2022/10/05 沼

沼という言葉は、自然の中にあるあの沼という意味ではなく、「特定の事物に対してハマる」という意味のネットスラングとして使われることが多い。ほぼ趣味と同義の言葉として使われるが、よりハマっているという意味合いを強調するために使われている印象がある。

沼とは落ちるものではなく、ハマるものであるというイメージがネット界隈で定着しているのも面白い。多分底なし沼のイメージなんだろうけど。

僕も最近新しい沼にハマりそうになっている。

それがこれ。

これやりたい。数年前にバズった炊飯器レシピらしい。

出来上がる前の見た目はドブ、出来上がった後の見た目はどうみても吐瀉物なんだけど、試してみたブログだったりコメント欄だったりSNSの報告を読んでも、失敗しなければ概ね食えないものではないという。

僕はブログで何度も書いたけど、自炊がとても苦手だ。料理が特段下手というわけではない。レシピ本があれば料理は作れる程度には包丁を扱えるし、焼き加減の調整だったりとかもできる(と思う)。では何が嫌なのか。

洗い物が本当に嫌すぎる

一番嫌なのが洗い物。まじで、あの……本当に嫌なんです。

坊主憎けりゃ袈裟までにくい。洗い物が料理の全てを嫌いにさせていると言っても過言ではない。洗剤や油で手がベトベトになるし、荒れるし、じゃあ手袋したら蒸れるし、流しは汚くなるし、フキンは清潔にしておかないといけないし……と洗い物だけでもやることが100万個くらいある。

何よりも濡れる。なんで美味いもの食べた後に手をビシャビシャにしないといけないんだ。理不尽だ。……いや僕のほうが理不尽か。

実家が食洗機だったこともあるかもしれない。食洗機なんて夢のまた夢だ。父親の偉大さを思う。

その点、この沼においては洗い物が出にくい。炊飯器の釜と、取り分け用のタッパー、スプーン、飲み物飲んだらコップ、この3個くらい。

そして一回で作れる量というのが段違いのため、その分洗い物をする機会も少なくて済む。

もっと言えば、現在ダイエット中なので、減量メシとして紹介されている当レシピを採用することに、なんら心理的な抵抗が無い。楽だけどジャンキーなのではなく、楽かつ痩せられるという代物だ。

まあ、実際やったらいろんなところで想定していない問題が出てくるだろう。そんなにウマい話があるわけないじゃないか。だからそれほど期待せずにやりたいと思うんだが、一つ問題がある。

炊飯器持ってない

炊飯器持ってないんだよね。

なんか今住んでいる部屋に引っ越してきた1年半前、強がって「米なんて食わねえ」とかイキってしまい、炊飯器を揃えなかったんだよね。その結果何が起きたかというと、普通にコンビニのおにぎり食いまくって太った上に食費かさむっていう、よりにもよって最悪の行動を繰り返すハメになったんだよね。

なので今から炊飯器買います。

これのAmazonレビュー、星5が「沼用に買った」というコメントで埋め尽くされているのが面白すぎる。シャイニー薊(冒頭紹介した動画、マッスルグリルの調理担当フィジーカー)ファンがこぞって買っているっぽいので、まあこれでいいか。

一番気になるのが、米がまずいっていうレビューがそれなりにあるっていうところ。「煮込み料理は作れるけど米はまずい可能性が大きい炊飯器」って一体なんなんだ?。それってもう沼用にするしかないじゃん。

とりあえず炊飯器買いました

炊飯器と、ブロッコリーも買った

昨日の投稿でも言った通り、やっぱり米は食いたい。日本人だもの。蕎麦だけじゃ無理。

ということで買いました。

沼とかいろいろ、炊飯器の煮込み料理やってみます。

炊飯器沼にハマれたらいいね!

おしまい。

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