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本によって解像度が増す日々

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#読書

第168回直木賞予想

明日19日(木)に発表される第168回直木賞。
今回も性懲りなく予想してみました。

◎:凪良ゆう「汝、星のごとく」(講談社)
瀬戸内海の島で暮らす高校生の男女が、家族や仕事に翻弄される物語。

○:小川哲「地図と拳」(集英社)
日露戦争から第二次世界大戦にかけての満州で日本人・中国人・ロシア人、様々な登場人物が織りなす壮大な物語。

▲:千早茜「しろがねの葉」(新潮社)
戦国の世、石見銀山で働い

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2020年本屋大賞の候補作を読んでみた。

明日発表される本屋大賞。

毎年春先に行われる、僕も楽しみにしているイベントの一つです。

僕は直木賞とか本屋大賞とか、文学賞の候補作品が発表されると、その候補作を読んで、どの作品が対象を取るかを予想しています。本屋大賞は2012年からずっと読んで予想しています。

長年、こういったことを続けてくると、ある程度傾向が見えて、今年は「線は、僕を描く」「medium 霊媒探偵城塚翡翠」「ライオンのおや

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