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2021年1月の記事一覧
アリスが毛糸玉を悪戯した子猫を叱っていると、鏡の向こうから呼び声がします。
いつか見た白ウサギが呼んでいるのです
仏の世界は大きな川を隔てた向こう側にあるとされ、彼岸(ひがん)と呼ばれていますが、それに対して迷いの多い四苦八苦のある生死の世界、人間の住む世界を此岸と呼びます
盗賊一味など悪い意味として使われる事も多いですが、元々は仏様の教えは人の事情に合わせて多種多様であるが、その本質はは全て同じで一つだという事を言いました。
それが心を同じくして協力する意味や同志の意味となり、いつしか悪事を企む仲間の意味で用いられるようになったという事です。
四苦八苦のまとめ五蘊盛苦とは以下の5要素により生じる苦しみを意味します
色-物質としての体を意味します
受-視覚聴覚味覚嗅覚触覚などの五感
想-五感で感じ取ったものを理解する事
行-上記を元に行動に移そうとする心の働き
識-上記全てを認識する働き
求不得苦(ぐふとくく)とは求めるものが手に入らない苦しみ、或いは望みが達せられない苦しみの事を言います。
この事から物質的なものだけでなく心に思ったことが成就しない苦しみも意味します。
しかし人は望むものが手に入ったとしても、更に欲しいものが増える為、中々にこの苦は解消されません