会社とは何か?→成長できる場!→成長とは何か?
アカデミーヒルズの会員制ライブラリーでは、メンバー主体の活動としてメンバーズ・コミュニティ(略して、MC)があります。
現在6つのMCが活動を展開していますが、今回は「個人事業研究会」の5月に開催した定例会(第152回)の内容を紹介します。
テーマは「そもそも会社とは何か?」でした。
個人事業研究会の代表の木村尚義さんは、3つの企業に3年、10年、10年の23年間勤められた後に、個人事業主として約14年間活躍されています。
個人事業主として独立された時期とほぼ同じくして、「個人事業研究会」のMCを立ち上げられました。
木村さんは個人事業主として働かれつつ、個人事業研究会を主宰されることで「個人事業とは何か」を客観視されていたのではないかと思います。
5月2日に開催された定例会では、「そもそも会社とは何か?」という基本的な問いがテーマでした。
ただ、この問いに対しては、長らく会社に勤務している社会人に尋ねても、10人が10人とも違う答えが返ってくるのではないでしょうか。
定例会でも、下記のような様々な答えが出てきました。
生活費を稼ぐ場
人間としてつながりたい場
やりたいことが出来る場
より良く生きるための1つの手段・選択肢
成長できる場
そこで、木村さんへ「成長」について尋ねてみました。
成長とは何か?
「成長や成功という言葉は、昭和の時代は分かりやすかった。偏差値や企業の大きさ、出世など社会的にある程度統一された“ものさし”があったから。しかし今は、多様な価値観のもとで“ものさし”が多様になり、何が成長かは人それぞれではないか。」とのこと。
自分なりの“ものさし”を見つけるには?
まずは、“なりたい自分”、“目標”を設定することが重要ではないか、という話になりました。
しかし、「適切な目標を設定することも難しいよね!」という木村さんからのコメントがありました。
では、どうすればいいの???
木村さんからの推薦は『Issueからはじめよう』(安宅和人, 英治出版, 2010年)でした。この考え方を用いて目標を設定すると良いのではないか、とのことです。
もっとシンプルに成長を実感するには・・・
とは言っても、「目標設定の段階でくじけてしまいそう!」と、泣き言をお伝えしたところ、素晴らしいアドバイスを頂きました。
「1年前の自分の比べて、変わった点を見つけられれば、それが成長という考えが良いのでは!!」
これであれば、私でも成長を実感できそうです。
木村さんの専門は“発想法”
木村さんは、30年以上研究していらっしゃる「既成概念にとらわれずにアイデアを発想する思考法」を研修として企業に提供されています。
アカデミーヒルズでも何度かお話をしていただいてます。
代表的なところでは、遊ぶだけで頭がよくなる強制発想ゲーム「フラッシュ@ブレイン」を考案されています。
一方で、日常の中で簡単に発想を変えることもできるそうです。
例えば、「出社する時間を変える」、「通勤ルートを変えてみる」など、ちょっとしたきっかけで新しい情報がインプットされ、それの積み重ねで発想が変わるとのことです。
日常の中の非日常を創ることでしょうか!
そのお話をお聞きしたときに、「アカデミーヒルズの活動は、正に日常の中の非日常を創っているのだ!」と実感しました。
館内に並ぶ書籍を眺めたり、六本木ヒルズの49階・アークヒルズの37階からの眺望を楽しんだり、ライブラリーで行われているイベントやMCに参加することは、正に日常の中の非日常的体験だなと思いました。
固定概念を打破するためにも、是非アカデミーヒルズを活用してもらいたいなと思っています。
アカデミーヒルズ 熊田ふみ子
#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #フラッシュ @ブレイン #Issueからはじめよう #成長 #会社
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