年の差婚

皆さん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ちょっとボロクソ書きますね。


年の差婚、既にしている人には何も言いませんが、

何も考えずに年の差婚しようと思って勘違いしてる人に告げます。

年の差婚で、許されるのは、少なくとも百歩譲って認められるとすれば、
富裕であるとかそういう意味ではなくとも、"経済問題をクリア出来る人だけ"ですよ。やってもよいかもしれないのは。

そしてお互いが経済的にも感情的にも独立出来る力があるパートナーのみです。

歳の差婚を普通の結婚のように考えると、これらが無い場合は、恋愛し、事に至ったあとは、
結果的に自分が相手に苦痛を与えるだけの存在になり、あとはその時の苦い決定を受け入れてお互いが、苦しい人生を歩むだけです。

お互いがです。結果的に相手に縛られる相手を縛るというのがどういう意味なのか、やってみてはじめて理解するでしょう。パートナーとしてどうの言う前に、お互いに独立出来ていないからそうなるのです。

依存がある場合、結果的に、最も好きだった人が、最も嫌いな人になります。

パートナーとしてお互いを高めあうと約束したはずが、結果的にお互いを低めあう存在になります。
感情的にではなく、結果的にです。

結婚とか、こういう内容は加えた熱量ではなく、ドライそのもので、結果しか残らないので。

「こんなに愛し合っていたのに」は、
「何でこんなに大変なの?」に変換されるだけです。感情負荷はカウントされない。物理負荷のみ。

最も楽しいと思っていた人生が、結果的に最も苦しい人生になります。

いつまでも若いと思っていたお互いが、結果的に一気に見る影もなく劣化し老け込んでいきます。

若いほうの配偶者も結果的に劣化速度が凄まじくなるのです。磨いても仕方ないので。そして苦労が半端ではないので。

結果的にお互いの魅力が無惨に無くなります。

その夫婦関係の負荷がお互いの力を奪って、結果的に社会的にも沈んでいきます。

いや、ならない。
と想像するのは勝手です。

しかし現実はそうなります。
何度も繰り返し述べましたが、結果的に、そう、自分が望まなくても結果的にそうなってしまうのです。普通の感覚で歳の差婚をしてしまうとです。

そう言うと、「いや、お互い内面に惚れて、それは劣化しないので」とか戯言を言いますけど、年の差婚云々いう前に、結婚関係始める上で重要なのは先ずは経済問題です。残念ながら。

その後に他の課題が色々あるので。当たり前ですけど。じゃないと、どうやって日々降り掛かってくる問題を凌げるのか?

そしてその後に性格云々です。容姿がどうのというのは、更にその後ですね。

しかし性格合わなかったら一緒に生きたいとは思わないので経済力もへったくれもないかもですが…

どんなイケメンでも、それがルンペンだったら、女性の側からしたら、結婚するのは無理ですよ。
仕事、これは男の責任。もちろん、ルンペンでも結婚は出来ます。登録上は。戸籍があればね。
しかし結婚生活は出来ませんね。他の方々やご親族をどうやって安心させるのよ?

聖書の格言24:27にある
"外の仕事の用意をし,畑で全てを整えよ。それから,自分の家を築け。"

年の差婚どうのと述べる前に、それは当たり前よ。

いろんな意味で、お互いに依存しない関係を築ける人が歳の差婚出来る人です。

そういう意味ではアフリカのタンザニアの部族とかは結婚観が面白い。一夫多妻なんですけど、妻の数は家畜の所有頭数で決まるそうな。そして重視される点は、立派な子供が産めるかどうか?という点だけ。
彼らに恋愛など無い。そして金銭管理は夫が全てする。
驚くことに最終的に決めるのは女性だそうな。

つまり家畜が居なかったら、経済力無かったら、結婚出来ない。まあ、葛城は一夫多妻は反対ですけどね。ものすごくわかりやすい。

しかし…年の差婚する人って、もし違う人と結婚していたとしたら、もっと幸せに成ったんじゃないかな?と、どうして考えないのかな?
無謀な年の差婚に進んでいく人って自意識過剰以外の何物でもない。

あ、相手がですよ。自分ではなく、相手の人が自分以外の人と結婚していた方が幸せになるよなと、何で考えないのかなという意味でね。

相手と20歳位年の差があったら、普通は、年齢の上の方がとりあえずは、身を引くんです。愛するが為に。

ケンシロウからユリアを奪おうとしたラオウより、トキは本当にユリアを愛していたといえる。

"101回目のプロポーズ"とか観て、勘違いするなよ。
力んで突っ込んで結ばれた後どうなったか誰も知らないだろ?
ドラマとしては面白いけど、だからドラマなんだ。
人生はその後の方が長いんだぞ。

結婚って2人だけの問題じゃなくて、家族の問題になる。責任ある立場があるなら、そのコミュニティーの関係にも影響が出る訳で。まあ、年の差婚が他人から良くいわれる事は無いわな。
一種の呪いだな。

それを説得しはね返せるだけの力がある人が、歳の差婚を楽しめます。

説得するものが無いなら愛して結婚したはずが、愛する人を自分が苦しめる様子をお互いが毎日見る事になる。そう、毎日。

波風立たないほうがいいの。そういう類の関係は。

波風立つ生活だと結果、鬱になる。鬱を支える方も鬱になる。
負荷が掛かって病気になる。
そりゃそうなるわな。それは、偶然じゃなくて当然。
結婚って、実は地味なもんですよ。

別の問題を挙げると、目線の低さってのもある。
精神的に幼いから年齢低い方を好む。そして若いほうは経験ありそうな年長者を良いのかと勘違いしてしまう。

でもそれは、経験ある訳じゃなくて、年長者が精神的に幼いだけ。

それが縛られない一時の関係ならまあアリかもしれない。キャバ嬢とどっかの会社社長とかそういうのの、一時の関係ならね。

しかし彼らのような風俗産業が成り立っているのは、浅い関係だから成り立つ訳で。結婚して深い関係になるならやがて、お互いの身勝手に相手の存在が腹の立つ存在にしかならなくなる。

それぞれの考え方、特に目線がね。

これが致命傷。若いから可愛いかもしれないけど、そんなものは格言にもあるように慣れると飽きる。そしてどんな人間も劣化するので。(笑)

年の差婚は絶対的に適性がズレるんです。思慮が無い場合は。

相手を考えるとは相手の幸せを考えるという意味。
したがって、どんな時でも相手の幸せを見守るというスタンスは崩すべきではない。
なのに…

何で相手を得ようとするの?
何を勘違いしてんだ?
見栄?所有欲?
何で余計な苦労させるの?

(上のリンクのコラムニストひかりさんのコラムは、私的に秀逸でした。是非ご覧頂きたいです。年の差婚考えている人にこそ読んで頂きたいですね。)

それに加えて、もし子供でも授かろうものなら地獄だな。
それが国際結婚だったとしたら、六倍役満振り込みだ。詰み。終了。

ギャバンの主題歌では、(何故ギャバン?笑)
愛って"躊躇(ためら)わない、悔やまない"っていってますけど、確かにそれは間違ってないですが、その前にそれは、良い決定してからの行動理論に関してですよ。
行きゃいいってもんじゃない。勢いでやっちゃダメだ。

その前に、名も無い花を踏みつけられない男になれ

…で、色々書き殴ってきましたけど、そういう訳で年の差婚の相談されたら100%反対。

あ、勘違いしてもらいたくないですが、歳の差があっても愛は示せますよ。考えの浅い年の差婚が反対という意味でね。

ま、当人同士の決定だし、反対されるの分かってるだろうから最初から相談すらしないんだろうけどね。

障害を乗り越えるのが愛だと勘違いするなよ。
障害を無くしてやるのが愛だぞ。そう、自分じゃなくて、相手の障害な。

気づけよ。年長者なら。

最終的には当事者同士の決定ですから、年の差婚決めた人には何も言わない人多いと思いますけど、

"止まれるなら"やめとけ。その方が傷は浅いぞ。それは愛じゃない。

周囲の人間にとっても、止まれるなら、止まるのが愛やで。(時々名古屋弁)家族、親族、その他諸々…後に撒き散らす心痛を考えな。

そして、何で歳の差婚に離婚が多いのかも考えな。
そう、自分達は例外と考えてみんな失敗してるんだ。

確かに、結婚ってのは、猪木さんじゃないけど、
「闘う前に負ける事考える馬鹿が居るかよ!」
ではあるけど、
失敗する人間が現実に居るというのは失敗しようと思っての事じゃないからな。みんな、成功しようと思って失敗してるんだ。

こういう問題は、大谷翔平の二刀流挑戦とか、個人の努力でどうなるもんでもないぞ。そして、

当たり前だけど、
離婚する、しないが成功の尺度じゃないぞ。

お疲れ様。

繰り返しますが、既に年の差婚してしまった人への意見ではありません。
それは真珠湾攻撃してしまった日本軍みたいなもんです。ひたすら頑張ってください。

そして、絶対に歳の差婚が無理という訳でもありません。独立出来る女性と、それを見守れる独立出来る男性が協力し、パートナーに成れるなら可能ではあります。

要約すると、普通の結婚のように、どちらかに依存する関係ならそれは無理だよって話です。

私も歳の差婚するかもよ。(笑)


※私の近くにどう考えても反対したい歳の差婚を計画していた人が居たので、最初強めに書きましたが、改訂しました。



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