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秋はなぜ金木犀(オスマンサス)の香りが恋しくなるのか
みなさんこんにちは。ACE広報部です。
夏の暑さも落ち着いて、ついに秋めいてきましたね。
個人的には秋が一番好きな季節なので、少しでも長く続いたらよいなあと思っています。
さて今回は、秋に人気の「金木犀(オスマンサス)」の香りについて、調べてみたので
皆さんにシェアしたいと思います。
金木犀(オスマンサス)の香りとは
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まず、金木犀(オスマンサス)とは
気候や環境によって咲き始める時期は前後しますが、金木犀は9月下旬から10月中旬にかけて小さなオレンジ色の花を咲かせる常緑樹。ギリシャ語の「osme(香り)」と「anthos(花)」が語源の「オスマンサス」は学名で、5メートル以上離れても香りを感じる香木の一種です。
越冬が難しいため、私の地元の北海道ではあまり見かけず、修学旅行で京都に行ったときに初めてこれが金木犀の香りか!と驚いたのを覚えています。
甘くて華やかな香りで、男女問わず多くの人に人気なようです。
金木犀の花言葉:モチーフとして用いられる理由
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ちょうど9月下旬から10月中旬にかけての秋に咲く花なのもあり、秋になると恋しくなるのが金木犀の香りです。各社が金木犀の香りのフレグランスを出すのも、まさにこの時期ですね。
金木犀は小説やマンガでモチーフとしてもよく用いられる花で、調べてみると花言葉は「謙虚」や「初恋」なんだそう。
参考:https://greensnap.co.jp/columns/fragrantolive_language
個人的には、『はちみつとクローバー(作:羽海野 チカ)』8巻51話に出てくるのが印象的です。初恋敗れて...のシーンで出てくるのですが、金木犀の描写がとても印象的なので、気になる方は探してみてください。
中国の楊貴妃も愛した金木犀
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金木犀は香りだけでなく、お酒としても親しまれており、中国では『桂花陳酒』という白ワインに金木犀を3年付け込んだものがあります。
古くは世界三大美女の一人である、楊貴妃が好んで飲んだと言われています。
また、生薬の花としても知られており、薬効として下記が挙げられていました。
キンモクセイの薬用部位は花で、薬効は胃炎、低血圧症、不眠症です。
楊貴妃が寝る前に飲んでいた、という説もあるくらいなので、昔から私たちをリラックスさせてくれるような香りだったようです。
おわりに
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いかがでしたか。
普段目にする金木犀の香りも、視点を変えてみると新しい発見があって面白いですよね。
色々な角度から楽しめるのも、香りの面白さだなと感じる昨今です。
日々、新商品の開発に励みながら、また皆さんに素敵な情報をお送りできるよう勉強していきます!