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アートギャラリー経営について:その1

こんにちは!佐田敏樹です。
今回はアートギャラリーの経営について、私自身の経験を振り返って話したいと思いますが、その前に私がどのようにアートに魅了されてきたか、少しだけ自己紹介させてください。

私の最初のアート体験は、幼少期に遡ります。
山梨県で育った私は、小学生の時に学校で紙版画と水彩画の作品で金賞を受賞したことがあります。当時は一心不乱に楽しいという感情に満たされながら創作していましたが、自分の手で生み出したものが誰かに評価される初めての瞬間でした。

その後、私が進んだのは少し違う道で社会人の時にがパティシエの道でしたが、それもまた「アート」の世界でした。
視覚的な美しさだけでなく、味覚や香りを心に留めてアート作品を作っている感覚でした。

しかし、パティシエというアートの世界にどっぷりと入ったのは、それだけの理由ではありません。
私が強く心を打ったのは、アーティストたちの創造する絵画や彫刻、写真などの視覚芸術です。同じアーティストが描いたものとしてまた、全く同じ絵は永遠に存在しない。 アートにはその瞬間の感情やインスピレーションが表現され、再現不可能な唯一無二の作品が生まれるのです。
人生を変える力を持つこのアートの魅力に魅了されたのです。

タイで有名なエメラルド寺院 色彩アートによってずっと魅入ってしまいます

こんな経験から、今ではアートに情熱を注ぐ人々がその才能を発揮できる場所を提供することが、私の使命だと感じています。多くの人に見てもらえる場を提供する、そんなプロデューサーとしての役割に目覚めたのです。 アートの可能性を広げ、クリエイティブな活動を支援することが、私がこの業界で結果を出すべき役割だと信じています。

次回は、具体的なアートギャラリーの経営戦略について詳しくお話します。アートの魅力を引き出す場づくりについて、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。


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