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ワンピースを読んで思ったこと

ここ連日ジャンプ+でワンピースを読んでいる。現在、漫画アプリ「ジャンプ+」と電子書店「ゼブラック」で1〜92巻を段階的に無料公開しているのだ。92巻分無料って太っ腹すぎない?

【無料配信期間】
*6月27日〜7月10日:1~303話(東の海~空島編)
*7月11日〜24日:304~597話(水の都〜頂上戦争)
*7月25日〜31日:598~931話(魚人島〜ワノ国)

わたしはこの中でもアラバスタ編〜頂上戦争あたりまでの話が好きで、食事も後回しにして読み続けた。ちなみに、頂上戦争編がアニメ放送されていたのは2011年で今から11年も前のことらしい!?時間経つのが早すぎる。

11年前はアニメ版ワンピースを見て、麦わらの一味みたいに「【主人公感】のある生き方をしたい」と強く思ったものだ。当時は、憧れと現実の自分に対するがっかり感があいまった複雑な気持ちを持っていた。

ところが今読んでみると、違った感想を持つ自分がいることに気づいた。

自分の中で大きな変化を感じたのは、麦わらの一味目線での気持ちを考えるだけでなく、海軍だったり敵の海賊だったりと周りの登場人物の目線で気持ちを考えるようになったこと。麦わらの一味から見たら、戦いにも勝って最高だけど、海軍からしたらどうだろうか?一般市民からしたらどうだろうか?そんなことを無意識に考えていた。絶対の正義なんてないよななんて思いながら。

同じ海賊でも目的は違う。ワンピースが欲しい者がいれば、家族が欲しい者もいる。それって現実世界も一緒なんだよなと思ったり。自分の正義を押し付けず、いろんな立場の意見をそのままそっと置いておけるかが大事な気もする。

最後に、今回読んだ中でやっぱりいいなと思ったジンベイの名言だけ残しとこ。

失った物ばかり数えるな!‼︎無いものは無い‼︎!
確認せい‼︎お前にまだ残っておるものは何じゃ‼︎!

自分の弱さに直面したとき、挫折を味わったとき、ついつい悪い面ばかり見えてしまうことがある。そんなときは、自分にあるものを確認しよう。

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