わたしのサックスのルーツ、土岐英史氏

ジャズサックスプレイヤー土岐英史が永眠

衝撃過ぎた…。2019年夏の「腸炎」でのご入院は別の意味があったんじゃないかと、今更ながら振り返る。

ファンになったのは高校3年のころ。佐藤竹善さんのソロカバーアルバムで衝撃を受けたアルトサックスの音だった。ちょうどチラシが挟み込まれていてそこから「土岐英史」をたどる旅が始まった。26年間。

生演奏のLiveに行けたのは2019年年末。恒例の京都ライブスポットラグ。2020年は結果的に配信ライブのみとなってしまった。まだ聴けると思っていたのに。

土岐さんに憧れてサックスを始めた。それぐらい影響を受けたアーティストはほかにはいない。

娘さんがいることを知り、娘さんのジャズアルバムももちろん聞いた。

5月に発売されたCDを引っ提げてライブに行ってサインをもらおうと思っていたのに…。

山下達郎ファンになったのもきっかけは土岐さんだった。土岐さんの参加がラストだった山下達郎のライブもギリギリ人づてで行けた。それはそれで鳥肌が立ったのを覚えている。

越智順子さんが亡くなったときも衝撃だったけれど。今回もちょっと何も手につきません。ひとまずこの演奏もすごすぎるので最後に。