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6/1 16連敗したヤクルトスワローズのユニフォームを着たまま横浜の街を歩く

ここ数年、この時期に横浜スタジアムへビジター観戦に行く事が毎年恒例になっていて、年に1度の楽しみな行事になっている。

青空の下、浜風でブルーのユニフォームが揺れる観客席を眺めるのが何とも爽やかで気持ちが良い。

グランドでは白と黄色の毛玉(バート&チャピー)が駆け回る。何とも可愛らしく、黄色と白のコントラストが球場を彩っている。

この日はガールズフェスティバルというイベントでビジター席以外の女性には限定ユニフォームが配布されており、鮮やかなブルーにピンクのアクセントのユニフォームが青空に映えた。

始球式には永遠の5歳児チコちゃんが登場し、筒香を筒香呼ばわりしながら熱いエールを送っていた。

横浜スタジアムに来るといつも感じるのは、横浜の街、スタジアム、ファンの一体感が何とも自然というか、横浜ファンの存在が街そのものの景色になっている感じがいいな、といつも思います。

と、そんな一体感のある横浜さんに関心しながらも、こちらも負けてはいられません。

連敗を脱出したい。
長いトンネルを抜けたい。
絶対勝つぞスワローズ!!
声を枯らして応援する人達の思いはひとつ。
ビジター応援席のボルテージも相当なもの。

ヒットが1本出ただけで、まるで勝利したかのように喜ぶ。
喜びすぎなのは分かってるけどそうせずにはいられない(笑)。

しかしその少ないチャンスを全く活かすことができないヤクルト。
全て三振と併殺で終わってしまい、
試合展開は一方的で7-0で本当に綺麗に負けた。

あの、反撃の狼煙的なやつ、1回くらいあってもよくないですか(笑)?

ノーアウト3塁で1点も入らない、最低限ができないあたりがもう闇が深い(よく見るけれど)。
早いカウントで打ち損じて凡退。
これしかやってないので、試合時間はわずか2時間34分で呆気なく終了した。
この日プロ初先発したドラ1ピッチャーの清水くん、本当はこんなチーム状況のなかで投げさせたくはなかったはず。
それでも背は腹に変えられない状況が何とも痛々しい。
ヤクルトスワローズは当たり前の様に16連敗を喫した。

試合終了後、
それでも私達は16連敗したヤクルトスワローズのユニフォームを着たまま、横浜元町の街を歩いた。

入ったワインバーで(お店ではちゃんとユニフォーム脱ぎました)、
どうしたら勝てるかな?
ワインを飲みながらあーでもないこーでもない。

そろそろお腹すいたね。
中華街で中華料理を食べながら96敗した2017年や優勝した2015年を振り返りあーでもないこーでもない。

最後にバーで〆ますか。
ジンを飲みながらあーでもないこーでもない。

どんなに試合に負けようが、私達の話が尽きることはない。
試合が終わって23時まで私達は思い思いに野球を語り、明日こそ勝つぞ!と笑顔で別れる。


私達がユニフォームを来たまま街を歩くのは、どんなに負けようがチームを愛しているからであり、
大好きな選手達が、笑顔になるその日を、今か今かと待ちわびながら、勝利への祈りでもあるのだ。

勝利を掴むその日まで、私達は祈ることしか出来ないけれど、
青木さんが「止まない雨はない」と言ったように、その祈りはいつかは届くと信じています。

このテキストを書いてるうちに6/2の試合が始まっており、1-5の4点リード。
勝てるか??!!!
頑張れヤクルトスワローズ!!!!!

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