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アメリカ製保健室 【毎週ショートショートnote】

鎖国をしていた島国にペロンの赤船がやってきて3年。

初めの頃こそ敵対していたが、今では敵国アメリカの軍人たちも浜のキャンプで釣りをしたりとのんびりムードが漂っていた。

いい奴らかもしれない。そう噂が立ち始めた頃一枚のビラが配られた。

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様子を見に行った者達が、驚きながら帰ってきた。体を少し調べただけで、悪いところを言い当てられ、薬をもらったというのだ。

保健室には行列ができ、自分はここが悪かった、自分は治らない病と言われたと、皆何かしらの不具合を告げられていた。

人は調べれば不具合があるもの。戦意も失い治療法を求めて開国する気になるだろうとのアメリカの戦略だった。


「ペロン様大変です!」

「どうした、気力を失った物達が薬を求めて暴動でも起こしたか」

「それが、皆元気になっていて」

「薬はただの砂糖玉だぞ!そんなはずない!」



「いやーあの薬はよく効いた!生活も変えたけどな」


(411文字)


【アメリカ製保健室】 のお題で 【どんでん返し】なショートショート

うーーーん難しい! どんでん返し。

どんでん返しって何?どうすればどんでんがえるんだーー


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