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"頑張っている自分に酔ってはいないか?”
反省を通じて見える競技への取り組み方
シーズンも徐々に始まり、指導をしている高校生は都道府県大会を終え、
中学生は夏の通信・総体に向けての出場権を得るために日々トレーニングに励んでいる。
一昨年の夏頃から、小学生だけでなく中学生も継続的に指導するようになった。競技を頑張りたいという子も増えてきたので、今年から試合毎に報告と反省を送ってもらっているが、これが面白い。課題が明確になっている子、
「本気の遊びが本気の子供を育てる」〜Accel Kidsの歩み〜
クラブの活動紹介
2012年、社会人の陸上競技クラブ「Team Accel(現:Accel Track Club)」を創部しました。様々なライフスタイルであっても陸上競技に関われるような場所を作りたいという思いが創部のきっかけです。翌年の2013年には、ご紹介させて頂く「Accel Kids」という地域(千葉県習志野市)の小学生を対象にしたクラブを立ち上げました。キッズチームもこの秋で10年
春から社会人アスリートになる皆さんへ
ようこそ、この終わりのない深淵の世界へ。 少し前からこの世界に飛び込んだ一人として、仲間が増えることが大変嬉しく思います。 私やチームメイトが経験してきたことを少しシェアさせて頂き、何かの役に立てばと思います。
①生活環境を整える。
まず皆さんが4/1になり、やるべきことは生活環境を整えることです。たとえ慣れ親しんだ土地で新生活をスタートさせようと、新生活でのストレスはどんな環境でも絶対に
共通言語と動作の習得
共通言語の目的とは?
昨年の夏頃から、共通言語の段階について考えるようになった。それは、指導をする中で、「この子はどれくらい理解してくれているのか?」「どの程度体現できている/しようとしているのか」と共通理解を深めていった先に共通言語が生まれると感じたからだ。引いては、この共通言語によってパフォーマンスを高める動作・スキルを習得してくことに繋がる。
「共通言語」はスポーツ限らず、ある集団
”偏見”を自認する。
僕には偏見がある。
今回のインドの旅をはじめ、自問し認識する瞬間が時々訪れる。言葉だけが先行するとネガティブだが、これを認識することで自身の行動や思考を省みることができるのではないかと考えている。インドの話を掘り下げていくために、このタイトルにした。
インドのスポーツ文化については、こちらにまとめているのでご一読を頂きたい。
スタジアムの外の世界
今回の訪れたカリンガスタジアムは大きな
Road to INDIA
<第1回>祖国(仮)へ向かう コロナの影響もあり、実に5年ぶりの海を渡りました。向かった先は、私のソウルフード生み出したCurryの国 インド。血液の1/3はCurryな私にとって初の渡印ながら、何かしらのシンパシーを感じずにはいられませんでした。
という冗談はさておき、チームメイトの大矢が一昨年よりJICA隊員としてインドで陸上指導現場にいるということで、インドの実態を見たいと思いお邪魔させ
【2023年振り返り】
先日36歳となり、こないだ30代になったばかりと思いきや、いい大人にならないといけない年齢になってきました。30も半ばを過ぎ、ようやく自分が得意なことと苦手なことがぼんやり見えてきたかなーと思います。
また、無限にあると思っていた行動体力もやや衰えを感じることも出てきたので、まだやりたいことを思い切りできるように身体作りから頑張っていきたいと思います。
2023年7大トピックス①新豊洲Bli
24回目のシーズンイン
朝晩の冷え込みと共に、いよいよ大西のシーズン(=冬期練習)のゴングがなる。反省はたっぷりしたので、それをどのように解決していくかである。自己記録の更新を目指す軌跡を残して置こうと思う。糧にしていくかである。
大まかな方向性はこんな感じ
①足作りとトレーニングの基礎スタミナ作り。
②WTでは仕事量に目を向けた土台づくり。
③200m-300mを12秒0、300m-400mを13秒前半に限り
It's a Small World
バヌアツ人スプリンター帰国
短パンで過ごせた季節から季節が進み朝晩の冷え込み始めてきた一昨日Obedが帰路についた。昨日、母国に無事に帰国した連絡がきて、この2ヶ月間のバヌアツ人スプリンターとの合宿も終幕を迎えた。本当の終わりを告げた。
改めて関わってくれた皆さんには心から感謝を申し上げたい。
大西English炸裂の日々
さて、初めての留学生の受け入れということでてんやわんやす
2023年シーズンの振返り
長いようであっという間のシーズンが終わった。
運命に決着をつけるべきシーズンと覚悟して、冬季トレーニングに挑み充実したトレーニングができた。結果的には届かずという結果だった。
そんな時少し前に見た動画をSNSを思い出した。
結果で言えば、目標未達成であり、失敗である。
しかしながら、動画の通りで「その方法ではうまくいかなかったことがわかった」ということだと思う。
僕の競技は自己満の世
陸上競技を共通言語にする。の一歩目
今年の夏は暑い。9月に入ってもまだ暑さが残る。
アジア選手権に、世界陸上。たくさんの興奮を届けてくれた。名勝負に、好記録。そこに挑む選手、スタッフのストーリーは時間が足りないほどに面白い。
チームとしても96回続く関東選手権で、400mRを39.86の大会記録で優勝。ディフェンディングチャンピオンとして挑んだ1600mRも制し、関東選手権では初のリレー二冠となった。手前味噌ながら、この期間中にメ
一つのことにこだわること。
昨晩、後輩の高瀬慧のSNSの投稿によって少し界隈賑わいを見せている。これまでアイデアベースで話していたことがこうやってリリースされる本当になったんだなと他人事のようにも思う。
役不足ではあることは百も承知の上で、ここまでのストーリーと心境を書き残しておこうと思う。
高瀬慧との出会い。
高瀬(敬称略)との出会いは2007年の春である。僕が彼の一つ上の大学の先輩にあたり、新入生であった彼の世話を
陸上競技の価値について考える
なぜか書かないと行けないという思いに駆り立てられたので、書いてみようと思う。(そんな思いになってから早2週間が経とうとしているが…)
かれこれ陸上競技に関連することを生業にして10年が経つ。社会人クラブの運営、東京と千葉を拠点とするスクールの運営を主に行なっている。自ら走ることもあれば、走ることを教えることも、教えてもらうこともある。様々な経験をどのようにカタチにしていくか。想いは変わらずとも立
OTT1500mを終えて
OTT初参戦
福男や400mトライアルでは参加したことがあったが、今回初めてOTTの1500mに参加した。何度か出ようと思った機会はあったのだが、仕事やコロナの影響もあり出場する機会はなく初参戦となった。会場などの雰囲気は言わずもがなだと思うので、なぜ1500mに出ようと思ったかと書いておこう思う。
長距離耐性ができた中学時代
中学時代に東葛駅伝という地域では最大級の1区間平均3km、10区