アカリク式PBL 2017:第5回開催レポート【テルモ株式会社篇】/博士と企業の相互理解を深めるため 博士課程学生に「博士採用」のコンサルティングを体験してもらいました #博士の選択
※記事の内容は掲載当時(2017年)のものです。
「博士の選択」運営事務局の吉野です。
先日9月30日(土)に第5回「アカリク式PBL」を実施しました!
今回は10名の博士課程在籍学生にご参加いただき、アカリク新入社員3名も交え て、採用課題に取り組んでいただきました。今回の題材企業である医療機器メーカーのテルモ株式会社は複数分野の研究者のチームワークによる医療機器開発を 数多く行っているため、幅広い分野の学生に興味を持っていただけたようです。
第5回の題材は「テルモ」の多分野学生へのアプローチについて
第5回アカリク式PBLは、アカリクのオフィスで開催しました。今回のPBLは テルモから「いかにして幅広い分野の博士に複合分野の連携が不可欠な医療機器開発の魅力を知ってもらうか」という問いが出され、博士としての視点だけでな く、多様な分野からの視点や意見が求められる課題となりました。
ご参加いただいた10名には分野を超えて4名と3名のチームに分かれていただ き、そこにアカリクの新入社員がメンターとして1名ずつ入って、課題に取り組んでいただきました。医療機器メーカーと言えばバイオ・医学系のイメージが先 行する中で、複数分野の知識や技術が組み合わさって医療機器が開発されていることをどうすれば幅広く博士に認知してもらえるか、現役の学生同士大いに意見 を出し合い、アイディアを練っていたようです。
企業と博士の相互理解
アイディアを生み出すためには、テルモが何に困っているかを見つける必要があり、3チームそれぞれの切り口を持ったヒアリングが行われました。真剣さゆえに、時間を忘れる程の熱中具合を見せました。
また提案を磨く段階ではアカリクの人事も各チームを回り、参加者の皆さんが出したアイディアに人事の視点からアドバイスが送られ、どのチームも各々の施策を仕上げていきました。
グループワーク発表
全チームともに白熱したグループワークの時間はあっという間に過ぎ、3通りの提 案が出来上がりました。3チームの案とも、専門の異なる博士の学生だからこその考えが満載でした。
こうした提案に人事の方も大いに興味を持ってくださり、 活発な質疑応答が繰り広げられました。学生の参加者にとっても、テルモの人事の方にとっても大きな刺激になりました。
(「博士の選択」記事より転載)
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