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人目を気にしていた理由

こんにちは、あーちゃんです。

今日は、学生時代に思っていたことを軸に、人目を気にしていた理由を話そうかなと思います。

何でこんな話をしようと思ったのかというと、昨日、放送されていたドラマ「野ブタ。をプロデュース」がきっかけです。

このドラマが放送されていた当時、私は小学生でした。

しかもその頃の私は、特に男の子と一切口をきかなかったので、クラスメイトから裏で"無口女王"と呼ばれていたらしいです。(実際に言われてる様子を見たことがないから、本当かどうか分からないけど。)

そんな私だったので、「野ブタ。をプロデュース」の主人公・信子と当時の自分が被ってしまって、今でも私はどうしても冷静にドラマを見ることができません。

…ってことで、もうせっかくだし、信子みたいだった自分をさらけ出して、もう過去の話にしちゃおうかな、と。

よく、社会人になった人たちが『学生時代に戻りたい。』っていうじゃないですか?あれ、私は絶対嫌なんですよね。

『学生時代=我慢して辛い時代』だったので。

別に全部が全部辛かったわけではないんですけど、辛かった気持ちの方が大きいんですよね。

それはきっと『人目を気にしすぎていたからだろうな。』と思います。

逆に言えば、人目を気にして行動することで、傷つくことから自分を守っていたんだろうなとも思います。

学生時代の私は、「こんなこと言ったら、からかわれる。」と思って自分にたくさん制限をかけて、「からかわれない」ように「自分の感情を表に出さない」という手法をとったんです。

後にこの行動が「人目を気にして行動する」に変わるのですが、まずは「自分の感情を出さない」ことをはじめました。

「やられたらやり返す」っていう手段もあったっちゃあったとは思うんですけど、当時の私には言い返す、やり返すことができなかったので、「自分の感情を封印する」という手法をとったんです。

きっとこれが私の生存戦略。ただ、この方法はなんせ親や周りの大人からの評判が悪く、いつも責められていたようにも思います。

大人達は、「子供は元気で明るいのが一番」だと思っている。それに加えて、父は勉強ができることも要求してきました。

私は私の生存戦略(自分の気持ちを押し殺して、ただただ耐える)で生きているのに、大人達は「それじゃダメだ。」という。

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じゃあ、どうしろっていうの?大人達はなぜ私がこんなことをしているのかも聞かず、ただただ否定をする。否定するだけで、具体的な提案も何もない。

自分の意見を押し付けるだけ押し付けて、あとは自分で考えろっていう。

私の周りにはそんな大人ばっかりで、「大人になんかなりたくない」って強く思っていました。

当時の私は、世の中って敵しかいないんだとも思っていました。

ただただ私の気持ちを聞いて欲しかった、分かって欲しかっただけなんですけどね。

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そうやって私は知らないうちに、

からかわれたくない→自分の気持ちを表現しない→大人にそれじゃダメだと言われる→大人の期待に応えようとする→人目を気にする→上手くできない→自分を責める

こんな順で人目を気にするようになって、どんどん自分を責めるようになりました。最終的には太字の部分だけをずーっと10年くらい繰り返していました。

最初はただ、からかわれたときに言い返せなかったから、自分の気持ちを抑えて傷つかないようにしていただけだったのに。

その戦略を大人に否定されて、新たに大人の期待に応えるために人目を気にするようになって、上手くできなくて自分を責めていたんだな。

私は自分が人目を気にするようになった理由の根本部分が、今回の記事を書いていてわかりました。

なんだ、当時の私、全然ダメじゃなかったんじゃん。

自分なりに考えて行動してたんじゃん。すごいじゃん。

…ただ、それが自分の幸せに繋がっていたのかどうかは疑問ですが、それは今から変えていけばいいだけのこと。

今までの私は人目を気にして傷かないように生きてきましたが、今の私はもう言い返せるので、人目を気にしなくても生きていけます。

うん、自分の"好き"や"楽しい"を追求して、もっと楽しく生きていこう。

おわり

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