定年退職後の生き方を模索する50代働きウーマンが複業スクールを受講してみた
ライフシフトラボさんの「45歳からの実践型キャリア自律スクール」を受講した感想です。複業スクールがどんな感じか知りたい、受講してみようかなと考えているの方の参考になればうれしいです。
ライフシフトラボは、人生後半のキャリアに活路を切り拓く複業・社外越境のパーソナルトレーニング。プラス10万円の余裕と今後30年の働きがいを、60日で。
・60日間で複業・社外越境デビュー率95%
・採用率3%のトレーナーがマンツーマン伴走
・強みの棚卸しから案件獲得ノウハウまで網羅
受講したきっかけ
複業したい理由は、お金をもっと稼ぎたいということよりも、定年など気にせずに、ずっと楽しめる仕事をしていきたい、誰かの役に立ちたい、社外のネットワークをつくりたいということです。50代に突入して、定年後をリアルに想像するようになり、そろそろ準備しなければと焦っていました。老後やることがないと認知症まっしぐらになってしまう。そんなことを考えていたところ、タイミングよくライフシフトラボさんの広告がスマホに表示され、すぐに個別説明会に申し込みました。
個別説明会後、3日以内に入会すれば入会金5万円が無料になるとのこと。もしこれを逃せば、絶対に申し込まない自信があるので、すぐに受講を決めました。もしハズレだったとしても、失うのは受講料の約30万円だけです。うまくいけば、楽しい定年後の生活や生きがいが得られるかもしれません。やるかやらないか迷ったときには、とりあえずやる方に寄せる主義なので、あまり迷いませんでした。
どんな内容だったのか？
全8回のセッションを60日以内に受講しなければいけないことになっていますが、忙しくてなかなか時間が取れない事情があれば、多少延長してもらえるようです。私はフルタイムの会社員なので、複業に使える時間があまりないけれど、時間がなくても楽しめる複業があれば、ぼちぼちやっていきたいという希望を最初に伝えました。トレーナーさんは、そのような希望に沿って、できそうなことを提案してくださいました。
全体の流れ
１回目はオリエンテーションと今後の進め方のすり合わせでした。なぜ複業を始めたいと思ったのか、複業を通じて実現したいことなどについてヒアリングを受けました。
2回目は職務経験の棚卸しをしました。新卒から現在に至るまでのキャリアを振り返り、達成してきたことの中から複業の種を探しました。
3回目は、人生経験の棚卸しです。これまでの人生経験で築いた価値観を深掘りしました。トレーナーさんが聞き上手なので、気持ちよくおしゃべりするうちに、自分が当たり前だと思っていたことが複業の種になるということに気づかされました。
3回目までに複業のテーマが本業でやっているサステナビリティ推進と、時短・効率化のコンサルに絞られ、4回目以降は、具体的にどのようなことをやっていくのがよいか、どのようなオンラインプラットフォームが活用できるのかなどといったアドバイスをいただきました。また、プロフィールやビジネスネームもつくっていきました。
受講してよかったこと
受講するまでは、自分のどのようなスキルが複業に活用できるのかが分かりませんでした。複業に役立てられそうな資格は英検1級くらいでしたが、そこは完全にスルーされ、トレーナーさんが関心を示されたのはちょっとマニアックな私の生活習慣でした。自分にとっては当たり前のことが、他の人には面白いと感じてもらえることが発見でした。
また、どのような戦略で、どのようなツールを使って、どのようなアクションを起こせばよいのか、具体的に教えていただきました。
まとめ
約2ヶ月間の全8回は、あっという間に終わりました。私の場合、とりあえずこのnoteを始めたことが複業への第一歩ですが、この先複業につながるかどうかは正直まだ見通しが立っていません。それは自分の行動次第ですが、受講期間が終わるとトレーナーさんの後押しが急になくなるので、かなり自分自身の意志が強くないと難しい気がします。
とはいえ、自分の隠れた強みを他人目線で確認でき、自分の得意を活かせるところにマーケットがあるのか、どのプラットフォームを使えば、見込み顧客に出会えるのかといったアドバイスがいただけることは、この複業スクールが提供する価値だと思います。自分のレベルではダメなんじゃないか、と言うメンタルブロックを外してくれる効果も大きいです、
安くはない受講料ですが、複業が実現するかどうかは受講後に独り立ちして羽ばたいていけるかどうかにかかっているのではないかと思います。現在、受講生を対象にしたコミュニティを準備中とのことなので、それが実現すれば励まし合う仲間とつながれるのではないかと期待しています。
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