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不安でも寂しさでもなく、永遠に続く恋しさ

たった4泊いなかっただけなのだけど、帰ってきた顔を見るだけでなんだかほっとする。100%この日に逢えるとわかっているのに会えない日は「会いたい」と思っているのだと痛感する。

事実婚でもないし、完全同棲でもないし、だからといって入籍予定もない。傍から見ればなんの確約もない。でも彼の態度を見ていると、なんとなくずっとこのまま続いていくような気がしている。たとえ彼の大阪の仕事が終了したとしても。それぐらい不安な要素はひとつもない。

それでもやっぱり、逢えない、つまり今は家に帰ってこない日はなんだか心もとない。不安とは少し違って。恋しいっていうほうが正しいのかもしれない。そう、不安は一切ないのだ。寂しい、も少し違う。別に他の誰かに埋めてもらいたくなるような、そんな不安や寂しさは一切湧いてこないのだ。

これだけ一緒にいるのに、少し距離がある関係性。不安にはならないけど恋しさを感じる関係性。

これは彼がうちの家に来るときは「ただいま」ではなく「こんばんは」の挨拶でしか入ってこないからかもしれない。わたしがいくら「おかえり」と言っても彼は絶対に「ただいま」とは言わない。いくら合鍵を渡しているとしても、彼は絶対勝手に入ることはしない。わたしに必ず断りを入れてからでないと入らない。そういったところも関係しているのかもしれない。

彼自身から一緒に住もうと言うことは絶対にないし、結婚しようと言うことも絶対にない。それはよくわかっている。わたしも結婚を求めてるわけではない。

仕事で忙しい彼には、相当前から予定を伝えておけばちゃんと空けてくれることはわかっている。なので、一緒にしたいことはかなり前もって伝えればいいだけだ。

春に乗れなかった小さな舟のクルーズも、今回お盆前にタイ料理を舟の上で食べるというクルーズに姿を変えて実現しそうだし。秋に彼が地味にライブ申込に挑戦しているMAN WITH A MISSIONのライブをついで抽選申込していたら偶然にも当たったので伝えたら、仕事やる気出た、と言って喜んで一緒に行くつもりでいてくれている。6月に行った野球観戦だってそうだった。

わたしの希望はひとつだけ。これからもずっと一緒にいたい、ただそれだけだ。これが確約されてわたしが安心できるようになったら、彼に対する愛情は変化するのだろうか。


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