You complete me(君が僕を完全にする)
大きな成功をおさめる人が、ふと「何かが足りない」と気づいたら、すぐに実行しましょう。
「ザ・エージェント」を20年ぶりに見ましたが、そのことに気づかせてくれる良い映画でした。正しい発音は「ザ」ではなく「ジ」なのですが・・。
ヒーロー役ばかりのトム・クルーズですが、ここでは、弱い立場に追い込まれ、感情をむき出しにする、貴重なヒューマン映画とも言えます。
あらすじをざっくりいうと・・。
敏腕スポーツ・エージェントだったジェリー(トム・クルーズ)は、商業主義で暴利をむさぼる会社のやり方に疑問を持ち、意見書を提出するがあっさりとクビになる。多くのクライアントは離れて行き、落ち目となった彼は、子持ちのバツイチ女性ドロシーと関係を持ったが、最初は誠実さゆえに、そして責任感から結婚する。彼の「自己犠牲的な愛」に気づいたドロシーは、重荷になるまいと自ら身を引こうとする。しかしジェリーは、あることをきっかけに、「本当の愛」に気がつく。
映画後半でのジェリーの言葉 「You complete me(君が僕を完全にする)」 は、どんな成功も、ひとりでは意味がないんだということを再認識させてくれました。
ひとりパソコンで映画を見終わったところで、(涙を拭いて)すぐに家族のところへ行きました。少し冷めていた家族関係を修復できたかどうかは疑問ですが、家族がいるだけで、ほっこりと安心できました。
皆さんにも喜びを分かち合える人がいますように。 この映画に、そしてトム・クルーズに感謝。
(おわり)
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