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守るべきマイワールドの作り方。

今年になってから、「1人遊び」に拍車がかかり、最近では、毎日起きてからやることを書き出しているのですが、大体、「作る」「描く」「撮る」「書く」という動詞で埋め尽くされています。前は、「人と話す」がアウトプットの1つでもあったのですが、最近では、それも「何かを作る」に代わってしまったため、もはや、1人で無限に生み出させるのです。

何かをアウトプットするということは、それ相応のインプット量が必要になるのですが、普段から考えていることと「自然の産物」と交差した時は、莫大なる情報量が得られるし、普段から考えることに必要な知識は、大体、昔の偉人や何かの専門の人の抽象的な物事の考え方、その原点となる生き方から、得ています。私は、活字が得意ではないので、大体、昔の情報番組をオンデマンドで見たりしています。最近では、漫画や映画からも学んでいます。もはや、インプットからアウトプットまで、1人完結するのです。

それらを元に、何かの創作活動をしていると、1日が一瞬で終わります。ちょっと前まで好きだった「誰かと飲みにいく」は、全くと言っていいほどしておらず、多分、今年は、ここ10年のうちで1番飲酒量が少ないかもしれません笑。
元々1人ではお酒は飲まないし、お酒を飲めない友達とご飯を食べても1人で飲んでいたくらいなのですが、そもそも、何かを作っていると、「ごはんを食べる」ということ自体が、疎かになってしまうので、そこまで優先度が高くなくなり、結局、ごはんも1人で食べるということが増えました。

そんなこんなで、「げ、これは、さすがに、1人時間を満喫しすぎなのでは?」「そもそも、それを寂しいだとか1ミリも思わないのって、やばいのか?」と思ってのですが、まぁ、でも、私は、割りと、昔から「1人好き」だったし、直近の流れで、多くの人や合わない人と関わるのが、とてつもないストレスに感じるようになり、更に1人時間を選ぶようになりました。

この前、コミュニティメンバーに、「あさみさんは、1人遊びの達人だと思っている」と言われて、そこで初めて、「あ、私がやっていることは、1人遊びなのか!」と思ったのですが、確かに、そう言われてみると、この前までやっていた企画『感覚モンスターセッション』も、最高の1人遊びだったなーと。

モンスター陣↓

お話しをしながら、「モンスター」を描いていくのですが、相手の方が色々喋っているところを、私は、黙々とiPadでモンスターを描くんですよね。
一応、最初に、「あ、描いてる最中も、聞いているので、気にせず話しを進めてください」と言うし、オンラインのZOOMでセッションをするときも、「あ、下ばっか見てると思うんですが、話しは聞いてるので、お気にならさらず!」と言っていたし、考えてみたら、かなりの1人遊び。

来る人は、なんてったって、「モンスター」にひっかかって来る人なので、全然気にする様子もなく話しを続けるし(もはや、1人喋り笑)、「勝手に喋っててください!」という若干雑な対応をしても、「そういうの、好きです!」と謎の言葉を残し、勝手に喋り続けます笑

最近、『いろだまセッション』をすることもあったのですが、その時も、私に必要なものは、「その人の声(に乗った情報)」なので、「あ、今からいろだま描くんですが、声だけ欲しいので、私が描いてる最中も、気にせず何か喋っててください」と言ったりしてます。気にせず、喋り続けているお相手さんもさすがだなと思うのですが、1人遊び好きには、1人遊び好きが集まるのか、大体、みんなそんな感じです。マイワールドとマイワールドのぶつかり合いなのです。

いろだま集↓

と、色々考えてみると、「私がやってることって、1人遊びの賜物だな」と思います。この前、モンスターセッションの時に、「あさみさんが作る、”この世界”、やっぱ、良いですね!」と言われて、一体、どの世界なのかわからないのだけど、多分、非日常的な時空間で、一種のテーマパークみたいな感じなのかもしれません。


感覚モンスターセッションに至っては、当たり前のように、「モンスター」が頻出ワードだったし、モンスターセッションをやっていた数ヶ月の期間は、「モンスター疲れ」「モンスター費」「来週、モンスターが詰まってる(日程的に)」と、ニューワードに溢れていたので、「あ、ようこそ、モンスターワールドへ」「あなたのワールドを見せてください」「一緒に、モンスターワールドを探検しましょう」って感じだったのかもしれません。

私自身もそうだし、コミュニティのコスポリメンバー、何かの企画に来る方は、割と、「妄想好き」な人が多く、というか、現実、社会、そもそも地球が生きづらいという人が多いので、そういう、頭をどっかの抽象世界に飛ばして生きている人は、何かしら別の場所に、安全区域を作る必要があって。


コミュニティ『コスモポリタウン』なんて、完全に、仮想タウンだし、元々は、私がワーホリで行っていたカナダのトロントをモデルにして作ったコミュニティなので、それはそれは、妄想上の世界なのです。そういう世界が、「ある」となぜか認識し、その場所で、うようよ生きているという、なんとも不思議な仮想空間です。

改めて、1人遊び、妄想って最強だなーと思います。今のこの現実世界には、なかなか、自分が理想とする場所がないし、自分が大事にしたいものや信じているものが、受け入れられたり、評価される社会でもないので、そういう、どうにもならないことを嘆いても仕方ないと思うんですよね。


私も、何度も、海外に逃亡してみたり、転職をしてみたけど、結局、自分がパッと晴れるような場所は社会の中には存在していなくて、「作るしかないか」と思ったほどなので。

とはいえ、何か、大それたものや、素晴らしいものを作る必要もなく、ただただ、自分の目の前に、1つ、「自分だけの城」を作れば良いだけなのです。それを誰かに共有してもいいし、別にしなくてもいいし、それはどっちでも良くて、「ここの場所だけは、誰にも邪魔されない神聖なる場所」と、自分が信じて疑わない、守りたくて仕方ない自分の信念(精神性)をベースにした自分だけのワールドを作れれば、大分、心は穏やかになります。

もちろん、人と関わっていくことは、この地球で生きていく上で必要なことではあるし、人それぞれ課題というか、乗り越えるべき壁はあるのは事実だけど、それは、その時に対応したら良いのであって、何か起こる前から、自分のワールドを作り出すことを恐れる必要はなく、とにかく、「我は、これをする!」「これを作る!」「これを守る!」というものを貫いて、場所を確保する、つまりは、この地球上に、まずは、存在させてあげるっていうことが大事なのです。


そこは、妄想から一歩飛び出して、何かしら顕在化させることが必要で、そこから全ては始まっていきます。とにかく、脳内にあるものを、何かしらの形で具現化して、存在させる。現実世界に現れた瞬間に、脳裏からは手放されていき、自分の世界が、外側に築かれていくのです。

メルマガもたまに書いてますʕ•ᴥ•ʔ

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