デザインとは“良いところ探し” -デザインについての勉強会-
11月26日に開催したメンバーズ・コミュニティ(略してMC)「デザインについての勉強会」のテーマは、「写真を使うデザインのコツの基礎知識」でした。
「デザインについての勉強会」を主宰されているデザイナーの鈴木一好さんから、ちょっとしたコツを伝授いただきました。
12月は、クリスマスカードや年賀状など写真を使ってデザインする機会が増える時期ですね。下記サイトで当日の資料をご覧いただけます。是非参考にしてください!
1, 写真の扱い
画像の選び方や加工方法などをご紹介いただきました。
2, コトバの入れ方
コトバの配置方法、漢字にするかローマ字にするか、フォントはどうするかなどにより印象が大きく変わります。
3, 用途
用途が違えばメッセージの伝え方も変わってきます。またwebサイトでは、デバイスにより見え方が違ってきます。パソコンは横長、スマートフォンは縦長など。
メッセージを伝えることを、鈴木さんはキャッチボールという表現をされていました。相手が受け取りやすいボール(情報)を投げることが重要だということですね。
4, ストーリーをつくる
最後はストーリー作りです。
このストーリーがあってこそ、画像の加工や編集が生きてきます。まずは「自分が何を伝えたいのか?」がスタートですね。
定例会の締めくくりとして、鈴木さんは「デザインとは、良いところ探し」というお話をしてくれました。
こちらの画像の下方の2枚をご覧ください。
各々の一番左の画像は日常的な風景で、ある意味特徴がない画像です。それをトリミングをしたり、コトバを追加することで意味をつくっている良い例だと思います。
これが正に「デザインの力」だと思いました。
改めて、鈴木一好さんのデザイン会社のwebサイトを拝見したところ、以下のコトバを見つけました。
鈴木一好事務所は、デザインやデザインの考え方を使って、企業戦略・広報戦略・ブランド開発・新商品新サービス開発などを企業と一緒に考えながら具体的にさせる事務所です。
クリエイティブ(デザインの制作)は得意ですが、クライアント企業の良いところを発見することは、もっと得意です。
「デザインとは良いところ探し」というメッセージに、鈴木さんのデザインに対する信念・想いを感じました。
同時に、デザインの本質に触れた瞬間でした。
アカデミーヒルズ 熊田ふみ子
#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #デザイン #画像 #編集
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