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力ぬいていこう

そろそろ力を抜いていきたいなって思った。

私はなんでも力が入りすぎだから。

肩に力が入っていることに気づいた時のことを覚えている。

ある朝ふと、駅に向かう道で歩きながら肩に意識を向けてみた。力が入っているとは思ったこともなかったんだけど、抜いてみたら抜けた。肩の力が。

その時初めて、ずっと肩に力が入っていたんだ!と気づいた。ずーーーーーっと肩に力が入ってる状態が当たり前だと思っていたから。

これが何かのトレーニングだったらすごいんだけど、残念ながらなんの役にも立たなかった。


力を抜きたいって思ったのは、親のこと。まただけど。

私は親と接する時、とても力が入っている。笑顔で直接接したことはもうずっとないんじゃないかな。向こうもそのことに気づいていないと思うけど。

何か悪いことを言われるんじゃないか、面倒なことを言われるんじゃないかと予防線を張っている。

そして最近は、反応して全てを受け入れてしまわないようにと思うと、また違う力が入ってしまう。

NOを言おうとすると、ものすごく力が入って怖い自分になってしまう。そんなふうに力を入れて気合を入れてものすごーーーく怖い自分でいないと、NOって言えなかった。

これをね、もっと軽くサラッとナチュラルにできるんじゃないかなって思って。


親の方が強くて正しくて、私が悪いが前提になってしまっている。だから反乱軍ぐらいにウワーーーッとかかって行かないと負けちゃう気がしているんじゃないだろうか。


でも今は、別に親は強くないし賢くもないし私は悪くない。ただの考え方の違い。

私にとっては私の考えが当たり前。

だから、別に「百姓一揆だーーー!」って勢いで行かなくても「あら、わたくしはこれが当たり前ですけど、オホホホホ」と叶恭子さんくらいの余裕でいけばいいではないか。

恭子さんじゃ別の力が入ってしまいそうだけど、まあそんな気持ちで余裕かましてればいいじゃないか。


子供の頃はね、そりゃ親が絶対ですから。そのくらいの勢いで行かないとダメだったでしょう。結局そんな覚悟もなくて、私はストームトルーパーに成り下がっていましたけど。

でも、もうそんな立場じゃないんですよ。それなのにずーっとその頃を引きずっていたんですよ。悲しい。


で、話を戻すと、あっちのがよっぽど雑魚キャラだから、そんなに気合い入れなくてもいいんじゃない?力抜いて「あっそ」ってあしらえばいいんじゃない?と思った訳です。


ところがどっこい、これが簡単にできないんですよ(泣)

これはやっぱり、NOと言えないことが原因かな。

簡単にNOって言う
軽くできないって言う
別に怒って言わなくても、軽く明るく嫌だよーって言えばいいんだと思うんだけど。


NOと言えないことにも色々理由はあるかもしれないけど、ひとまずそれは置いておいて、

嫌な時は、嫌って言う練習。これかな。


イヤって言ってもいいんだよ
あなたがイヤならイヤでいいんだよ
無理して頑張んなきゃならないくらいなら断っていいんだよ



力を入れるのは、やりたいことだけ。

それ以外は、力を入れなくてもできるくらいに


今年は、力ぬいていこう



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