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「変化の源になる生き方」【ACEトークvol.4:後編】

※2021年7月20日にYouTubeライブ配信した「ACEトーク」のレポート記事です

こちらは後編です!前編はこちらから


勤続13年間を支えたのは「出会い」

青井(司会):チャット欄からです。山下さんが13年、ACEに居続けたいと思われた理由ってなんですか?

山下:なんですかね~。不思議だなぁと思うことは、やっぱり波があって、落ちてきた時に必ず私を励ますものが現れるという、、、。Salesforceっていう製品のコミュニティに参加しているんですけど、そこの方々との出会いとか。「てんとう虫チョコ」(寄付つきチョコレート)を販売していた時に、お手伝いしてくださったボランティアの皆さんがすごく熱心に参加してくださって、目標を達成した瞬間みんなが一緒に喜んでくれたこととか。私が皆さんとご一緒する中で逆に私が励まされたり、何か働きかけたことに対して、私が「ありがとう」と言いたい場面なのに相手から「ありがとう」を頂いたりとか。ACEの活動を通して出会ったたくさんの方々にパワーとエネルギーとモチベーションとインスピレーションをもらって、現在に至るといった感じです。

青井(司会):なるほどですね~(しみじみ)

数多ある国際協力団体からACEを選んだ理由

青井(司会):国際協力に関心があるという中で、児童労働をなくすために活動しているACEを選んだ理由はなんですか?

山下:たまたまだったんですよね。ACEは代表も事務局長も女性で、今まで私がボランティアしてきた団体は男性が代表をしていることが多くて。男性の代表が悪いというわけではないんですけど、女性が代表していることが新鮮に感じて「この団体いいな」と感じました。あとは私ができることで貢献できるということ。児童労働の知識については、ACEに入ってから、働きながら知っていくという感じでした。自分が知らなかった現状があって、それに対して私にもできることがあって、さらに私が関わることでもっと色々な人が関われるように繋ぐ役割もできるな、と仕事をやりながら感じながら進んでこれましたね。なので最初と真ん中と最近で「ACEいいな」と思えたポイントが違って、大変魅力的な団体だと思っています(笑)

青井(司会):素晴らしい(笑)ありがとうございます!

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杉山:司会):山下さんが入職された時に、私はボランティアとしてACEに参加していて、あの小さい事務所にいた頃からもう13年も経ったのね!という風に感じていて。Salesforceってもう少し紹介してもいいのかな、と思ったんですけど、、、。 Salesforce って何ですか?

山下: Salesforceはクラウド上で使うことができるシステムで、基本的には営業支援で、例えば企業が何かモノを売る時に管理をしたり、営業を伸ばしていくために作られた仕組みです。社会貢献活動にもすごい熱心な企業で、NPO/NGOは10ライセンスまでは無料で使わせてくれるという支援があったり、 Salesforceをより上手く使いこなすためにプロボノ(専門性を活かしたボランティア)でご支援いただいたりだとか、イベント開催時にはボランティアブースが必ずあるとか…。 セールスフォースという会社だけでなく、Salesforceに関わる取引先などの関係企業みんなが、より世界をよくする方向に一緒に自然と動いていくことを実現していると感じていて、ただの製品ではなく、変化を生み出している大きなツールだと私は思っています。。ACEではそれを支援者管理に使わせていただいています!

杉山(司会):私は山下さんや Salesforce、そのお取引先様との繋がりを見て、すごく良いコミュニティだなって。山下さんがよく言う「バイブスが合っている」という感じ(笑)私自身もそこから繋がりをもった方々もいて、温かさもあるし「ACEのこと応援しているよ」っていう姿勢を体現してくださっていて、社会貢献に関心も身近さもあるのかな~と。

山下:うんうん。学生の時からこんな繋がり方がある、会社を超えてこんな風につながれることを全然想像していなかったので、本当に出会えて幸せだな、と思っています!

NGOで働くことだけが社会貢献ではない

青井(司会):ACE以外の色々な想いを持った方々と、一緒にお仕事されてきたことが伝わってきましたね。NPO/NGOに入って何かすることだけが社会貢献ではない、ということですよね?

山下:いい振りをありがとうございます(笑)二人もわかると思うんだけど、こういう仕事をしていると「すごいね」と言われる機会が多いと思うんです。でも私たちからしたら「いやいや、皆もすごいよ」って本当に思いますし。確かにNGO/NPOにしかできない仕事ももちろんあると思うんですけど、私のように前の企業でできることが今に繋がっていることもあるし、逆に企業の中にいるからこそ企業の中でボランティアプログラムを作るだとか、企業として社会とどう繋がるかという風に、内側から変化を起こすことができるんだと思うんです。なので、社会貢献をするためにNGOに入ることは唯一の方法ではない。むしろ、今いる場所で何ができるのか考えると、あなたにしかできないことがきっとあるということをお伝えしたいです。

青井(司会):素敵ですね。私は啓発・市民参加事業の活動として色々な方々に児童労働のことを伝えていくのですが、ACEが直接伝えられる人って限られているんですよね~。社会の色々なコミュニティの中で、周りに伝えて、コミュニティを中からじわじわ変えていってくれる人がいることが、社会全体を変えるための大きなポイントだなと思いますね。

「現地」に行くことだけが「現場で働く」ことではない

青井(司会):あとは、「現地に行く」「直接支援しに行く」以外のNGOの仕事について教えてください~。

山下:「現地に行く」=「現場」という考え方をされる方が多いと思うんですけど、私は日本国内のすべての活動が現場だと思っていて、現地で変化を起こすことと同じくらい、日本で変化を起こしていくことはとても大事だし、難しいことで、でもすごいパワフルだと思っています!なので、、、あれ、、、なにを言おうとしてたんだっけ(笑)

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山下:あ!そうだ。なので、「現地に行く」以外の要素も全て集まって、私たちがつくりたい未来を創る出せると思っています。現地に行くことも、企業に働きかけることも、青井さんや杉山さんが一般市民に働きかけることもそうだけど、児童労働を解決するためには全方位動かしていかないと中々解決できないという考え方が今のACEの仮説なので、方法はいっぱいあるかなって。でもそれらをどれからやる?っていつも悩むんだけどね(笑)

まずは「私」を探求すること

青井(司会):チャット欄からです。ACEに就職したい学生はどんなことを意識して大学生活を送ればいいのでしょうか?という質問が来ていますね。

山下:なんだろう~。その人が興味がある方向性によって違うと思うんです。現地に行って変化を生み出したいと思うならそのための道があるだろうし、私のようにITツールを活かしてACEの仕組みをつくるというやり方など色々あります。でも、「私×ACE」という掛け算だと思うんですよね。「私」の部分は何でもかけられるので、その「私」を探求することで、今すぐ答えがわからなくても振り返った時に絶対繋がっていると思うので、「ACEに就職すること」自体が目的ではない気がする!こっちに行きたいな、こういうことを実現したいなという方向へ歩いて行ったらACEがあった!という感じかな。今はこんなこと言えますけど、ACEに就職した時はこんなこと考えれてなかったので(笑)

青井(司会):山下さん自身を探求していく中で、これできるかも!好きかも!というものは見つかっていった感じなんですか?

山下:本当に前職の経験は生きてくるもので、それを実感しながら自分の活かし方に自分自身が気付いたり、「これいけるな」という出来事を一個ずつ積み重ねてきた感じがありますね。

変化の源になるのはあなた自身

青井(司会):では最後に、山下さんの軸について教えてください!

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杉山(司会):「変化の源になる」だそうです!!

山下:なにかに向かって進む時に、ある目標を立ててガンガン進むことが得意でエネルギーが湧くような方もいると思うのですが、私はそういうタイプではなくて。今いるところから考えたかったり、結構人に機会をもらうことが多いんですよね。そういう時に改めて大事にしたいなと思うのが、そこの中で自分が何か作り出すんだ!とか、その変化を私は起こせる、自分はそういう存在だと思ってその場に立つことですね。伝わってる??(笑)

杉山(司会):伝わってる!!!

青井(司会):こういう風に思うようになったのは、最近ですか?

山下:数年前くらいからかな。ちなみにこれ私じゃなくて他の方の言葉なんですけど、Facebookのコメント欄に誰かが書いていて。例えば誰かが、「すごいな」と思う人に対して「すごいですね」「応援しています」ってコメントされているのに対して、「いやいや違うよ。その変化はあなたが起こすんだよ、あなたがその変化の源になるんだよ。」って書いてあったんです。それを読んで「はっ!これだ」と思って。変化は自分の外側にあるものじゃなく、自分ゴト化されたというか。そして「私だ!」と思うと、色々な見え方が変わってきたんです。なので、自分が揺らぐ時には「いや、私から始めるんだ」と実は思っていますね ♪

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YouTubeアーカイブ動画はこちらから

第4回ACEトーーク「IT企業からの転職芸人」山下みほこさん出演回のアーカイブ動画は以下からご覧ください。



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