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アルマジロみたいにギュッと丸まって自分を守ってきた

知らなきゃ何も思わなかったのに、知ってしまうと怖くなったり、不安になったり、怒ったり感情が揺れ動きます。


夫は驚く位鈍感で視野が狭く、加えて最近耳も遠い。だけど気づかないって平和だなと少しうらやましく思います。そんな夫だから、一緒にいて安らげるんだろうな。


HSPの私は夫に比べると入ってくる情報量が、全く違います。その分不安や恐怖も増えてしまいます。

もし、HSPという特性を子供の時から知っていて、対処するのは気付いたことの半分位でも大丈夫だよって知っていたら、もう少し気を抜いて生きられたんだろうか?

それともやっぱり気付いたものは気になっちゃうかな。



それはともかく

『いっぱい気づく→不安、怖いが増える』 ということはあったかもしれない。

そしてギュッと力を入れて我慢して縮こまることで、『不安、怖い』から自分を守ってきました。いつも緊張状態だったのも納得です。


今になって、そんなに怖いことばっかりじゃないみたいだよと気付いてきて、少しずつ緩ませている最中です。


アルマジロみたいに、ギュッと丸まって自分を守っている時は、自分を守る事に必死で、周りを見る余裕なんてなかったと思います。

周りの人のことを考える余裕もなく、外からのアプローチは攻撃に思えただろうな。

今、アルマジロ状態の人には、「ねえねえ」って肩をトントンしただけでも、攻撃されたと思って、反撃されるかもしれない。

無理にこじ開けようとしたら、余計にギュッと丸くなるだろうし
ちょっと緩んで顔を出すまで待つしかないんだろうな。

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余裕がない時って、誰でも余裕のない対応になってしまいます。私だってそうです。

そういう時に本性が出ると言ったりしますが、余裕がない時の反応の方が異常なだけかもしれない。

私は今まで、人の違う面が見えると「この人本当はこういう人だったのか」とショックを受け、見る目が変わってしまっていました。

でもそれはたまたま何かのスイッチが入って攻撃が増してしまっただけって、どうかしてただけって思った方がいいのかもしれません。


誰でも色んな面があってその時々でそれが現れるだけで、それだけがその人の本性でもないし、違う面が嘘だったわけでもないのに、私は厳しく見過ぎでした。




今日はここまでにします。






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