地方の中小企業生き残り戦略
地方企業のインターンコーディネートをやってはや1年。地方中小企業における採用の実態が、なんとなく見えてきた。
最大のボトルネックは、地方中小企業のイメージにあるなと。そもそも、企業説明を聞いてもらう場に、学生が来てくれない。高校生であれば、学校に行ってやるので、絶対に聞いてもらえる環境があるが、大卒採用はそうもいかない。
大学生が抱いている、地方中小のイメージは「給与が安い」「現場仕事」「年功序列」など。頭を使う仕事はあまりないイメージ。
大手=「安定」
ベンチャー=「成長」
というイメージがあるが、地方の中小=「給与が安い体力仕事」
となっている。
個人的にはこのイメージを変えて、まずは企業説明の席の場についてもらうことが重要だなと。
では、どういったイメージにするか。
自分は
地方企業=「チャンス・挑戦」
がいいなと思っている。
地方は1次2次産業、いわゆる成熟産業が多い。そういった成熟産業だからこそをイノベーションを起こすチャンスがあるなと。
さらにいうなら、イノベーションを起こそうとするチャレンジャーが地方には圧倒的に少ない。起こそうとしている多くは、自分で起業するパターン。社内起業家ポジションはかなり空いている。
起業というと、ハードル高く感じるけれど、もっと小さいことでも全然良い。ドローンの導入とか、クラウドの活用とか、そういった細かなところを新たに進めていく人材が圧倒的に不足してるのだ。
これからは、デジタルネイディブ世代だからこそ、地方の中小企業はチャンスが多いと思う。
僕らのやっているインターンシップも、企業に挑戦の風土をもたらす施策の1つであり、学生を巻き込むことで、地方中小のイメージを変えていきたい。
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