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思い込みの多い人生。

私は、勘違い、思い込みが多い。
あるいは、知らないことも多い。
そのせいで、前提条件からズレていて、複数人での話題についていけないこともたまにある。

先日行った福井の恐竜博物館で、こんな展示があったのだが、皆さんはこれを見て、どういう場面だとイメージするのだろうか?

私は、「お母さん恐竜がけがしたもんだから、後ろから子どもが心配して、傷をなめてくれてるんだね」と思い、そう次男に話すと、

「え?前にいる恐竜は草食恐竜で後ろにいるのは肉食の恐竜だよ、襲われてるところだよ」

と、言われ、まったく逆じゃん、と笑ってしまった。
以前、デザインの本でちょっと読んだような気がする「近接の法則」を思い出し、(それによれば、距離の近いもの同士は仲間に見える、という)私の感覚は正しいんだがな…と心の中で言い訳をしたのだが、一事が万事こんな調子で、今も、何かを思い込んでいるのではないかと不安になるレベルだ。

小学生の頃は、金と銀を逆に覚えていたし、
中学校で英語を習い始めたとき、最初の数か月だけ少し勉強すれば、今後全ての英語が全てクリアにわかるようになると思い込んでいたし、
高校生で3ヵ月付き合っただけの彼氏に「友達に戻ろう」と言われたときも、「友達に戻るって何言ってんの、私たち付き合ってるのに」とフラれたことに15秒ほど気づかなかったり。これはちょっと違うか。

思い込みだったと気づいた後も、脳の補正が上手くいかないことも多々ある。

ただ、ここまでピントのズレた視点を持っているなら、とことん思い込みし続けられた方が幸せなのにな、とも思う。

特に、自分自身を疑うような視点や、自信を失う感覚が一切湧いてこないほどの壮大な勘違いをしていたい。

私はどう転んでも楽しく暮らせるし、私にはもったいないくらい素晴らしい旦那様と結婚したし、必ずや、何かで大成するんだというガチガチの思い込みとともに、残りの半生を歩んでみたいものである。

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