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裁判実務に有用な書籍-刑事裁判編

法律実務家として、裁判官の思考を把握することは大変有益です。

本稿では、直近の司法修習で現場の裁判官から直接指導を受けた者として、現場の裁判官がよく参照するとおっしゃっていた書籍を列挙しています(裁判官ごとに個人差があるでしょうし、もちろんこれらに限定されるものではありません。)。

日頃の業務において、下記の書籍中「どの書籍に何が書いてあるか」アンテナを張っておくことは、効率的なリサーチを行う上でとても重要なことです。

※下記の書籍等を基に『最後は自分の頭で考える』ことが重要であるということは言うまでもないでしょう。

『大コンメンタール刑法』(刑法はなんと言っても『大コンメ』が大事)

・『大コンメンタール刑事訴訟法』

・『条解刑法』

『条解刑事訴訟法』(刑訴法はなんと言っても『条解』)

・『逐条実務刑事訴訟法』

『令状実務詳解』(令状関係だとこれが一番大事)

『増補令状基本問題』(『令状実務詳解』の次に大事)

・『実例刑事訴訟法』『新・実例刑事訴訟法』(新旧両方大事)

・『刑事事実認定(上)(下)』(香城、小林)

・『公判前整理手続の実務』(山﨑)

・『刑事手続の新展開(上)(下)』

・『植村立郎記念論文集』

・『逐条解説 刑事収容施設法』

・『刑事訴訟規則逐条説明〔公判〕』『刑事訴訟規則逐条説明〔捜査・公訴〕』

『注釈少年法』(少年法はなんと言っても『注釈少年法』)

・『少年法実務講義案』

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