
自作曲のススメ-GarageBand編-
ゲームを作るにあたって、BGM被りは恐ろしい。
どんなに演出を凝ってBGMを合わせても、他ゲームの印象的なシーンに使われていたらプレイヤーの気持ちはぐらぐら。入り込んでいた気分がさめざめ。
『お気に入りのBGMが被るなら、自分で作ればいいじゃない』
とは、マリー・アントワネットの有名な言葉であるが(嘘)そんなこと言われても、わたしはねこふんじゃったも弾けやしない。
リコーダーも無理。音ゲーは苦手。もう楽器という楽器はわたしの左腕を拒否してる(左利き)
そして最近気が付いたけど、わたしって歌もそんなに上手じゃない。
自分で音楽を作る人なんて、魔法使いだと思う。
でも、わたしは魔法使いに恋をしているバンギャル。
青春時代はバンドを追っかけて過ごした。ライブ見るためにいろんな場所にも行った。音楽を作るのはできないけど、聞くことには魂かけてる。音楽と心中するのもやぶさかじゃない。
そんなわたしも見つけてしまった。Apple純正アプリ『GarageBand』。
こいつはiPhoneやらiPadやら持っていると、最初から入っているアプリで、入ってない場合は無料でダウンロード出来る。
楽器が弾けないわたしでも、DTMなら出来るかな!?と色々と試した結果、いちばんわかりやすくロックが作れたのがこのGarageBandだった。
さすがiPodのApple。音楽に対する姿勢が尋常じゃない(でも最近のiTunesは個人的にはどうかと思う)
これは『PUB』を起動してすぐに流れる曲なのだけど、これGarageBandで作りました。しかも、自分では一切楽器を弾かずに。
こちらが『GuitarStep』の譜面なのだけど、この楽器ごとに分かれている譜面に、『Apple Loop』という既存の音楽素材を割り当てていく。
いやGarageBandでは直接弾いて入力したり、なんならエレキギターを繋いで演奏音楽を入力することもできるんだけど、そんなこと出来るならそもそもGarageBandに触ってない。
このApple Loopが本当に素晴らしくて、クオリティが高いうえに、初心者にはちんぷんかんぷんな調子とか拍子とかは全部そろえられているため、気にせず気に入った音を当てはめていけば音楽になるのだった。
その感覚、まさに『音』を『楽』しむ!
素材を決めたら、カットして別の音を繋いだり、伸ばしたりして好き勝手。やればやるほど素材は変化してオリジナリティになっていく。
で、GarageBandはいま2.1になってるんだけど、2.1独自の機能を使って作ったのがこのトゥルーエンド楽曲『GuitarCryed』。
2.1からはこのように『Live Loops』というDJスペースが追加されて、マス目に格納されている音を自在に鳴らすことで音楽を作れる。
マス目の音は好きなように編集したり、録音したりできる。GuitarCryedの背後に、こっそりOP楽曲GuitarStepのメインメロディを反転させて流してたりして。
隠し統一感とか出せるのも自作の魅力ですね。
こうやって、楽器の腕前関係なく音楽を作れるとなったら、あと必要なのは耳。やっててよかったバンギャル。理屈は1mmもわからないけれど、萌える音楽ってのは骨身に染みてる。わたしが燃えて萌えて仕方がない音を詰め込んで詰め込む。なんだか脳みそプウワ~ってなる。
こうなると萌え絵を描くのと大差ない。
音楽に萌えている……それがバンギャルだから……。
音ゲーが苦手なわたしでもなんとかなったので、音ゲー好きな人なんかはLive Loopsだとかルンルン気分で操作できると思うし、Apple端末持ってるゲーム制作者はメイン楽曲などの自作オススメですよ!
あ、あとnoteにあげてみたこの2曲はダウンロードして自由に聞いてもらって構わないです。
未発表曲もあつめて、アルバムマガジン作ろうかなぁ。
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