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こうしてまた、救えるいのちを、取りこぼす。

今日、とても悲しい出来事があった。
1人では消化できないので、noteに書かせてください。

私は実はもうずっと不眠で、
入眠剤がないと眠れない。

心療内科は信頼のおけそうな病院がちかくになくて
かかりつけの内科で入眠剤をもらっていた。

ここのところ手持ちの入眠剤が少なくなってしまい、
いつもの半分の量で寝ようとしては失敗して
睡眠不足が続いていた。

私の場合、疲れれば疲れるほど、眠れない。

心も身体もクタクタなのに、
いざ娘も寝て、よし寝ようとなると、
頭がぎゅうぎゅう押されるように痛くなって、
目がぎんぎんに冴えて。

どうにか身体の力を抜こうと、
Meditopiaという瞑想アプリを聴くのだけど、
何セッション聴いても、眠れなくなってしまっていた。

じりじり過ぎる時間。

"ああ、明日も5時半には起きたいのに…"
だんだん心臓がどきどきして、
ますます眠れなくなる、そんな感じだ。



昨日は、娘がお昼寝をしなかった。
文字通り1分も休憩がなく、自分時間もなかった。

夕方から眠くなってしまった娘はずっとご機嫌斜めで、
私も主人もくたくた。

幸いにもお風呂をあがってすぐ、
19時過ぎには娘が寝てくれて、
くたくたの主人もほぼ同時に寝た。

私だけが、眠れない。
瞑想で、呼吸に意識を持っていこうとしても、
気づいたら眉間に皺が寄っている。
奥歯に力が入っている。

だめだ、もう薬を追加しよう。
残りわずかな薬を飲み込む。

さらに時間が経って、また追加。

残っていた2錠の薬を飲みきってしまった。
あぁどうしよう。

そしてまた眠れない。

眠れないと、
過去のイヤな出来事、明日やらなきゃいけないこと、
たくさん頭の中をぐるぐるする。

せっかく素敵な出来事があった1日だったのに。
なんで。
なんで。

結局、1時ごろまで眠れなかった。

朝起きて、抑うつ状態がひどかった。

頭もぼんやり霞みがかった感じ。

なんにもしたくない。

幸い主人が在宅で
保育園に送れるというのでお願いして、
私は会社を休んでまた薬をもらうため内科に行った。



内科に着いたころには、
ますますひどい頭重感とうつの波に襲われていた。
死にたい、死にたい、
それだけが頭の中を占めていた。


抗うつ薬や抗精神薬の断薬で苦しんだから、
心療内科に通うことは視野に入れていなかったけど、

「もうだめた。これは薬に頼るしかない。」

と思った。


前々から、ここならいいかもと思う心療内科があった。

眠剤をもらっている内科の近くだった。

もう今日の新患受付は終わっていると知っていたけど、
祈るような気持ちで電話をした。

受付の女性が電話をとった。
柔らかい声に、ふっと気が緩んだ。
ここで助けて貰えるかもしれない、と思った。


「今日の予約は埋まっていると思うのですが、
とても具合がわるくて、みていただきたくて…」
言いながら、段々涙声になってしまった。

女性は、戸惑ったような声で、どのような症状ですか?
と聞いた。

「眠れなくて、抑うつ状態で、なんだかもう、
死んでしまいたいと思って…」
堪えきれなくて涙がこぼれた。


女性は、申し訳なさそうな声で言った。

「当院は、とても小さなクリニックですので、希死念慮があるような方はみることができません。
大きな病院に行かれることをおすすめします。」


私は、ぽかんとしてしまった。
何を言っているのだろう、と思いながら、
「わかりました…」
と電話を切った。


帰宅して、主人がどうだった?と聞いてくれたので
死にたいと言ったら断られたことを話した。

「電話を切った後に、ほんとうに私が死んじゃうとか、
思わないの…?
なんのための、心療内科なの…?」

言いながらどんどん涙があふれて、
主人に抱きしめられながら子供みたいに泣いた。

私には、抱きしめてくれる主人がいたからよかった。
もちろん死なない。

でも、そうじゃないひとは?

死にたいと泣いている人に、
そういう方は大きな病院へと言われて、
その病院の情報を提供するでもなく
電話を切られる。

もしその人が帰るのが、
誰もいないひとりぼっちの部屋だったら。

救えるはずの命を、
たった今取りこぼしたんじゃないのか。


受付の女性には、非はないのだと思う。

病院の方針がそうなのではないかと思う。

でも、そんな方針、くそくらえだ。

救える命を救おうともしない場所が、
心療内科だなんて謳っていいのか。


わざわざネットに悪いレビューなんて書かない。

でもあまりにも悲しかったから。

noteで吐き出させてもらいました。


すこしだけ寝て、すこしだけ元気になった。

明日会社に行けるほど元気になれるか
まだ自信はない。

でも、あと1時間と少しで娘は帰ってくるし、
そしたらまたママの役割が待っている。


やれるのかな。
やるしか、ないかな。



本を書きたいという夢。
生きづらさを抱えた人を、救いたいという夢。

近づいたかと思えば遠ざかる。
私自身が、まだこんなにも生きづらい。

いつか成し遂げられる日はくるのか。

くると信じたい。


暗い内容でごめんなさい。

これまでnoteには、
できるだけ前向きな言葉を綴りたいと思ってきたけど、
今日はありのまま書かせてもらいました。


ここまで読んでいてくださった方がいたら、
ほんとうに、ありがとうございます🍀

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