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毎年恒例 振り返り兼2022年のお薦め本5冊を選んでみる!!

お疲れ様です
完全に出遅れましたが あけましておめでとうございます

昨年一番のトラウマは犬に頭皮を舐められたこと 河童の太郎です。


本に関しては

2022年は「絵本」多めに読む! 
と決めていたのに10冊もいかなかったな
と反省、、、。

いつも哲学やミステリー小説が主なんで

今年こそちがうジャンルに読み耽りたいなと思ってます!

昨年同様、2022年に読んだ本の中で
「これは印象に残った!!」
「これは読んでほしい!」
と個人的に思った5冊を選んでみました〜

(1)自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

【自覚しにくい心の疲れを減らす生き方を】
「体は元気なのに何もしたくない、、、」

「そんな疲れることをしてないのにかなりの疲労を感じる、、」

こんな経験をしたことはないだろうか?

十分に寝てるし、リフレッシュもしてる、
ちゃんと食事もとっているのに

なぜか「心」の疲れがとれてない、、、

もしかしたらそれは、
日常生活で自覚してない「ムリ」が蓄積しているのかも。

これを放っておいて、
「自分は大丈夫!!」と思っていると

うつ状態になるかもしれない、、、

本書は陸上自衛隊教官の著者が、
「疲労のコントーロール」方法を

「ムリ」「ムラ」「ムダ」
の3つの切り口から解説。

「内容が少し難しい、、」と感じる方は、
同じ作者が出している

「とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?」
から読んでみても良いかと〜。

<お薦めの人>
●ちゃんと休んでるはずなのに疲れがとれてない人
●怒りっぽっかたり、すぐ不安になる人
●部下や周囲の人間の「ムリ」を防ぎたい人

(2)差別感情の哲学

【差別感情が強い=「正常だと思われたい欲望」が強い】
本書は社会的問題になっている「差別」だけでなく、

学歴・人の容貌といったささいな「差別」がどうやっておこるのかを説明した一冊。

他人に対する不快・軽蔑といったあらゆる悪意がなくなれば社会は本当に平和になるのか?

人を嫌いになったり、人を苦手になる感情は普通なのか?

日常の自分の振る舞いや自分の持っている考えを一度壊される本でもある。

私が印象に残ったのところして

最終章の差別感情を説明した上で、
「じゃあ、どうしたらいいのか?」の部分で

「他人が見えなくなる瞬間」を警戒する(p208)というところ。

例えば、
人から感謝され至福で満たされている時などは
自分が「高み」にいて、自分の世界に入り込んでいて他人を忘れている

本書を読み終わった瞬間は何も発言をできなくなってしまった、、


<お薦めの人>
自分は絶対に差別はしない!!と思ってる人
●自身の中にある否定的な感情と思いっきり向き合いたい人
●人に嫌われたくないという願望が強い人

(3)夢はどうしてかなわないの?

【夢はいつでもあなたの近くにある】
「野球選手」「パティシエ」「昆虫博士」
とそれぞれの夢を持った少年少女が


夢を叶えるために、ショーキョク、オクビョウー、モーソーといった様々な悪魔と戦い、

悪戦苦闘しながらも立ち向かっていく物語。

結論から言うと、
3人全員が子供時代の夢が叶ったわけではありません。

しかし3人の夢が終わったわけでなく、新たな「夢」に向かって努力していく。

私の「絵本」のイメージは、
読んだ後に「夢」や「暖かな気持ち」
を与えてくれる本、と言う印象が強いため,

ここまで現実や夢を叶える大変さを突きつける絵本は初めてだった笑

大人の方が読んでもグサグサくる一冊ですが、
夢や目標、そして「なりたい自分」を忘れてしまった人には「心の活力」になる一冊です。

<お薦めの人>
●「なりたい自分」を思い出したい人
●お子さんと一緒に「夢」について考えたい人
●前向きな心を取り戻したい人

(4)読書について

【本は読んでも埋もれるな!!】
学生時代に色んな自己啓発を読むだけに満足していた自分に贈りたかった一冊。

この本は冒頭から
「読書とは自分の頭でなく他人の頭で考えること」

「読書」という行為を否定してるような発言から始まる。

他にも「多読に時間を費やす人は自分で考える力を失う」などの表現が書いていて

「読書ってしないほうがいいの??』
と思ってしまう表現が冒頭に多い笑

でも、実際は「読書」を否定しているのでなく
●本をいかに読まないか
●重要な本は続けて2度読む
と後半では読書するときの心構えを述べている!!

読書に行き詰まってる方、
一度本書で「読書」を見直してみませんか?

<お薦めの人>
●多読してる割に知識が身についた気にならない人
●読書に対する心構えが知りたい人
●知識のしもべになってる人

(5)迷路館の殺人

【何度も何度も騙される】
十角館、水車館に続く館シリーズ。
推理作家界の巨匠・宮垣葉太郎に招かれた4人の作家が、

「迷路館を舞台とした、自分が被害者となる殺人事件」をテーマに、莫大な賞金をかけて競作し始める。

しかし、迷路館で作家たちは次々に殺害される。自分たちが書いた小説になぞられて、、、という内容。

率直な感想は
「これ犯人わかる人いるん?w」
「完全に騙された」って感じ。

勿論、各所でヒントがあり消去法で絞られるかもしれないし

見立て殺人で「何のためにしたか?」
と追及したらわかるかもしれないが


登場人物の名前を見て性別がわかる人はまずいないんじゃないかと笑

十角館もそうだがこのシリーズは文字・名前から受ける衝撃がでかい笑

<お薦めの人>
●予想できない展開を期待してる人
●クローズド・サークルが好きな人
十角館をすでに読んだことがある人


以上5冊を今回は選んでみました!!

2022年は人にも本にも「縁」に恵まれたなと実感しています、、

たまたま寄った図書館で気になっていた哲学書に出会えたり

たまたま知り合いのシェアハウスに行ったらお話を聞きたかった方と話せたり

たまたまクラファンで支援したお店が行きつけの店になったりと、、

本当に「偶然」の出会いが多い年でした。

2023年は本も自身の行動も

「やらないこと(読まない本)」を決め

自分の行動を少しずつ絞っていきます!

今年もよろしくお願いいたします!


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