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東野圭吾「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」

この人は人生をリノベーションするつもりだ――亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。果たして嘘をついているのはどちらなのか――。謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。その”マジック”は謎解きのための華麗な武器。全貌を知る時、彼女たちは何を思うか。そして、どう生きていくのか。

Amazon本の説明より

前作品「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」で登場した、元マジシャンとその姪(前作品主人公)が再び登場する作品。

前作品とは異なり、今回の作品は短編作品が複数ある構成なので、気楽に読める作品です。
しかし、その短編作品の登場人物が、他のストーリーにも出てくるので、繋がりを楽しみながら読めました。
最初の章が短いな、と思っていましたが、最後まで繋がっていました。

これからもシリーズ化されるのかな?楽しみ。


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