見出し画像

SEがうつになったお話 vol.2 休職前の心身状態について

■はじめに

以前、私がうつ病になった経緯を記事にしました。
今回は休職前の心身への状態についてまとめていきたいと思います。

同じような境遇の方の”気づき”になれば幸いです。

■肉体面

▼胃痛
ご飯どころか、ウィダーinゼリーでさえも激痛で飲めなくなっていました。胃の中には入れられるのは、水筒に詰めたカルピスだけ・・。

胃カメラ検査も受けましたが、
「胃はさほど荒れていないですね。正常です」
との診断。結果、過剰なストレスが原因であることがわかりました。

胃カメラ検査して異常がなくても、胃痛が続く場合はメンタルクリニックの受診をお勧めします。

▼関節の痛み
自律神経に問題が発生したのか、高体温時のような関節の痛みが発生しました。

▼頭痛
時々、頭をガツーン!殴られたような痛みが襲う時がありました。

■精神面の影響

▼喜怒楽の欠如
喜怒哀楽という言葉がありますが、そのうち哀以外が欠如しました。

理不尽な出来事もあったので、元気な時は状況に怒りを感じていたのですが、追い込まれたことによって怒りを感じる暇さえ無くなりました。

そして、嬉しさ、楽しさも全く感じなくなり、自分の存在意義がわからなくなっていきました。

▼自責の念に駆られる
仕事がうまくいかないことについて、自分の責任だと思い詰めていました。

今思うと、自責ではない部分もあったのですが当時はそのような考え方はできず大変苦しみました。

▼涙腺がゆるむ

なにげない会話の中で、
「しっかりしてよリーダー」
と冗談で言われることがあったのですが、冗談だとわかっていたので、
「勘弁してくださいよ~。もう本当限界ギリギリっすよ~」
と返答しつつも、涙が出てくることがありました。

悲しいという感情は場面でも何故か涙が出てきてしまって、自分でも何故涙が出ているのか理解ができないことが多く、隠すのに必死でした。

■まとめ

まとめてみると精神面での状態変化は他者でも気づけるもののような気がしました。

私は気づかれるのが恥と考え平常を装うとしたのですが、今考えてみればそれは間違いだったのかなと思います。

多くの人が自分の弱さを外に出すのは躊躇すると思いますが、うつ病に関してはそれが更なる悪化を招く原因になるかもしれません。

私と似たような症状の方は、家族、親しい友人などに相談したり、メンタルクリニックの受診等を検討してみてください。

頼るのは申し訳ないと思う方も居られるかもしれませんが、治った後に恩を返せばいいと私は考えています。

苦しい時は無理せず、苦しい気持ちに抗わずに身体や心を休めることを優先しましょう。