台湾の母乳育児関連を紹介
こんにちは、ACCESS TAIWAN の Tommy です。
日本人が台湾に来る時に、おかしいなと思うところを紹介します。
※弊社の本業は 台湾・香港・シンガポールでのリピート通販サービス、
フルフィルメント(運営代行)、3PL (物流代行) を提供しています。
よろしくお願いします。
前半は「台湾の坐月子文化を紹介」を紹介しました。
台湾独自の坐月子文化があります、昔から流れてきた習慣です、
台湾人はすごく月子に対するこだわりがあります。
今回からは関連の話題、「母乳育児関連調査」をシェアします。
雑談
雑談①:台湾の迷信
台湾では寅年が「凶年」であると考えられています、
虎は最も凶暴な動物で、それに関する迷信から禁忌が生まれました。
十二支の内、寅年で生まれた人に対する多くの制限が課せられます。
縁起がいい伝統的儀式は参加できない、もしくはさせないことです。
例:結婚式、新郎新婦の部屋を入らせないことなどです。
※寅年の人と辰年の人と一緒に参加できます、
※理由は辰の人が寅の煞気を解消できると言われています。うん
また、寅年に結婚することは縁起悪いこととされ、両親からやめるように進められることがあります。
最後に、十二支が虎の子供が反抗的と言われ、
多くの親が虎の赤ちゃんを産みたくないと考えています。
一方、辰年には特別な意味があり、中華圏の文化シンボルである龍は、王室、権力、富を象徴しています。
一部の人たちは、辰年に生まれた「龍の子」が他の干支の子供たちよりも成功する傾向があると考えています。
でもこちらは全然根拠がないことです、主に親たちの「望子成龍」の期待によって引き起こされたことです。
※望子成龍の意味は、息子が龍見たいな成功、「息子の出世を願う」ことです。
実際のデータを見てみましょう。
1998年は確かにこんな傾向でした。
でも2010年ではなく、2009年の結婚件数が少ない理由はリーマンショックだと思います。
今はこの迷信が少なくなった傾向ですが、
2022年 寅年で、出生数がもっと少なくなりましたね。コロナの影響もあると考えられています。
以上は今回の雑談です。
母乳育児のメリット
母乳育児のメリットは多いと言われています
ネット上で調べた内容は下記のとおりです。
赤ちゃんの免疫力が強化される
赤ちゃんの成長に必要な栄養素が含まれている
母親の子宮が収縮しやすく、産後の回復が早くなる
母親と赤ちゃんの絆が深まる
です。
データ調査
実際母乳育児の割合を調査しました。
母乳育児の割合
台湾は比較的に完備なデータがないです。
下記みたいにざっくりのデータしかありません。
1960年代では、母乳育児の割合は 94.5%です。
1989年では、産後一か月、母乳育児の割合は 5.4% です。
2018年では、産後一か月、67.2%
産後二か月、62.5%
産後四か月、56.3%
産後六か月、46.2%
以前とすごく多き変化がありました。
僕は 1988年生まれで、当時は粉ミルクでしたね、
1996年僕の妹生まれた時にも粉ミルクでした。
なぜ母乳育児率が大きく変化したのか、下でシェアいたします。
情報元 URL URL2
※ちなみに、2015年日本のデータは
産後一か月、51.3%
産後三か月、54.7% です。
全体としても増える傾向です。
※なぜ産後三か月が増えたことが分かりません。
情報元 URL
母乳育児をやめた理由
母乳育児やめる理由の統計を調べました、2016年のデータです。
62.0% の理由は母乳が足りないからです。
12.6% の理由は仕事環境で搾乳が不便です。
9.0% の理由は自分の時間がないからです。
8.3% の理由は仕事の性質上不都合があります。
6.8% の理由は疲れたからです。
母乳育児することが疲れそうです、
ですから、母乳と粉ミルクで混合育児の方が多いですかな。
情報元URL
産休期間
台湾の規定は
最年少の子供が3歳になる前に、育休が 6か月~2年まで申請できます。
男女にかかわらず、だれでも申請できます。
※2022年1月更新です。
台湾政府から育休機関の補助金があります。
補助金は育休前の6か月間の平均給料 80% で、毎月支給されます。
男や女が育児休業をとる場合には、申請することができますが、
でも補助金は半年間しか受け取れません。
情報元 URL
データ調査は以上です、
次からはなぜ台湾の母乳育児割合が増加理由を調査します。
母乳育児割合増加した原因調査
上記統計データの通り、
1989年の母乳だけ育児の割合は 5.4%です。
なぜそんなに低いのか?
なぜ 1990 年代、母乳育児の割合が低いのか?
原因①:お金持ちの象徴
1990年代の台湾は、社会が豊かになって「粉ミルク=お金持ち」のイメージが定着し、多くの家庭が粉ミルク育児を選ぶようになったんだよね。
粉ミルクは大量の広告で高級品として扱われ、「母乳は貧しい家庭の選択肢」とアピールされました。
確かにありますね、
当時僕子供の時、母乳育児する人は貧乏の印象ですね。
原因②:効果の過剰宣伝
90年代の台湾では、粉ミルクメーカーたちはWHOの規制を無視して、
製品の効能を過剰に宣伝し、
「○○○を添加して赤ちゃんの成長に欠かせない」、
「好き嫌いの多い赤ちゃん向けに特別に設計された」、
「母乳は栄養が不足している」といった、誇張された宣伝や間違った情報を広めて、親たちを引きつけていました。
当時の粉ミルクメーカーは、無料サンプルの配布、KOL や 医師の買収、研修会のサポートなどもよくやりました。
原因③:「望子成龍」のため
中華圏の親たちは、子供が他の人たちに勝つことの願望が強くて、
赤ちゃんがスタート地点で負けないように、母乳を捨ててでも子供に粉ミルクを与えようとしていました。※原因②関連です。
そのために、多くの家庭は経済的に余裕がなくても、粉ミルク育児にしました。
ちなみに、今でも妊婦に対する専用の粉ミルクがあります、
赤ちゃんがスタート地点で負けないように、妊娠中のお母さんから栄養補充!
なぜ 現在台湾の母乳育児割合が増えたのか?
1981年、WHO は「国際母乳代替品販売規範」を定め、粉ミルクの販売制限し、母乳育児を推進しました。
台湾は国際的な流れに沿って、台湾は1990年代から、国際母乳協会の援助を通じて、母乳哺育講座や、妊婦に母乳哺育のメリット、スキルをトレーニングしました。
また政府から粉ミルクメーカーの広告制限しました、
一歳未満の赤ちゃんに向けた販促手段の中で、
「粉ミルクの栄養価値=母乳」または「母乳よりも優れている」と主張することもできなくなりました。
ただし、1歳以上の赤ちゃんは制限の対象外ですので、
新たな販促対象となりました。
心身疲れたママ
母乳育児の割合が増えたことはよいかもしれませんが、
でも台湾はやりすぎる現象もあります。
政府から病院には「母乳育児フレンドリー認証」課しており、
この認証と病院の評価は、健康保険からの収入に関連しています。
病院の評価が高いほど、健康保険の医療給付も多くなります。
帝王切開手術後、傷口の痛みと体力の消耗で、しっかり休みたいと思っていたところ、看護師が赤ちゃんを持ってきて、母乳を与えるように勧めたこともありました。
社会・義理母から「母乳は母の愛情に等しい」という期待の中、母乳育児していない母親に罪悪感を感じさせられ、せっかくの良いことが逆に悲しい気持ちになってしまいました。
情報元 URL
母乳が足りない時の対策
母乳が出ない場合の対策の内、台湾では下記の方法があります。
食べ物
高タンパク質のスープ
例:魚スープ、ピーナツと豚足のスープ、
麻油雞、青パパイヤと肉のスープ、漢方スープ…などです。
牛乳・豆乳・モルトビール(ノンアルコール)・黒ゴマペース…など
漢方のお茶
漢方はすごく多いので、すごくざっくりしか書きませんでした。
結論
以前の台湾は母乳育児率が少ないです、理由は粉ミルクメーカーの「過剰宣伝」と「望子成龍」です。でも近年政府から母乳育児宣伝、母乳育児の割合が増えました、産後一か月で母乳育児の割合は 60% です。
台湾のお母さんが母乳が出ない対策は高タンパク質のスープ飲むことや、漢方茶を飲むことが多いです。
弊社は ACCESS AP TAIWAN、台湾・香港・シンガポールでリピート通販システム提供するサービスです。
僕は ACCESS TAIWAN の Tommy です、34歳独身男子です、
今回の文章ですごく勉強になりました、
女性は子供を産んで、坐月子して、母乳育児して、いろいろ大変なことをしていたことは改めて再認識しました。
もっと近くの女性、母親…などを大切にしたいと思います。
以上です、
文章はすごく長いです、最後まで読んでいただきありがとうございます。
また前半にもあります、「坐月子」に関する紹介です。
興味がありましたら、以下のリンクまでにご覧ください。
https://note.com/access_ap/n/n1769f162fd08
2023/03/28 火曜日 17:43
TOMMY WU
ACCESS AP TAIWAN オフィス
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