の転機とも言える中学生時代のとあるお話をしたいと思います。

では、「学年びりのヤンキーが1年で偏差値60になったお話し」の開幕です。


学年ビリのヤンキーとの出会い

時は遡ること、9年前。。。

私が中学1年生(12歳)のときの出来事です。

1-2だった私のクラスでは、男子の中で力比べが流行っていました。

やり方は簡単です。国技である「相撲」をして強い方が勝ち進んでいくというものでした。

そして、1-2での勝負に飽きた「強い勢」は次に1-1に進出しました。

そして、その時に1-1の「強い勢」として出てきた軍団の中に、『学年ビリのヤンキー』(以下、「S」と呼ぶ)はいました。

私はその時、近くの机に座り、高みの見物をしていました。
後にSに聞くと、「大悟はラスボス感があって怖かった」と言っていました。

中学1年の時は、クラスが違ったため、Sと交流したのはその1回だけです。

Sと同クラに!

それから1年がたち、中学2年になった時、なんとSと同じクラスになったのです。

そして、春の校外学習の時にSと同じグループになったことがきっかけで、Sと大親友になるのです。

仲良くなりすぎて、休み時間、グループ分け、連れション、放課後、全ての時間を2人で過ごしていました。

地元のカラオケ「招き猫」には、いくらお小遣いを費やしたか計り知れません。

Sをヤンキー道からガリ勉道へ

月日は流れ、中学2年の夏頃、いつものようにカラオケに行こうとしていると、、、。

私の中学校の正門に見たことないレベルののヤンキーが集まっていました。

鉄パイプを持ってるもの、タバコを吸っているもの、金髪のもの、サングラスをかけているもの。

それらは全て他の中学から来たヤンキー道まっしぐらの男子でした。

そして、なんとSは当時そのヤンキーと連んでいたのでした。

そこで、私はヤンキーに「今からゲーセン行こ」と誘われているSに対して一言吐き捨てました。(ヤンキー集団が目の前にいる状態で)

今でも鮮明に覚えています。

靴箱の前あたりでした。

「お前、こんな奴らとつるんでんの?やめな笑」

そりゃ、ヤンキー集団はブチギレですよね。

しかし、それから、Sはヤンキーとは関わらなくなったそうなのです。(関われなくなったのかも笑)

それから2ヶ月くらいがたち、いつも通り学校生活を送っていると、Sからとある言葉をかけられました。

「大悟ってどうやって勉強してんの?」

今でも鮮明に覚えています。

当時私は、学年順位が240人中1桁台をキープしていました。

おそらく毎日一緒に遊んでいたSからすると不思議だったのだと思います。(後からSに聞くと、かなり憧れてくれていたそうです。S、ありがとう!)

そこで私は、私が毎日どのような勉強をしているのかを教えました。

放課後カラオケ→空き教室

それからというもの、徐々に放課後カラオケに行く頻度は減り、空き教室で二人で、夜遅くまで自習するようになりました。

一緒に志望校や順位の目標を立て、毎日の勉強計画を立て、学校で報告し合う仲となったのです。

中学3年では同じクラスになることはできませんでしたが、ぞれでもずっと一緒に勉強をする仲でした。

そして、来たる高校受験の日、彼は目標にしていた第一志望の高校を受験し、見事に合格することができたのです。

彼の現在

彼は高校入学後、ずっと勉強のモチベーションを絶やすことなく勉強し、ほぼオール5で卒業した。もちろん内申点を使い、第一志望の大学へと推薦で合格している。

けっして偏差値の高い大学ではないが、今では大手重機メーカーへの内定が決まっており、TOEICは800点近くある。

本当に脱帽だ。

ちなみに私のTOEICの点数は、600点くらいだ。

何が彼をそうさせたのか

では最後に彼をそこまで成長たらしめたことはなんだったのか。

もちろん一つの要因ではないことは確かだ。

人生のさまざまな出来事の掛け算により、成長は作り上げられている。

しかし、一つ紛れもない事実がある。

彼は「自分で」勉強を頑張ろうと決め、「自分で」目標を決め、「自分で」計画を立て、「自分で」考えて、「自分で」努力をした。

つまり、何事も「自分で」が大事だ。

誰かに言われたから勉強する。怒られるから勉強する。周りがやってるから自分もやる。

それでも一時は成長することはできるかもしれない。

しかし、その成長は長くは続かないだろう。

大学に入学することがゴールではない。断じて違う。

人生を通して、成長し続けるのだ。ゴールはない。
ゴールラインは次のレースのスタートラインだ。

長期的な成長を目指すのならば、「自分で」を大切に。

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以上が、私が家庭教師を志し、現在アチハピを運営している理由だ。

非常識?な家庭教師 アチハピでは、お子様を「与えられやらされる勉強」から、「自ら考えて学び成長する勉強」へ変えることを目標に日々講師が誠心誠意授業をおこなっております。

「勉強しなさい!」って毎日言いたくないな。。。
と感じているお母さまがいらしゃったら、次ぜひ一度ホームページに訪れていただけると幸いです。

アチハピ一同心よりお待ち申し上げております。

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