「ブラについて謝りたい話」

人生の中で「中学二年生」は様々な歪んだ考え、妄想、奇行が目立つ魔の時期で有名である。この狂気とも言える時期にさしかかった私は妙な焦燥感にかられていた。それは、

ブラのホックをうまく外せるのか？

という内容である。これは女性と付き合い、関係が深まり、そしてついにその夜、日本男児たるもの

ブラのホックは、格好良くスマートに外さなくてはならん！

こうした信条を強く持っていた。いざブラのホックを外すときにマゴマゴ、アワアワして、お粗末な手つきでホックと格闘なんかしようものなら