見出し画像

2023年、注目の国は?地域は?

メンバーズ・コミュニティ「ヨーロッパ旅行研究会」(略して「ヨロ研」)の2023年最初の定例会が1月15日に開催されました。
「2023年に注目したい国」をテーマに情報をシェアしました。話題にあがった国や地域を紹介します。

イギリス・ロンドン

最初はイギリスです。
70年という歴代最長の期間、英国君主として務めたエリザベス女王が亡くなられ、チャールズ国王へ変わった後のイギリス、ロンドンについて、何が変わったのか、何が変わっていないのかを知りたい!とのことです。
エリザベス女王の肖像が印刷されているポンド紙幣が当たり前と思ってしまいますが、2024年半ばにはチャールズ国王の肖像画の紙幣が流通するそうです。
海外にいる私たちには、直接に変化を感じることは難しいと思いますが、徐々に変化が見えてくるのでしょうか。

また、コロナ前に渡英したメンバーは、「時計台、ビッグ・ベンの鐘を楽しみにしていたら、工事中で寂しかった。工事は終わっているはずだから、改めて鐘の音を聞きたい!」というコメントもありました。

ちなみにビッグ・ベンは、2017年8月から過去最大級の改修工事が行われていましたが、2022年11月13日に約5年ぶりに鐘の音がロンドンの街に時を告げ始めたそうです。

フランス・パリ

次は、フランス・パリです。
ロンドンからは、ユーロスターだと2時間15分でパリへ到着します。ロンドンまで来たら、足を延ばしてパリもセットで楽しみたいですね。
(ちなみに、新幹線の「のぞみ」だと東京ー新大阪が2時間30分程度です。そんな近さなのですね。)

ユネスコの世界遺産にも指定されているセーヌ河岸は、歩いているだけでもワクワクしてきますね。
2024年にはパリで夏季オリンピックが開催されますが、その準備で街中に変化が起きているのでしょうか? ちょっと気になるところです。
2019年4月に起きたノートルダム大聖堂の火事から、もう少しで4年になりますが、オリンピックまでには修復を完了すべく工事が進んでいるようです。


ところで、今回初めてメンバーズ・コミュニティへ参加してくれたメンバーのお一人は、建築やデザインを学んでいたということで、フランスには日本人の建築家の作品が多々あると紹介してくれました。
その1つが、大阪万博の会場デザインのプロデューサーの建築家・藤本壮介氏が手掛けたモンペリエのレジデンスです。
写真で見る限りは不思議な建物ですが、南仏のモンペリエまで行って現物を見たくなる魅力がありますね。


アイスランド

今までとはちょっと違う視点で、アイスランドをあげてくれたメンバーがいました。「自然+社会性」で注目されているそうです。
基本情報として、アイスランドは北海道よりやや大きな島で10.3万㎢の面積で、人口は約36万人だそうです。
そして、火山活動により1600万年前に北大西洋に誕生した火山の国です。そのため、地熱発電が約3割、残りの7割は水力発電で補われており、ほぼ100%自然エネルギーによる電力を実現しています。火力発電所も原子力発電所もないとのことです。
そして、社会性という点では、世界経済フォーラムの「世界ジェンダーギャップ指数」が13年連続で世界1位だそうです。
1976年に「ジェンダー平等法」が制定され、1980年には世界初の民選による女性大統領ヴィグディス・フィンボガドゥティルが誕生しました。その後、賃金格差や性別役割分担の是正に取り組み続け、2010年に「クオーター制(割り当て制)」が導入されてから大きく進んだそうです。
小さな国だから出来ることもありますが、2022年のジェンダーギャップ指数が146カ国中で116位の日本は参考にすべき点が多々ありそうですね。

ロシア

最後はロシアです。
ロシア国内の情報が少ない状況において、一般市民はどのような状況にあるのか、本当のところを知りたい!という点であげてくれました。


新型コロナウイルス感染症について、政府の対策本部は今年の5月8日に現在の感染症法の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を決定したとのことです。
ようやく、自由に海外旅行ができる状況になってきました!

今回の「ヨロ研」では、旅行の基本中の基本である観光を楽しむという視点に加えて、建築・デザインや社会性という多様な視点で、「2023年に注目したい国」についてみんなでシェアしました。

2023年、皆さんはどこへ旅行したいですか?

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #ヨーロッパ旅行研究会 #旅 #ビッグ・ベン #ノートルダム大聖堂 #ジェンダーギャップ #クオーター制

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?