【メモ】小学二年生のフロクと変な電卓収集
10月4日に「小学二年生休刊」のニュースがあった。
『小学二年生』休刊、 および今後の小学生向け出版事業について | 小学館
https://www.shogakukan.co.jp/news/146213
「小学二年生」と言っていまの私がぱっと思い浮かべるのはフロクのことだ。
私は毎月学年誌や児童雑誌コーナーをチェックして、面白い文房具などがフロクについている場合は購入している。文房具の同人誌で、雑誌のフロク文房具について書いたりしているため、興味があるのだ。
文房具本 文具を紹介する本(ミニコミ/同人誌)のページ BLACKSTRAWBERRY.net 藤村阿智個人サイト
http://www.blackstrawberry.net/bunbougu/index.html
中でも、変な電卓を好んで集めているので、電卓関連のフロクがつくとすぐ購入してしまう。「小学二年生」では、Top画像にもあるような電卓おもちゃがフロクについてきたことがあった。
・まず「DS」が小学二年生 2008年4月号のフロクになったようだ。
※「DS」=でんたく・そろばんマシーンのこと
・つぎは「3DS」が小学二年生 2011年4月号のフロクに。
※「3DS」とは「3つ折り・でんたく・そろばんマシーン」のこと。
・そして「3DS+1」が小学二年生 2012年4月号のフロクになった。
※「3DS+1」は「3つ折り・でんたく・そろばんマシーン」に+1機能として引き出しがついた。
その後、電卓フロクとしては2015年5月号で「妖怪ウォッチ 銀行ATM」がフロクについた。これは電卓も装備されている貯金箱だ。本体に付属しているカードキーを差し込むと、チャイムが鳴ってふたが開くという鍵つきボックス。なかなか凝ったフロクだ。難点は鍵が本体にくっついているため、セキュリティが甘いんじゃないかと言う点だ。
フロク目当てで購入しても、なるべく雑誌には目を通すことにしている。学年誌は、その年の子どもが家族にいないとなかなか手に取らない雑誌。中身はマンガ、アニメ情報だけでなく、子どもたちの間で流行っているものや同世代への取材など読み物が充実していて、1ヶ月読み込めばかなりの情報が得られるんじゃないだろうか。
学年誌がまたひとつなくなってしまう。
「小学○年生」シリーズのいいところは、まさにその1年、自分の世代のために作られた雑誌を読めるということだと思う。コロコロコミックや低年齢向けファッション誌なども世代は限られているかもしれないが、年下からちょっと年上まで対象になっている。だからこそ見つけられることもあると思うけど、ほんの1歳の違いが大きい子ども時代には、いろんな世代が読む本と同時に限られた世代向けの雑誌を読むことで、いま知っておくべきこととまだ早いことの区別ができているともっといいとおもう。
大人の本を読むときに「これは大人の本で、周りは読んでいない」となんとなくわかっているかどうかってけっこう大きいのではないかと思っている。
あと、最近メディアも多様化してきて、「共通体験」が少なくなってきているかもしれないから、学年誌がなくなるとさらに共通の想い出が少なくなるかもね。
こんな感じで電卓をいろいろ集めてサイトに掲載しているので、サイトのほうもぜひご覧ください。
変な電卓研究所 電卓コレクション Calculator Collection BLACKSTRAWBERRY
http://www.blackstrawberry.net/dentaku/index.html
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