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幸せの3段階

人生をよくする『三つの幸せ』


これはイエローハットの創業者である影山秀三郎氏の著書(下記参照)の中でも紹介されている言葉で、幸せには三つの幸せがあるとの教えです。

人生をよくする「三つの幸せ」は 
 ①「してもらう」幸せ
 ②「できるようになる」幸せ
 ③「してあげる」幸せ

致知出版社 あとからくる君たちへ伝えたいこと(鍵山秀三郎)

個人的には、人生には〈 日常生活も仕事もよくするための3つの幸せ 〉があり、これを【 幸せの3段階 】と呼んでいます。
人の成長に合わせて幸せは段階的にステップアップするという考えです(自論)。

1段階.してもらう幸せ

赤ちゃんを思いうかべてください。
うまれたばかりの赤ちゃんを囲んで、みんながニコニコして「おめでとう!」「かわいい~」「○○ちゃん、~よろしくね」等、愛情のシャワーを浴びていますよね。
赤ちゃんは完全な受け身な状態ですが、周囲から暖かい言葉をいただくことで幸せを感じ取っていることでしょう。
人から”何かをしてもらう”ことに幸せを感じる、つまり幸せいっぱいの光景ですね。

愛情のシャワー

2段階.できる幸せ

「えへん!こんなことできるんだよ!」と、いろいろなことができるようになったことに自信と誇りを持っている時期、いわゆる自我が目覚めた子供の時期でしょうか。
赤ちゃんとは異なり、自分が動くことで得られる幸せが〈できる幸せ 〉です。
個人的な見解ですが、この時期は結構長いと思います。

●幼少期    
「えへん!こんなことができるんだよ!」「どう?すごい?」
なんとなく微笑ましく、できることを体いっぱいで感じている時期ですね。

自我の目覚め

●ガキ大将期
ガキ大将と言えばドラえもんのジャイアンでしょうか。
ガキ大将のイメージが前面に出ているときの意地悪なジャイアンで、俺が俺がと言っている時期です。

●学生期
中学生から大学生までの時期、つまり大人の仲間入りをする中で自我が成長していく時期です。
自分中心の世界が磨かれ成長する段階です。

●社会人
就職して社会人としてスタートしますが、会社生活も仕事も慣れてくる時期で、30歳~40歳ごろの時期でしょうか。ガキ大将期のジャイアンが再び現れ、できる自分に陶酔するころです。社会人としての自信は必要なもので責めることではありませんが、ここで言うガキ大将期のジャイアンは言わば大人のジャイアンですね。
社会人の間、長々と続いていくこの時期が長いと思います。

できることへの自信

3段階.してあげる幸せ

2段階目の〈 できる幸せ 〉を経て次の段階が、〈 〇〇してあげる幸せ 〉です。
自分中心の幸せの世界から一歩踏み出して、人のために何かをしてあげるときの幸せです。
受け身の幸せでもなく、自らが動いて得られる幸せでもなく、自分以外の人も含めて得られる幸せです。
ボランティア等はわかりやすいですね。人のために何かをすることで自己の成長につながります。
これは周りが見えてい・見えてこないと気づかないかもしれません。

仕事として保険と寄り添った会社人生でしたが、
保険という仕事はまさしくこの〈 してあげる幸せ 〉の段階ではないでしょうか。逆に言うとこの段階の幸せに到達していないと、本来の保険人にはまだまだ遠く、保険を単なる業務としてこなしているだけかもしれません。
仕事とは本来そういうもので、特に保険に携わっている人は、この幸せの追求が欠かせな要素だと思います。

相手への思いやり

最後に

私はこの段階を〈 幸せの3段階 〉と呼んでいますが、人は何のために仕事をしているんだろうと考えていくと、最終的にはこの〈 してあげる幸せ 〉にだどり着くものと考えます。
好きな言葉に「忠恕」(ちゅうじょ)があります。
自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いことを意味します。
忠恕の生き方が、この3段階目の〈 してあげる幸せ 〉に通じます。
今もなお、保険に携わる身として《 ○○のために 》を目指し、日々の自己研鑽を重ねていく所存です。

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