見出し画像

去年のしゃかりき創造活動と、今年もよろしく。

2021年、ですね。

去年で、5、6年書いていたアメブロの方を閉じたので、今年は、noteの方にも、色々書いていければと思います。

去年2020年は、色々あって、正直、「あー、つっかれたーー」って感じの1年でした。とはいえ、自分の中では、色々新しいこともできて。私は、ちょうど2年前の年末で、当時所属していた協会を辞めて、「自分でやっていこう!」としゃかりき動き出し、この2年くらいで、大分、オリジナリティを持ったことができてきたんじゃないかなーと思ってます。

去年は、その集大成とも言える感じで、色んな企画を出すことができました。

・カオス会

この時のテンションがもう、今となっては謎なのだけど笑、「全力でカオスを生み出す!」という合言葉の元、カオスを生み出したい軍団が全国から集結(北海道からの参加メンバーも笑)。想像以上の参加人数で、全3回の開催に笑。カオスが生み出されたのかは謎だけど、会話が、毎回おもしろすぎ&大爆笑で、最高に楽しい時間だった。

そして、ここでは、「なるほど、言葉っていうのは、こうやって生み出されていくのかー」っていうのを実感できた気がします。なにぶん、この時の私の周りは、「カオス」というワードが頻出でした。

・ART HOUSE

ステイホームをきっかけに、「家で何か楽しいことできないかな?」ということで、facebookグループで無料コミュニティを立ち上げ、抽象的なお題を出して、メンバーで好き勝手作品を作ってシェアする、ということをしていきました。

が、私、本当に「継続」「運営」が苦手で、わずか1ヶ月ほどで、活動低迷&自然消滅に笑。まぁ、でも、ここに参加してくれた方が後に、別の企画に参加してくれて、直接お話ししたりもできたし、楽しかったので、良かったとしよう。

・ジャムフォトセッション

「あさみさんがやってるのは、もはや、アートの域ですね」と言われ始めたのは、この頃。

人の本質を自然に相似的に見出し、それを写真に撮り、秒数を調整した動画に落とし込み、音楽を付けてお渡しするというセッション。
私的には、史上最高に、クオリティが高いものだと思っているのですが、「動画から、あさみさんと同じくらいのものを感じ取れるか、わからない(自信がない)」と言われることもあって、「自分が見てる世界を、情報量をそのままで、人と共有するって、限界があるんだなー」と感じ始めたのもこの頃。自分が作り出すものを、どういう形で、どういう風に出していくかを考える良いきっかけにもなりました。

とはいえ、ここで、「じゃぁ、もっと、わかりやすい形に」と考えなかったことは、良かったなーと。『人に合わせる』『人にわかりやすく伝える』は、私がするべきことではないな、と思うので。自分の役割だと感じないことは、しない、が信条です。

・環世界ザ・ワールド

自粛で延期になっていた『カメラ企画』を夏に行うことができました。この企画は、私が数年前から形にしようと思っていたことで、「カメラのフィルター」を通して、自分がどう世界を見ているのか、どう世界を感じ取っているのか、その世界の中でどこに自分を位置付けているのかなどを、写し撮っていく、というような企画でした。

抽象的なものを企画としてやるのは、確かに、「わかりづらい」けれど、だからこそ、感じ取れる情報量は、「わかりやすい」ものの数百倍以上。時間の経過と共に、気づきも深まるし、抽象的なものを具体的に落とし込む思考力も生まれるし、自分の五感を使って体感したことって、忘れないんですよね。参加メンバーとのシェアの時間も楽しくて、めちゃ、おもしろかったです。

・感覚モンスターセッション

なぜか、急に、「そうだ、モンスターだ!」と閃き、描けるかどうかもわからない、人をモンスターにする、という謎企画を、またもやスタート笑。(1年前のいろだまセッションを彷彿させる出来事)そして、これにまた定員の倍の申し込みが。(まじで、毎回、参加者の方リスペクトする笑)これも、めちゃおもしろかったです。

人が、どう感覚を使っているのか、それをどう感性として繋げているのか、感覚や感性が生かされていない原因は何か、その人独自の物の見方、捉え方、世界の作り方、無を有にする方法、、などを「モンスター」にしていきました。



そして、それを『モンスター診断書』として、処方箋(文章)と共に、お渡し。「すごすぎる!」「面白い!」「笑える!」「泣ける!」「しいたけ占いを超えた!」と、まさかのモンスター、大反響。が、モンスター診断書を書くのに、エネルギー&時間がかかりすぎて、疲労感、半端なし笑。受け取った情報をモンスターにするのと、文章にするのとは、全くもって別の能力を使うんだなーと実感。おそらく、もう2度とやらないお蔵入り企画です笑

(ちなみに、この時も、周りでは、「モンスター」が流行語で、「今日、これからモンスター」「モンスター疲れ」「モンスターが立て込んでる」「モンスターで会えて良かった!」など、名詞にも、動詞にもなる言語の変容を感じ取れました)

・いろだまカレンダー&花鳥風月カレンダー

去年に引き続き、カレンダーを作成。去年も作った『いろだまカレンダー』の他に、今年は『花鳥風月カレンダー』という新しいカレンダーも作りました。私が、何か創造物を生み出す時は、大体は、「現実世界と世界の裏側のギャップ」から入る気がします。

花鳥風月カレンダーは、日本の四季や気候の変化の中で力強く、しなやかに生きる動植物を絵(色)にしたものですが、そもそもこれを描くにあたって参考にした情報が、日本の気象庁が、季節の変化を知るために行っていた動植物の観測を8割ほど廃止するというニュースを見たからで。

生態系の変化により、今まで当たり前のように、その季節にあったものが、気づかないうちに目の前から姿を消している。そういうことが日常の中で、たくさん起こっているんだろうなーと。数字(日数)以外からも、「季節」を感じ取れるようなものを・・ということで、作りました。茶室の掛け軸的な感じで、眺めてもらえたら嬉しいなーと思います。


と、そんな感じの2020年でした。

ふぅ、色々やってきたね。夏頃に、若干停滞していた時期もあったので、「もっと色々できたこともあるんじゃ?」と思うところもありますが、去年は、自分の中で、「うーーーん、これは、受け止めきれない」ってものと対峙し、少しずつ受け入れることができたので、それはそれでよかったのかなーと。

とはいえ、今年は、もっと世界を広げていきたいなーと思うし、何より、もっと自分の感覚を信頼してみようと思います。結局、色んな学びをしても、誰かから助言をもらっても、周りから何を言われても、信じられるのは、自分だけ、自分がどう感じてるかだけだよなーと。

私は、結構、そこをねじ伏せて、「周りに合わせる」「なかったことにする」癖があるので(これでも)、今年は、そういう微細な動きに真摯に答えていきながら、自分の道をまた進んでいこうと思います。

ってことで、今年もよろしくお願いしますʕ•ᴥ•ʔ

★メルマガも書いてます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?